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2022.08.21
京都御苑の美しい自然のなかで濃厚な抹茶スイーツ♪老舗和菓子店が手がける「SASAYAIORI+ 京都御苑」
2022年5月、京都の老舗和菓子店「笹屋伊織」が手がける新たな店舗「SASAYAIORI+ 京都御苑」がオープンしました。自然あふれる京都御苑内にたたずむお店は、ガラス張りの窓から外の景色を楽しめるのが魅力。抹茶のほどよい苦みと甘みが口いっぱいに広がるパフェやどらやきなど、こだわりの和スイーツとともにのんびりとした時間を過ごせます。観光やお散歩の途中でふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
人々が憩う緑豊かなスポットにオープン
和の趣を感じる店構え
京都市営地下鉄今出川駅から歩いて5分ほど。京都御苑内北側の近衞邸跡休憩所内にお店があります。 「SASAYAIORI+ 京都御苑」を手がけるのは、江戸時代中期に創業し300年以上の歴史を持つ和菓子店「笹屋伊織」。老舗の伝統を守りつつ、京都ならではの和菓子の文化の継承、環境保全など新しい取り組みも行いたいという思いから、2022年3月に東京の新宿御苑にオープンした「SASAYAIORI+ 新宿御苑」に続いて、京都御苑にも新店がオープンしました。
カウンターには京都御苑のケヤキを使用
お店の周辺には美しい自然が広がり、春になるとしだれ桜が見ごろを迎えるなど、季節によってさまざまな表情を見せてくれます。 店内は周辺の景色を存分に楽しめるよう、室内にいながらまるで外にいるような気分になれる空間を目指してデザインしているのだそう。壁は全面ガラス張りで、どの席に座っても外が見えるようになっています。ほかにも、テーブルや椅子も景色の妨げにならないよう位置を低めにしたり、間接照明を使用するなど細かいところにもこだわりが詰まっています。
写真映えしそうなビジュアルも素敵な抹茶パフェ
「抹茶パフェ」1100円
店内ではさまざまな和スイーツを楽しめます。抹茶パフェは、抹茶のアイスやゼリー、小倉あん、寒天、白玉などで構成された一品。抹茶アイスには、さらに抹茶粉を練り込み、濃厚で上品な味が広がります。「笹」の文字が目を引く最中の皮は、サクサクとした軽い食感で、そのまま食べるのはもちろん、アイスやあんこと一緒に食べるのもおすすめです。 また、パフェが盛られた容器はサトウキビの搾りかすを使った紙の素材。土に還るようになっているのだそうで、サスティナブルなこだわりも感じます。
和と洋の素材を贅沢にサンドしたどらやき
「福来どらやき 宇治抹茶スペシャル」950円
「福来(ふっくら)どらやき」は京都御苑店と新宿御苑店限定でいただくことができます。「宇治抹茶スペシャル」はふんわりとした生地に、抹茶粉を練りこんだ抹茶のあんことアイス、ホイップクリーム、白玉を挟んだ一品。食べ進めていくたびにさまざまな味わいや食感を楽しめるのがポイントなのだそうです。最後はどらやきが閉じた状態になっているので、生地そのもののシンプルな風味を感じられるようになっています。ボリューミーな見た目ながら、宇治抹茶の渋みとほどよい甘さでぺろりと食べられます。
「福来どらやき から麩る」680円
「から麩(ふ)る」はあんことホイップクリーム、白玉を挟んだどらやきに「おいり」というお菓子をトッピングしています。「おいり」は香川県で結婚式の引き出物などに用いられてきた縁起の良いあられのお菓子。淡くてかわいらしい色合いと、サクッとした食感がアクセントになっています。 店内では煎茶やほうじ茶、抹茶などのドリンクも提供しているので、一緒に楽しみたいですね。
「笹屋伊織」のお菓子を手みやげに
パッケージも素敵なお菓子が並ぶ
「和菓子のための珈琲」各270円
お店では「笹屋伊織」の商品を購入することも可能。毎月3日間のみ販売される、伝統的な円柱型のどらやきをはじめ、おみやげにもぴったりなお菓子が並びます。 「笹屋伊織」のお菓子に合うように作られたという「和菓子のための珈琲」は、京都の名所が描かれた京都御苑限定のパッケージで販売。和菓子の甘さを引き立てるすっきりとした味わいで、おやつの時間をさらに彩ってくれそうです。
落ち着きのある空間でのんびりと過ごしたい
美しい景色と和スイーツを堪能できる「SASAYAIORI+ 京都御苑」。四季折々の自然が生み出す風景を楽しみに、ゆったりとしたひとときを過ごせそうです。
SASAYAIORI+ 京都御苑
ササヤイオリプラスキョウトギョエン
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Union Synapse 写真:佐藤佑樹
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