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2022.06.03
ケーキみたいなシュークリームを生み出す、大阪・梅田のシュークリーム専門店「5/5」が話題
持ち運びしやすく、気軽なおみやげや差し入れに重宝するシュークリーム。クッキー生地やデニッシュ生地の中にクリームが入っている姿で親しまれていますが、2021年10月、大阪・梅田にオープンしたシュークリーム専門店「5/5(ゴブンノゴ)」のシュークリームはケーキのような華やかさで話題に。全国で随時ポップアップショップを展開しています。
梅田の茶屋町エリアにあるシュークリーム専門店

「五感で味わう」をテーマに、これまで見たことのないスイーツを作りたいという願いを込めて名付けられた「5/5」。場所は阪急大阪梅田駅から徒歩すぐ、複合施設「NU茶屋町」や「梅田ロフト」など感度の高いショップが集まる茶屋町エリアにあります。

母体は不動産のリノベーションやデザイン事業を手がけるワイズユナイテッド。代表取締役による、異業種だからこそ生まれる斬新なアイデアをパティシエが形にしています。
ケーキみたいなシュークリームが話題

シュークリームのラインナップは常時約10種。そのうちデコラティブな装いのシュークリームは約2種。梅田本店で販売するほか、時折ポップアップショップにも登場します。

Lien584円
Lien(リアン)と名付けられたシュークリームは、チョコレートクリーム、アールグレー風味のカスタードクリーム、バラのエキスを加えたライチ&フランボワーズのジュレの3層仕立て。チョコレートはビーントゥバーにオーダーした、インドネシア産の希少な手摘みカカオ70%を使用し、フランボワーズとカカオニブを飾っています。 ビターなチョコレートクリームにアールグレーの風味が重なり、最後はフルーティーなジュレが広がって後口にバラが香る、繊細な味の変化を味わってください。
シンプルなシュークリームにもパティシエのこだわりを凝縮

生クリームのシュークリーム389円
定番のシュークリームも厳選した材料で作っています。生クリームのシュークリームには、北海道産の乳脂肪分36%の生クリームを使用。手炊きでじっくり煮詰めたミルクジャムを混ぜ込み、エキストラバージンオイルを加えて、まろやかな風味をプラスしています。

左奥がカスタードのシュークリーム388円、右奥がチョコレートのシュークリーム453円
カスタードのシュークリームには、北海道産の特濃生クリームと葉酸玉子を使用し、濃厚かつとろける食感に。インドネシア産のバニラを通常の3倍もの量を加えて、芳醇な香りに仕上げています。チョコレートはLienと同じビターなカカオ70%を使用。粗めにカットしたカカオニブが入っているため、ザクっとした食感が楽しいシュークリームです。
イートインは美しいソースアートが魅力

シュークリーム2個とドリンクのセット1540円。写真はLien、生クリームのシュークリーム、アイスカフェラテ
店内の奥にはカウンターが4席あり、イートインが可能。好きなシュークリームとドリンクのセット販売のみで、シュークリームが1個なら1265円、2個なら1540円、3個なら1870円。ドリンクはコーヒー、ラテ、紅茶、ソフトドリンクから選べます。

シュークリームをプレートに並べ、ソースアートをほどこしてくれるのもイートインならでは。アートはパティシエがシュークリームに合わせて即興で描いてくれるので、どんなプレートで提供されるかはそのときのお楽しみです。
全国でポップアップを展開中

究極のいちごシュークリーム648円
昨年10月にオープンしたばかりにも関わらず、関西を中心に東京にもポップアップショップを展開。百貨店の催事場などでもシュークリームを販売しています。ラインナップはその都度異なりますが、季節のフルーツを使ったシュークリームは登場回数が多いのでお楽しみに。

店内の棚一面に並んだ印象的なパッケージ
ブラウンとゴールドのパッケージは高級感があり、ギフトにも最適。ひと目見て驚きがあるケーキのようなシュークリームと、食べたときに驚きがあるシンプルな見た目のシュークリーム、どちらも味わってみてくださいね。


5/5
ゴブンノゴ
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西 倫世 撮影:田村和成
Writer
西 倫世

関西を中心に雑誌やWEBで旅・グルメ・トレンド情報に関する記事を発信。ラジオ番組への情報提供も担当
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