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2023.10.07
【愛媛】電車に揺られて城下町から港町へ。松山・三津浜レトロさんぽ
城下町として栄えた松山の中心地をめぐり、電車に揺られて港町の三津浜(みつはま)へ。松山中心地から三津浜までは、JRまたは伊予鉄道で移動。駅から徒歩圏内に見どころが集まっています。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ四国」改訂版から、レトロでかわいい、とっておきの松山をご紹介します。道後温泉でゆったり癒された後は、伊予鉄道の1日乗車券などを活用して、町めぐり&鉄道の旅を楽しみましょう。
山頂にそびえたつ松山のシンボル「松山城」
1602(慶長7)年より築城を開始し、約四半世紀をかけて完成
標高132mの勝山山頂に建つ連郭式平山城。現存12天守のひとつで、21棟の建造物が重要文化財に指定されています。天守までの複雑な道のり、随所にある防御の仕掛けも見ごたえがあります。
美しい曲線の石垣(扇勾配)も見どころのひとつ
天守から松山市街を一望
松山城
マツヤマジョウ
今治タオルをはじめ愛媛メイドの逸品がたくさん「伊織 松山店」
デザイナーのセキユリヲさんとコラボしたタオルも販売
オリジナルブランドからオーガニックのベビー用品まで幅広く展開する今治タオルの取り扱い店。砥部焼や柑橘アイテム、食品など、愛媛生まれの逸品も豊富にそろいます。
グッドデザインなおみやげが並ぶ
今治タオル「tsubakiシリーズ」715円〜。ピンクは松山店限定カラー
伊織 松山店
イオリマツヤマテン
大正ロマン香るフォトジェニックな洋館「萬翠荘」
チーク材の階段の先にステンドグラスがある
1922(大正11)年築のフランス・ルネッサンス様式の洋館。当時、社交場として利用された館内にはステンドグラスやマントルピースなどの装飾が残っています。
建物は重要文化財に指定。敷地内にはカフェ「愛松亭」もある
旧松山藩主の子孫・久松定謨伯爵の別邸として建築
萬翠荘
バンスイソウ
素敵なショップが集まるノスタルジックな港町「三津浜の町並み」
わずか80mを結ぶ渡船。乗船無料で利用できる
室町時代から続く渡船、歴史ある建物、昭和レトロな商店街が残る港町。最近では、古民家をリノベーションしたカフェやショップが続々とオープンし、注目を集めています。
お好み焼きの「三津浜焼き」が名物。約35店舗で提供
大正時代に建てられた「旧濱田医院」には、雑貨店などが入店する
作家ものの器を扱うギャラリー「みつうつわ」をはじめ、素敵なショップが点在
愛媛と店主の魅力が凝縮された手作りスイーツでひと息「島のモノ 喫茶 田中戸」
水口酒造の仕込み水で作るかき氷750円〜。自家製蜜は常時5種類ある
三津浜と海を隔てた怒和島(ぬわじま)出身のオーナーが営む喫茶店。島のみかんを使ったジュースや県産果物で作る自家製シロップが魅力の夏季限定のかき氷が人気です。
雑貨や島の特産品も販売する
島のモノ 喫茶 田中戸
シマノモノキッサタナカド
松山・三津浜のレトロさんぽはいかがでしたか?電車に揺られて、城下町から港町への小さな旅を楽しんでくださいね。
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