都心にありながら、森のような庭園の中に建つホテル

2022年11月11日に開業70年を迎える、ホテル椿山荘東京。散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶきなど、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときを過ごすことができます。 また、国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」も都心の絶景として通年楽しむことができます。

1860年創業のお茶の老舗、京都・宇治「辻利兵衛本店」

京都・宇治の「辻利兵衛本店」は、1860（萬延元）年に創業。創業者・辻利兵衛（晩年に辻利右衛門と改名）は、幕末や明治初期の激動の時代に衰退していく宇治茶の改良を実現し、宇治抹茶、宇治玉露を全国に広めていきました。 また6代目社長・辻伸介氏は、京都の宇治に、本物の宇治茶を味わえる今までにないスイーツを提供する茶寮を開設。スイーツの世界でも宇治茶の新しい可能性を拓いています。

宇治茶の世界観を堪能できるアフタヌーンティー

今回開催される「Premium宇治茶アフタヌーンティー」は、毎年好評の「辻利兵衛本店」とのコラボレーション。日本独自の“お茶（宇治茶）の文化”を後世に伝え続けるべく始まり、今年で7回目を迎えます。 アフタヌーンティーでは、宇治茶の世界観を堪能できるメニューを多数用意。アフタヌーンティーと合わせてセレクトした3種の宇治茶と一緒に楽しむことができます。 また、ウエルカムドリンク付きプランでは、旬のシーズンを迎える香り高い「宇治新茶」を特別に用意。新緑シーズンの訪れを、宇治茶の香りとともに楽しめますよ。

ホテル名にちなんだ限定茶葉「椿の白」など、様々な茶葉の味わいを堪能

上段のスイーツでは、奥行きのある薫りと旨味が特長の限定茶葉「椿の白」を使用し、新緑まばゆい庭園に浮かぶ東京雲海をイメージした口どけなめらかな「宇治抹茶プリンと練乳クリーム」や、濃厚で大人の味わいの焙じ茶ショコラ、抹茶ケークなど、茶葉の味わいを活かした4種類が登場します。

中段のスコーンは、定番のプレーンスコーンのほか、焙じ茶とホワイトチョコレートスコーン、宇治抹茶とレーズンスコーンの3種を楽しむことができます。 また、抹茶入りの食パンを使用した鶏とごぼうのサンドウィッチや抹茶のフレンチトーストとシュリンプカクテルでも抹茶を使用。宇治茶の世界観を存分に堪能できます。

アフタヌーンティーに合わせて選んだ宇治茶を

ドリンクメニューは、アフタヌーンティーに合わせて選んだ宇治茶3種類のほか、紅茶約20種類の茶葉から楽しめます。 ＜宇治茶3種類＞ ・京番茶 大きな葉や茎を天日で干し強火の焙煎で仕上げた、スモーキーで芳ばしい香りが特徴の京番茶。香り高い渋みを堪能できます。 ・宇治茶 宇治を代表する「かぶせ茶」へ薫りづけに焙煎した旨みのある柔らかい茶葉を合組。宇治茶ならではの柔らかい旨味と薫りを楽しめます。 ・宇治抹茶入り玄米茶 香ばしい香りの国産玄米に、宇治の石臼挽き抹茶を和えた茶葉を丹念にブレンド。ほっこりする薫りと宇治茶の爽やかな喉ごしが特徴です。

八十八夜の時期に摘んだ旬の「宇治新茶」

ウエルカムドリンク付きプランでは、八十八夜の時期に摘んだ香り高い旬の「宇治新茶」を味わうことができます。八十八夜前後に摘んだ茶葉を飲むと、その1年が無病息災で過ごせるといわれる、旬の縁起ものです。 太陽の直射日光をたくさん浴びて露天茶園で育った上品な渋みのカテキンが贅沢に含まれた清々しい香気の茶葉とともに、アフタヌーンティーを楽しめます。

玉露の香りと苦みを楽しめる宇治茶スイーツ「苔玉」

またホテルショップ「セレクションズ」では、昨年に引き続き「辻利兵衛本店」とのコラボレーションスイーツとして、「苔玉」がテイクアウトで登場します。 玉露の香りと苦みを楽しめる口溶けのよいスイーツで、中に入った金柑のコンポートが絶妙なアクセントに。ショコラのクッキー生地のサクサク感とともに味わうことができます。 予約方法など詳細は、公式サイトをご覧ください。 新緑の季節に、香り高い宇治茶の世界観をぜひ味わってくださいね。