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2022.12.19
えびす様や平将門を祀る歴史ある古社「神田神社」で御朱印や授与品をいただきましょう♪
江戸城の北東、東京都千代田区の北側に鎮座している「神田神社」は、御茶ノ水駅から徒歩5分とアクセスの良い場所に位置する、「神田明神」の愛称でも親しまれている神社です。縁結びや家内安全、商売繁盛や開運招福など、さまざまなご利益があるとして、出勤前の会社員や幅広い層の参拝客が訪れる神社の境内にはカフェも併設されており、ランチタイムには参拝客や近くの会社員でにぎわっています。また、ラブライブ!などのアニメの聖地としても有名で、アニメとコラボレーションした御朱印やお守りなども頒布していました。すてきな授与品やおいしいランチに出会いに、訪れてみませんか。
創建1300年以上の歴史ある神社です
国道17号線沿いにあるターコイズブルーの美しい鳥居
JR各線、東京メトロ丸の内線・御茶ノ水駅から徒歩5分。飲食店やオフィスビルが立ち並ぶ千代田区の北側、「湯島天満宮」を越えた先に「神田神社」はあります。東京の中心、神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内・旧神田市場・豊洲魚市場など108の町会の氏神様で、創建当時から「明神さま」の名で人々に親しまれてきました。 蔵前橋通り沿いの裏参道に鳥居が、明神下・男坂通り沿いに「明神男坂」の階段があり、こちらからも参拝可能です。
1934(昭和9)年に再建された総朱漆塗の美しい社殿
戦火を耐え抜えぬいた壮麗な社殿
730(天平2)年に出雲氏族の真神田臣により武蔵国豊島郡芝崎村(現在の東京都千代田区大手町・将門塚周辺)に創建された「神田神社」は、1616(元和2)年に江戸城の表鬼門守護の場所にあたるこの地へとやってきました。 大己貴命、少彦名命、平将門命を祀っており、縁結びや家内安全、商売繁盛や開運招福、除災厄除など、さまざまなご利益があるといわれています。
社殿前には正面を向いた凛々しい表情の狛犬が鎮座している
創建当初から「神田明神」として親しまれており、1872(明治4)年に神社名を「神田神社」に改称した後も、変わらず地元の人々に親しまれています。駅からも近く、またオフィス街にあることから出勤前の会社員や幅広い層の参拝客でにぎわっています。
境内には参拝スポットがいっぱい♪
数ある末社のひとつ「末廣稲荷神社」
広々とした境内には7つの末社や大己貴命、少彦名命の像などが鎮座しており、こちらは社殿奥にある末社「末廣稲荷神社」です。五穀豊穣の神様である宇迦之御魂神を祀っており、商売繁盛のご利益がある稲荷神社として親しまれています。 1966(昭和41)年に再建された社殿の前には、背筋をピンと伸ばした一対のキツネが鎮座しています。
ニッコリ笑顔がすてきな「だいこく様尊像」
こちらは1976(昭和51)年に建立された、「だいこく様」の名で親しまれている大己貴命の像「だいこく様尊像」です。国土経営や縁結び、家内安全の神様として崇敬されている、石造りとしては日本一の大きさを誇るだいこく像です。
小さな姿が愛らしい「えびす様尊像」
こちらは「だいこく様尊像」の左奥に鎮座する、「えびす様」の名で親しまれている少彦名命の像「えびす様尊像」です。商売繁盛や医薬健康、開運招福のご利益があるとされている神様で、2005(平成17)年に当時の東京芸術大学学長・宮田亮平教授によって建立されました。
神紋入りの衣装を着た「神馬・神幸号(しんめ・みゆきごう) 明」
社殿横には神使とされる御神馬・明(あかり)ちゃんの家があります。2010(平成22)年生まれの女の子で、「神田神社」の“明”の文字と、“明”るく平和な世になりますようにという願いを込めて、明ちゃんと名付けられました。実際に触ることも可能なので、神社を訪れた際には、ぜひ明ちゃんにも会いに行ってみてくださいね。
どれにしようか迷ってしまう、ご利益満載な授与品がずらり
「鳥居ストラップ(ピンク紐)」(1000円)
「だいこく様尊像」の後ろにある「文化交流館」内では、良縁や金運、開運などのご利益があるお守りや御朱印など、さまざまな授与品を頒布しています。色鮮やかなピンクの紐がキュートな「鳥居ストラップ(ピンク紐)」は良縁を祈願したお守りで、鳥居を模ったチャームが付いているのが特徴です。ピンクのほかに、厄除のご利益がある赤紐や、金運のご利益がある黄紐の計3種類を用意しています。
「開運小槌」(左・1000円)、「幸守」(右・800円)
