79
2022.05.03
グリーンプランツの専門店でコーヒーを飲みながらグリーン探し。清澄白河「ザ プラント ソサエティ」
おうちで過ごす時間が長くなり、植物を育てる人が増えています。暮らしに取り入れたいグリーンを探して、アートとコーヒーの街・清澄白河にある植物×自転車の複合ショップへ。 生命力あふれる植物を育て、インテリアに取り入れたいモダンな植木鉢を飾る、2つの楽しみに出会えます。
メルボルン発のショップが提案する、日本での植物の楽しみかた
自転車店のトーキョーバイクが入る3階建ての元倉庫の建物。その2階に出店
オーストラリア・メルボルンで人気を誇るプランツショップ「プラントソサエティ」。都市の暮らしのなかで植物がくれる安らぎや豊かさ、小さな住まいでも楽しめる植物とのつき合いかたを提案しています。 海外1号店を出すならこの街がいいと、選んだのは江東区清澄白河。東京23区でありながら江戸情緒と下町ののんびりとした雰囲気を残し、最近では飲食店やインテリアショップ、アートギャラリーなど、続々と新しいお店がオープンしているエリアです。
初心者にもぴったりの小さなサイズから、存在感のある大型サイズまで豊富にそろう
「“トーキョーバイク”が清澄白河にフラッグシップ店をオープンするタイミングで、私たちに出店しない?と声をかけていただいたんです」というのはプラントソサエティジャパンのストアマネージャー・片田里美さん。「ローカル」を大切にしていることから、あまり店舗を増やさず地域に密着したお店を目指しているのだそう。
日本の住宅事情に合わせた小さなスペースでの飾り方
小さな住まいで活躍してくれるハンギング用の植木鉢や小さめの鉢
店内にはポトスやペペロミアなど生命力あふれる鉢植えの植物から、吊るしたり、窓辺に並べたりした置き方まで、小さな住まいの参考になるディスプレイが充実。日本の室内での生育に向く植物、育て方についても、詳しく教えてもらえます。
オーストラリアの人気デザイナーによるプロダクト
左:やさしい香りのソイキャンドル(3300円〜)など植物以外のアイテムも充実 右上:オブジェのようなフラワーベース(36300円)は、A.C.V スタジオのデザイン
植木鉢や園芸用の鉢は、オーストラリアの陶芸家によるグッドデザインの植木鉢が充実。取り扱っている園芸用品もほとんどがオーストラリアのデザイナーやアーティストによるデザインで、日本ではここでしか取り扱いのないものや、一点もの。好みの鉢は植物と合わせて迎え入れたいですね。 植物のケアからインテリアスタイリングまでが掲載されたオリジナルの洋書も販売しているので手に取ってみて。
コーヒーを片手に大空間でのんびり
1階には、清澄白河がコーヒーの街と呼ばれるきっかけにもなった「アライズコーヒー」のスタンドも併設。フルーティーな味わいが人気です。1階から2階につながる大きな階段は座ってもよく、ここでコーヒーを飲みながらくつろぐ人も多いのだそう。
オンラインでメルボルンとつないでのトークイベントも開催。植物の選び方や育て方だけでなく、お部屋やインテリアとのスタイリングのアドバイスも受けられるのが嬉しいですね。都会の小さなスペースでも、おおらかなオーストラリアの植物を楽しむヒントがたくさん見つけられます。
The Plant Society Tokyo Flagship
ザ プラント ソサエティ トーキョー フラッグシップ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
Tomoko Yanagisawa 写真:Tomoko Arai 編集:ことりっぷ編集部
の人気記事