
46
2022.11.07
黄金のトンネルやじゅうたんが広がる♪都内で楽しむイチョウの黄葉
街路樹としてもして親しまれ、東京都の樹にも選定されているイチョウの樹。火事に強いことから多く植えられてきたのだそう。何より晩秋に美しく黄葉するその姿は、季節が移ろう楽しみを教えてくれます。 今回は、ことりっぷアプリの投稿から、都内で見ることのできる黄葉をピックアップしてご紹介します。

都心に広がる大きな森。北の丸公園
皇居の北側に位置する「北の丸公園」は、緑豊かな森林公園として近隣の方から観光客にまで親しまれています。園内の「日本武道館」前のイチョウの大木は、昭和44年の開園以来、約50年にわたって親しまれているシンボル。秋の紅葉や草花も多く楽しめます。
【開園時間】入園自由(消灯は22時ごろ)
【アクセス】地下鉄「九段下駅」または「竹橋駅」より徒歩約5分

復元された東京駅と皇居をつなぐ、行幸通り
東京駅の丸の内口を出てすぐ、皇居外苑へと続く「行幸通り」の両脇に植えられたイチョウ並木は、秋になると見事に色づきます。この通りは通常は通行止めとなっているため、見晴らしがばつぐん。広い空と黄葉、重厚なレンガ造りの東京駅が美しいポストカードのような写真を撮ることができますよ。
【開園時間】入場自由
【アクセス】JR「東京駅」下車すぐ

校章にイチョウが描かれている、東京大学本郷キャンパス
東京大学本郷キャンパスでは、秋になると正門から安田講堂まで続く一本道が黄金色に包まれます。歴史のある講堂とイチョウの黄色がレトロな趣を漂わせる、近隣の住民にも愛されている秋の風物詩です。
【開門時間】正門 7:00~24:30
【アクセス】地下鉄「東大前駅」より徒歩約1分

東京の黄葉スポットとして名高い、明治神宮外苑
都内を代表する秋の絶景スポット、明治神宮外苑。青山通りから続く道路脇のイチョウは大正時代に植えられ、震災や戦禍をくぐり抜け樹齢は100年以上なのだそう。秋の大空に背の高い木々が美しく、国内外から観光客が訪れます。
【開園時間】入場自由
【アクセス】地下鉄「外苑前駅」「青山一丁目駅」より徒歩約5分

夜間のライトアップも見どころ。国営昭和記念公園
立川市と昭島市にまたがる、広大な「国営昭和記念公園」の園内には2か所のイチョウの名所があります。最盛期には黄金色のトンネルが300メートル続く「かたらいのイチョウ並木」、噴水や水面に映る姿が見られる「カナール沿い」、どちらも素敵な場所です。2019年からは夜間のライトアップされた黄葉も楽しめます。
【開園時間】9:30~16:30(4~9月の土・日曜・祝日は18:00閉園)、無料区は8:30~16:30(春分の日~3月末まで17:30閉園)
【アクセス】JR「立川駅」より徒歩約18分

高い樹高と大きな枝に見とれる。九品仏浄真寺
自由が丘駅からだと九品仏川緑道に沿って徒歩約15分の九品仏浄真寺は、江戸時代の1678(延宝6)年に創建した由緒あるお寺です。静謐な雰囲気が漂う広い境内は、秋になるとイチョウやモミジで彩られます。本堂の脇にあるイチョウは、大きく伸ばした枝ぶりが華やか。都指定の天然記念物にも指定されている名木です。
【開門時間】6:00~16:30
【アクセス】東急大井町線「九品仏駅」より徒歩約4分

黄葉の林をおさんぽ気分で。代々木公園
赤く色づいたケヤキ並木が秋の訪れを感じさせる代々木公園。原宿門から入り、園内の中央広場に向かう途中にあるイチョウ並木周辺では、林のように植えられたイチョウの黄葉を楽しめます。レジャーシートやお弁当を持って秋のピクニックをするのもいいですね。
【開園時間】入場自由
【アクセス】JR「原宿駅」、地下鉄「代々木公園駅」より徒歩約3分
*************** いかがでしたか?暖かい日でも、陽が落ちると冷える季節のお出かけは、防寒の準備も忘れずに。秋の週末に、ぜひ都内の黄葉を楽しんでみてくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
朝光洋理
の人気記事