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2023.10.20
京都駅「ぶぶる」祇園辻利から45年ぶりの新ブランド誕生
2023年10月20日、1860年創業、京都・祇園から宇治茶の豊かな味わいと愉しみを提供する「祇園辻利」から、45年ぶりとなる新ブランド「ぶぶる」が誕生。京都駅2階新幹線中央口前の商業エリア、アスティ京都内の「ASTY SQUARE(アスティ スクエア)」に店舗がオープンしました。 「揉み茶」を通じて、世界でも類をみない“お茶の多様な味わい、香り、スタイル”の最前線を発信。「玉露ピンクグレープフルーツ」などのスカッシュ、ティーラテ、ティーシェイク、「和紅茶ジャスミンフラワー」などのハーブティーをはじめ、茶葉をふんだんに使用した「ぶぶるさんど」や、「玉露」の特製つゆをかけていただく「ぶぶるヌードル」も登場します。
飲む、食べるだけでない、毎日のコンディションに合わせて選ぶ「お茶の新スタイル」を
京都府の南部に位置するエリア(京都府・滋賀県・三重県・奈良県の4府県の接するエリア)で生産されている「宇治茶」は、古くから日本を代表するブランド茶として知られています。 祇園辻利は1860(萬延元)年に創業して以来、“宇治茶の魅力を追求する専門店”として時代の変化とともに「飲む、お茶スタイル」だけではない“新しい愉しみ方”を追求し、なかでも1970年の大阪万博が開催された後1978年には、西洋文化のコーヒーや紅茶を超えるお茶独自の魅力を発信すべく、甘味処「茶寮都路里」をオープンしました。 そして今では当たり前となった「食べる、お茶スタイル」の先駆けとして、抹茶パフェを発売。昨今の抹茶スイーツブームのなかでも愛され続ける看板メニューとして、行列が絶えません。 そして、2023年ーー。いつもそばにある「お茶」から人々の心と体を整え、潤す体験を届けたいと熟考を重ね、新ブランドを構想。名称には、京言葉でお茶を意味する「ぶぶ」を採用し、体験、すなわち「ぶぶ“る”(動詞)」とすることで、飲む食べるに加え、“自分らしい暮らしに合った、お茶の愉しみ方”というスタイルを切り拓きたい、という思いが込められています。
連載「毎日おやつ」祇園辻利の記事はこちら
あえて「抹茶(碾茶)」ではなく、「揉み茶」の新しいカタチに挑戦
お茶は、同じ茶の木から製法によって様々な種類に分けられます。 日本で古くから親しまれている「緑茶(不発酵茶)」は、摘採直後の生葉を加熱し発酵をとめる製法で作られたお茶であり、昨今人気を博している「抹茶」もその一つ。被覆栽培で育った茶葉を摘み、蒸した後、揉まずに乾燥させ、茎や葉脈を取り除き、最後に茶臼で細かく挽く製法を用いて粉状に仕上げたものを示しています。 (*) 「ぶぶる」では、あえてファンの多い「抹茶(碾茶)」ではなく、茶葉の素材に応じた使い分けを可能とする老舗ならではの知見と技術でしか成し得ない「揉み茶(煎茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶など)」を軸とした商品ラインナップを展開。世界でも類をみない、お茶の多様な味わいと香りの最前線を提供しています。 抹茶が粉末であるのに対し、揉み茶は茶葉から抽出した液体を使用することから、日本初上陸となるお茶専用ミル機を取り入れ、本格的なエスプレッソ抽出など、ドリンクに応じた「淹れ方」ができるよう、「ぶぶる」だけの特別な工夫を凝らしました。また、抹茶のように粉状にした揉み茶を使用した「食するお茶」商品を開発。茶葉の成分をまるごと摂取できるだけでなく、茶殻の廃棄が少なくなるなど、人や環境に優しいサスティナビリティーな商品づくりに挑戦しました。 *:参考資料「新版 「日本茶の図鑑(監修:公益社団法人日本茶業中央会, NPO法人日本茶インストラクター協会」より
