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2024.03.05
吉祥寺の郊外にひっそりと佇む、アンティークな隠れ家フルーツパーラー♪「果実店 canvas」
吉祥寺と三鷹の真ん中あたり。五日市街道沿いをおさんぽすると、アンティークな雰囲気のフルーツパーラーが現れます。「果実店 canvas」は、本当においしい旬のフルーツを使った、パフェやパンケーキが人気のお店。もと和菓子職人の店主が作るスイーツは、見た目も味も、心ときめくものばかり♪ のんびり、気ままに。今だけのフルーツと非日常空間に癒やされる旅をしてみましょう。

異空間へ誘うアートなフルーツパーラー
白いキャンバスの席に座れば、お客さんが絵の一部になる
吉祥寺駅からバスで約10分。五日市街道通りと扶桑通りが交差する場所に、「果実店 canvas」はあります。 扉を開けると、中は真っ白な異空間。入ってすぐの場所に、天井に届きそうな大きな天然木があり、存在感を醸しています。
店内案内図を参考にめぐってみて
白い美術館のような雰囲気とはうって変わって、2階はアンティーク家具が並ぶ、味のある空間になっています。レトロな窓ガラスから差し込む光がやさしく、心がじんわりと満たされていくよう。 店内には「囲われた空間の椅子」「花の絵の下の椅子」など、それぞれの雰囲気に合った「席名」のプレートが置かれています。「この席が良い♪」と決まっている方は、LINE公式アカウントによる事前予約もおすすめ。
カフェで使用しているお皿もギャラリーに並ぶ
奥の無機質な空間は、「canvasの中の画廊」という名前がついたギャラリースペースになっています。ここに並ぶのは、涼しげなガラス製品やシンプルモダンなお皿など。洗練されたセレクションがそろいます。

秘密のテラスでリラックス
デザートを待つ間に楽しみたい
さらに、2階から細い階段をのぼった先には、「秘密のテラス」があります。風を感じて、ゆったり、まったり。時間を忘れてくつろぎたくなる、大人の秘密基地のような空間です。

季節ごとに楽しめる、芸術的なフルーツパフェ
「福岡県産あまおうのミルフィーユパフェ」(2000円)
お店で作るメニューは、店主の佐藤さんが、ひとつひとつ心を込めて、手作りで仕上げます。佐藤さんは、もともと実家だった和菓子店に勤めていた和菓子職人。いちご大福づくりに携わる青果店で、フルーツのおいさに魅せられ、フルーツパーラーを開くことにしたのだとか。 そんな佐藤さんが作るフルーツパフェは、映えておいしい、とSNSで話題になっています。アシンメトリーに盛らりつけられた「あまおう」のパフェは、冬から春にかけて楽しめる季節限定のメニュー。まるでいちごの花が咲いたようなかわいらさで、思わず胸がときめきます。 グラスの中には、甘みと酸味のバランスが絶妙なあまおうがたっぷり。いちごの果肉を入れたジュレ、ホイップクリーム、いちごアイス、サックサクな自家製ミルフィーユ……と、食べ進めるごとに、さまざまな食感と味わいの変化を楽しめます。

フルーツのおいしさを引き立てるパンケーキ
旬のフルーツを使ったパンケーキも、人気のメニュー。パンケーキの配合を、その日の気温や湿度を見極めながら変えるなど、おいしさへのこだわりがいっぱいです。
「三色の苺とクリームチーズパンケーキ〜温かいベリーソースを添えて〜」(2000円)※時期により内容が異なります。
「チョコバナナカスタードサンド」(500円)
太陽の恵みを感じるエクアドル産バナナを使った「フルーツサンド」は、お腹も大満足なひと品です。濃厚なバナナとホイップクリーム、チョコレート、カスタードのバランスが絶妙。休日のブランチにもぴったりです。

思わず笑顔になれる、甘くおしゃれなミルクセーキ
「あまおうミルクセーキ」(1000円)
ドリンクのおすすめは、いちごのつぶつぶとした果肉感きわ立つ「あまおうミルクセーキ」。バニラアイスが溶け出すと、よりミルキーな味わいになります。楽しめるのは、いちごのシーズが終わるまで。いちご好きの方は、ぜひお試しくださいね。 季節によって多彩なメニューが登場する「果実店 canvas」。何度も足を運んで、一期一会のおいしさを楽しんでみてはいかがでしょうか。
果実店 canvas
カジツテン カンヴァス
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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