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2024.04.14
【盛岡】城下町の面影が残る桜山さんぽ&おいしい名店を探して
盛岡城跡公園の北側、櫻山神社と岩手県庁の間に広がる桜山エリア。戦後に誕生したノスタルジーたっぷりの横丁を歩けば、盛岡市民に愛されるおいしい名店に出会えます。 こちらの記事では、ことりっぷマガジン Vol.38「かわいい城下町さんぽ」から、桜山エリアの気になるスポットをまとめてご案内します。おでかけの参考に、ぜひチェックしてくださいね。
1749(寛延2)年に創建された櫻山神社。社殿は盛岡城の三の丸跡にあり、南部家四柱の神々を祀っています。
盛岡城は盛岡藩2代藩主・南部重直の時代である1633(寛永10)年に完成。廃城後は公園として整備され、壮大な石垣だけが残されています。 なかでも、二ノ丸西側の石垣は最大14mの高さがあり、ビルで言えば5階相当の高さで迫力があります。
盛岡城の内堀跡。中津川から水を引いています。
町の中心地にあり、市民憩いの場として親しまれている盛岡城跡公園。 昨年10月7~9日は、園内の芝生広場で「北のクラフトフェア MORIOKA2023」を開催。審査で選ばれた全国のクラフト作家たちが作品を展示販売しました。
盛岡城跡公園の本丸には、南部利祥騎馬像の台座が残されています。
クラシカルな喫茶店でときめきのティータイム「ティーハウス リーベ」
コーヒーゼリーパフェ 680円とスパイスミルクティー 550円。パフェの盛り付けもティーポットもすべてがメルヘン
1971(昭和46)年に盛岡初の紅茶専門店として開業。先代が考案し、息子さんがより精巧を極めたパフェや、30種類以上ある紅茶など、メニューを見るだけで胸が高鳴ります。モーニングやランチもあり、一日を通して大盛況。
一段低い場所にソファ席を配した劇場型の2階席。こぢんまりとした入り口からは想像できない広々とした空間
貴重な品も並ぶ初代マスターのコレクションを飾ったコーナー
ティーハウス リーベ
ティーハウスリーベ
1皿で2度おいしい盛岡のソウルフード「白龍本店」
じゃじゃ麺(中)660円。もちもちの平打ち麺に、特製肉味噌とキュウリを合わせた混ぜそば
創業70年を誇るじゃじゃ麺の元祖店。初代店主が旧満州で食べたジャージャー麺をアレンジしたもので、十数種類の材料を炒め、熟成した肉味噌が味の決め手に。シメの卵スープ「ちいたんたん」は、ほっとする優しい味わい。
じゃじゃ麺はシメの「ちいたんたん」まで楽しむのが本場流。麺をひと口残した皿に卵を割り入れて厨房に渡すと、麺のゆで汁と肉味噌、ネギを入れてもらえる。卵1個50円
白龍本店
パイロンホンテン
半世紀以上愛され続けるスープスパゲティ「モンタン」
ア・ラ・モンタン880円。ピリ辛のトマトスープに粉チーズが溶け出して、太さ2㎜の特注スパゲティとよく絡むやみつきの一品
1960年代に文化の発信基地だった伝説の喫茶「モンタン」のまかないから生まれたスープスパゲティ「ア・ラ・モンタン」を受け継ぐ店。時代を超えて愛される名物メニューは、レシピもガラスボウルで提供するスタイルも当時のまま。
盛岡城跡の亀ケ池のほとりにあり、窓の外に緑が広がる
「ア・ラ・モンタン」は3Lまであり、スープ大盛りにも対応
モンタン
モンタン
城下町の面影が残る、盛岡・桜山さんぽはいかがでしたか?盛岡市民に愛されるおいしい名店を、ぜひ探してみてくださいね。
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