ほかにも、運気・金運向上を祈願した「開運小槌」や、幸せを授かりますようにという願いが込められた「幸守」などがあります。
「御朱印帳」(1200円)、「御朱印」(300円)
神社では1種類の御朱印を頒布しており、右下に押されたスタンプはその年の干支によって変化します。表には2羽の鳳凰、裏には「神田神社」の神紋がデザインされたオリジナルの御朱印帳もあり、色は赤と紺の2色があります。
シンプルでかっこいい御朱印帳(各1200円)
オリジナルの絵馬に願い事を書くのも忘れずに
オリジナルの絵馬もすてき(各500円)
絵馬には神馬の明ちゃんや大己貴命(だいこく様)、縁結びをイメージして描かれたオリジナルの絵馬が計3種類あります。願い事にあった絵馬を選んで奉納しましょう。
おみくじを結んで神様とのご縁を結びましょう
絵馬を奉納したら、おみくじを結んで行きませんか。ハートを模ったおみくじ掛けもあり、良縁にご利益がありそうですね。
参拝の後は、境内のカフェでゆっくりランチはいかが
木材をメインに使用したシックで落ち着いた雰囲気
参拝を済ませた後は、境内の「文化交流館」内にあるカフェ「EDOCCO CAFÉ MASU MASU」でほっとひと息つきませんか。2018(平成30)年12月に完成した「文化交流館」の開館と共にオープンした「EDOCCO CAFÉ MASU MASU」は、“神社と参拝客の縁を繋ぐ”をコンセプトに、神社ならではのフードやデザート、ドリンクメニューを提供しています。 ちなみに「EDOCCO CAFÉ MASU MASU」という店名は、日本古来から計る道具として使われている「升」と、「マスマス商売繁盛」「マスマス縁結び」などの願いを込めて、名付けられました。
柚子が香るうどんにほっこり♪
「九条葱とあぶり鶏のおうどん-柚子風味-」(950円)
こちらは、寒さが厳しくなるこれからの時期に食べたい「九条葱とあぶり鶏のおうどん-柚子風味-」です。九条葱のシャキシャキとした食感と旨味がギュッと詰まったあぶり鶏、甘めに味付けされた油揚げがやさしい味わいのスープとよく合い、モチモチの麺とも相性抜群。刻んだ柚子の風味もほのかに香り爽やかです。 ほかにも、カレーや生姜焼き、1日10食限定のタコを使用した炊き込みご飯など、通年6種類以上のフードメニューを提供しています。
枡に入った宝箱のようなパフェもぜひ
「枡パフェ」(950円)
プリンやチーズケーキ、あんみつ、お汁粉など、和洋さまざまなデザートを提供しているお店で1番の人気を誇こちらは、「枡」を使用したちょっとユニークな一品「枡パフェ」です。
枡いっぱいに食材が詰まっていて食べ応えも抜群
中には抹茶ソースやバニラアイス、スポンジケーキ、ゼリー、白玉、黒豆、紅茶漬けのハチミツオレンジ、チョコレートクッキーなどが入っており、スプーンを入れた場所でさまざまな味・食感が楽しめる、宝箱のようなデザートです。
お祓いを済ませたユニークなドリンクも
「縁結び」セット(750円)
“神社に祀られている神様からの声援を手元に”という思いから製造された「神社声援(ジンジャエール)」が楽しめる、「縁結び」セットです。すりおろした生姜を使用したスッキリとした味わいの「神社声援」で、心願成就のお祓いを済ませているのが特徴です。神社で購入したお守りを瓶の首にかけて贈り物として渡すこともでき、瓶を返却するとお祓い済みの五円玉(御縁玉)をもらうことができます。セットのほか、1本350円で購入も可能です。
お土産にもおすすめ「明神プリン」
「和三盆プレーン 明神プリン」(380円)、「和三盆抹茶 明神プリン」(400円)
「神田神社」に鎮座している大己貴命(だいこく様)のご利益にあやかった縁結びプリンです。硬めの食感に仕上げたシンプルな一品で、濃厚な味わいのプレーンと抹茶の風味が心地よい抹茶の2種類を展開しています。 こちらもプリンの瓶をお店へ返却すれば、お祓い済みの五円玉(御縁玉)をもらうことができます。
EDOCCO CAFÉ MASU MASU
エドカフェマスマス
「文化交流館」外観
良縁や商売繁盛、開運招福など、さまざまなご利益があり、おいしいランチにも出会える都内最古の神社。新年のお参りにもぴったりな「神田神社」へ、訪れてみませんか。
神田神社
カンダジンジャ
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クエストルーム 写真:川並京介
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