スカッシュ
“気分をリフレッシュしたいーー。”季節を問わず、そんな時に飲みたくなる「スカッシュ」。 「ぶぶる」では、玉露、煎茶、玄米茶、和紅茶をゆっくりと時間をかけて水出しした高濃度のエキスに、ソーダとフルーツを組み合わせたスカッシュを提供しています。 なかでもイチオシの「煎茶モヒート」は、すっきり爽やかな後味の煎茶にメントールの爽やかな香りで緊張感をときほぐす「スペアミント」を組み合わせた一品。 その他にも、炒った米のもつ香ばしい魅力の「玄米茶」にジューシーで心躍る白桃の香りが印象的な「ピーチレモン」など、秀逸なアレンジが効いた全4種類を販売します。
ティーラテ
“甘いコクで、巡らせるーー。” 心も体も“ほっ“とする「ティーラテ」には、玉露、玄米茶、ほうじ茶の3種類がラインナップ。お茶専用ミル機によって粉砕した茶葉をエスプレッソ抽出しているので、一般的なティーラテよりも遥かに深くお茶の味わいが感じられます。それぞれ無料でソースがトッピング可能です。 特に珍しい「ティーラテ玉露(トッピング:ライチソース)」は、まろやかな玉露に濃厚な甘さが特徴のフルーツ「ライチ」を組み合わせ、フルーティながらコク深く仕上げました。 また王道「ティーラテほうじ茶」には、上品な甘さを追求したチョコやキャラメルソースがトッピングできるので、寒〜い朝の目覚めや午後の頑張りどきにホットでいただくのもおすすめです。今秋の期間限定ティーラテ、「玄米茶モンブラン」もお見逃しなく。
ティーシェイク
“頑張る毎日に、ご褒美タイムをーー。” 慌ただしい日々を乗り越えた日に味わいたい、プチ贅沢スイーツの定番「ティーシェイク」。「ぶぶる」では、玉露、煎茶、ほうじ茶、和紅茶のベーシックな茶葉を使用したシェイクだけでなく、「玉露マンゴー」や「煎茶バナナ」などスタッフ一押しのフルーツをマリアージュしたメニューを展開します。 また、各フレーバーごとに5段階からお茶の濃度を“1ぶぶ、2ぶぶ“と無料で選ぶことができる、贅沢なアレンジも。 旬の食材に合わせた期間限定シェイク、今秋は「おいも玄米茶」が登場するのでお見逃しなく。
ハーブティー
“憂鬱な気持ちを前向きにー。” 「ハーブ」は、古代より薬として煎じて飲んだり、傷を癒すために塗るなど、人々の健康と美容のために使われてきました。 日本茶とも相性がよく、独特な薬草の香りが苦手な方でも飲みやすい「和紅茶ジャスミンフラワー」は、沈んだ心を軽くする優雅な香りが特徴的。 そして心身をすっきりと整えてくれる「玉露カモミール」、不眠や不安から疲れた心身を包むやさしい「煎茶レモンマートル」など、体調にあわせた選び方を楽しむことができます。
FOOD MENU
・ぶぶるさんど 茶葉を練り込んだ特製のパンだけでなく、すっきりとした後味をもつ植物性のソイバターにも茶葉をふんだんに使用した「ぶぶるさんど」には、定番のあんバター(玉露、ほうじ茶)だけでなく、新幹線の“ちょっとした、贅沢おつまみ”としても嬉しい、京都を代表する食材「お漬物」を組み合わせた「玉露ガーリックしば漬け」や「ほうじ茶ガーリックすぐき」も販売します。 ・ぶぶるヌードル ヘルシーかつ栄養と満腹感が得られる「シーウィードヌードル(わかめ麺)」を採用した「ぶぶるヌードル」は、海苔の風味を彷彿させるうま味が食欲をそそる「玉露」の特製つゆをかけていただく新感覚フード。ダイエット中や食べすぎた次の日にも、手軽にしっかり栄養補給したい方におすすめです。
* * * 詳細は、公式サイトをご覧ください。 世界でも類をみない“お茶の多様な味わい、香り、スタイル”の最前線を、この機会にぜひ体験してくださいね。
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