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2024.03.26
エスニック風アフタヌーンティはいかが?タイの屋台で人気のスイーツ&ドリンクを/「Kanom Thai Cafe」
古くから日本と交流があり、人気の観光地でもあるタイ。トムヤムクンやタイカレーなど、スパイシーで辛い料理がおなじみですが、甘いスイーツも豊富。日本の和菓子のようにローカルなお菓子がいろいろあります。そんな現地で親しまれているお菓子をカフェスタイルで気軽に体験できるお店を名古屋で見つけたのでご紹介します。お花をかたどったお菓子など、どれもカラフル&繊細。その美しさにうっとりしてしまいますよ。
タイで学んだパティシエが手作りするスイーツ専門店
タイのお菓子専門店「カノムタイカフェ」は名古屋市千種区にお店を構える、タイのスイーツショップ&カフェ。タイの魅力をもっと発信したいとオーナーの青山さんご夫妻が現地で親しまれているお菓子を手作りし、本場の味を気軽に楽しめる場所を作り上げました。さらにお店の2Fにはこの春からコーススタイルでタイ料理が楽しめる予約制のレストラン「ゲートウェイサイアム」がオープン。タイ人シェフが作る本格的な料理を楽しむことができるようになっています。
最新のお菓子から伝統菓子まで色とりどり
「チョーパカクロン」(1個250円)
そんなお店に並ぶお菓子をいくつかご紹介していきます。まずはお花の形をした繊細なお菓子「チョーパカクロン」。小さな花が集まって咲くランタナという植物の名前が付いたこのお菓子は、小さなトングのような道具で生地をつまんで花びらのような形を作っていくのだそう。中にはタロ芋の餡が入っていて、優しい甘さ。日本の練り切りのような食感です。
「トーンイップ」(1個250円)
「カノムサイサイ」(1個300円)
バナナリーフで包んで蒸し上げる「カノムサイサイ」は、手間暇かかるのでタイでもレアなお菓子。ココナッツクリームにココナッツの餡を包んだ餅を入れて蒸したお菓子で、とろりとしたクリームともちもちのお餅の味わいが優しい、ほっとする味わいです。
ドリンクや温かいスイーツも現地の味をそのままに
ドリンクも今のタイのトレンドを取り入れていて、タイ産のコーヒーと紅茶を使ったタイティーコーヒーやオレンジジュースとエスプレッソを合わせたオレンジコーヒー、タロ芋を使ったカラフルなドリンクなども。お花のような形の揚げクッキー「カノムドックジョック」やもちもちのココナッツ餅「カノムトム」など、お店の定番お菓子とのセットメニューがおすすめです。
「タイスイーツセット」(ドリンク代+400円)
「ブアローイ」(550円)
最新スイーツから伝統菓子まで。スイーツ王国・タイを体感
ほかにも「カノムルークチュープ」は、緑豆餡をゼリーでコーティングしたイミテーションフルーツ。カラフルな色はバタフライピーやカボチャなど天然素材で作っているので、体にも優しいお菓子ばかりです。 タイのお菓子は、ココナッツやタピオカ、米粉など土地の食材を使って人々が工夫して作り上げていて、素材や色合い、形からタイの歴史や文化が感じられます。見た目はもちろんですが、もちもち、ふわふわ、ぷりぷりなど食感も楽しいお菓子でしたよ。「カノムタイカフェ」で、スイーツ王国・タイの魅力をぜひ体感してみてくださいね。
Kanom Thai Cafe
カノムタイカフェ
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田口真由美
Writer
田口真由美

好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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