大きな木の向こうに見え隠れする赤い屋根

みなとみらい線元町・中華街駅６番出口から徒歩約7分

昭和初期に建築された純英国式洋館をカフェにした「えの木てい」。アンティーク家具や暖炉など古き良き山手の雰囲気を今に伝える1階のティールームでは、横浜マダムに愛されるチェリーパイや英国式クリームティーなどホームメイドの美味しさが味わえます。

のんびりとくつろぐテラス席

お店の入口へと続くアプローチ横のテラスでは大きなエノキの木が枝葉を伸ばし心地いい木陰をつくります。横浜市の名木古木指定を受け、お店の名前はこの木に由来しています。

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シャンパングラスの薔薇ドリンクで乾杯♪

「薔薇のアフタヌーンティーセット」（3630円）※予約制

お皿やティーマット、スイーツまで薔薇づくしの「薔薇のアフタヌーンティー」は予約制で、2階のクラシカルな個室に通されます。木々の枝葉が窓辺を彩る部屋はシャンデリアがほのかな光を放ち、落ち着いた雰囲気が漂います。この部屋にも暖炉やアンティークの調度品があり、歴史のある洋館の主（あるじ）になったような気分にもなりますよ。

2階の個室は2時間制で定員6名まで （使用料2200円）

ウェルカムドリンクとして薔薇のスパークリングドリンクが用意され、紅茶の種類はローズティーも選べて特別感もいっぱいです。ブルガリアンローズを使い香りもよく、ティールームで定番のオリジナルブレンド・ダージリンやアッサムなどに加えて、ローズティーが選べるのはこのコースだけです。

（左上）上げ下げ窓の向こうにはエノキが生い茂る（右上）ティーカップやお皿も薔薇の模様（左下）オシャレなカトラリー（右下）やわらい光の灯るスタンドライト

ブルガリアンローズが香る華やかなテーブル

スコーンはプレーンと干しぶどうが入ったカレンツの2種類

「薔薇のアフタヌーンティーセット」の上段は、創業時からのレシピで作る英国風スコーンです。外はザクザクとしながらも内側はふわふわな焼き上がり。クロムテッドクリームとイチゴジャムをたっぷりつけて召し上がれ。

　生花とベリーをあしらったスイーツ3種盛り

中段はこのお店を代表するスイーツの盛り合わせ。ブルガリアンローズをそれぞれの素材に活かした「ローズライチ」・「薔薇のロールケーキ」・「薔薇のパンナコッタ」の薔薇づくしの贅沢なプレートです。

トーストしたパンが温かいサンドイッチ

見た目以上にボリュームたっぷりのアフタヌーンティー。下段にはハムやチーズをはさんだサンドイッチが品よく並ひます。優雅にゆったり味わって。

季節のかわいいスイーツが楽しみな3段スタンド

イチゴが出回る時期の「季節のアフタヌーンティー」（3000円～個室使用料＋2200円）※予約制

2階の個室では「季節のアフタヌーンティー」もいただけます。スコーンとサンドイッチは「薔薇のアフタヌーンティー」とほぼ同じで、中段を春はイチゴ、初夏は桃やマンゴーなど旬のフルーツをつかったスイーツが彩ります。ハロウィンやクリスマスの時期には特別バージョンも登場し、心待ちにしているリピーターさんも多いのだとか。

風そよぐ木陰が心地いい山手の昼下がり

「復刻版ローズガーデンセット」（2420円）紅茶またはコーヒー付き ※平日限定・予約不要

予約なしで楽しむなら、1階のティールームやテラスでの「復刻版ローズガーデンセット」がおすすめです。これは近くの西洋館でもカフェをしていた時のアフタヌーンティーで、その後もニーズが高かった事から復活させたのだそう。

取材時はカップケーキ・ガトーショコラ・カレンズのスコーン ※ケーキ2種類とスコーンは日替わり

伝統のスコーンとケーキ2種類の盛り合わせにサンドイッチも加わって、えの木てい自慢の味を気軽に楽しむスペシャル仕様。ティーポットからお茶を注いで楽しいひと時を過ごしてくださいね。

紅茶はストレートティー（ダージリン）・ミルクティー（アッサム）・レモンティー（ニルギリ）から選択