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2024.08.09
夏の涼を求めて。全国の心いやされる水族館めぐり
日本全国には、涼しい館内で楽しめる魅力的な水族館がたくさん。今回は日本全国の水族館の中から、旅の目的にしたい水族館をまとめてご紹介します。各地の水族館の見どころや展示内容に加え、この夏に開催しているイベント情報をお届けします。夏休みのおでかけの参考にしてくださいね。
【北海道】AOAO SAPPORO
【宮城】仙台うみの杜水族館
【東京】マクセル アクアパーク品川
【東京】すみだ水族館
【神奈川】新江ノ島水族館
【北海道】AOAO SAPPORO
札幌の新しいランドマーク「moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)」内に昨年誕生した都市型水族館「AOAO SAPPORO」。3つのゾーンで構成された館内では、ペンギンなどの生物展示に加え、水族館の裏側であるバックヤードの公開や、広大な海の世界にいるような没入感を味わえるデジタルアート、熱帯の緑が豊かに繁茂するミニ植物園など、“人と水との関わり”に関する複合的な体験を提供しています。
AOAO SAPPORO
アオアオ サッポロ
【宮城】仙台うみの杜水族館
世界三大漁場のひとつである三陸の豊かな海を再現した大水槽や、東北最大級のイルカ&アシカのパフォーマンスなど見所がたくさんある「仙台うみの杜水族館」。水槽数約100基の大スケールで展示をしています。
メインパフォーマンス DIVE TO SEATOPIA ~BIRTH~
仙台うみの杜水族館
センダイウミノモリスイゾクカン
【東京】マクセル アクアパーク品川
品川駅から徒歩約2分。「マクセル アクアパーク品川」は、プロジェクションマッピングなどの先端技術を用いた演出により、海の世界・生きものたちの魅力を伝える都市型水族館。 季節ごとの表情を捉え、さらに昼・夜でも可変していく多彩な演出で、約350種20,000点の生きものたちを彩ります。
また、8月24日(土)、25日(日)には各日600名限定で閉館後の水族館でイルカたちとの“盆踊り”やリアルな縁日が楽しめる「品川花火まつり」も予定されていますよ。
マクセル アクアパーク品川
マクセルアクアパークシナガワ
【東京】すみだ水族館
2012年に東京スカイツリータウン(R)の開業とともにオープンした完全屋内型の「すみだ水族館」。「近づくと、もっと好きになる。」をコミュニケーションコンセプトとして掲げ、様々な角度から眺められる水槽や、アクリル板を通さずに観察できる展示など、いきものの息づかいを間近に感じられる展示が特徴です。館内は順路がなく、椅子やソファを各所に設置されており、お気に入りの場所で公園のようにのんびりと過ごすことができます。
約500匹のミズクラゲが漂う水盤型水槽「ビッグシャーレ」周辺では、すみだ水族館のクラゲの映像が視界いっぱいに広がるプロジェクションマッピングを投影し、まるで海の中にいるような没入感が楽しめます。
すみだ水族館
スミダスイゾクカン
【神奈川】新江ノ島水族館
イルカショー「Wave ~きみの波になりたい~」
今春20周年を迎えた「新江ノ島水族館」には、2万匹の魚が泳ぐ大水槽や不思議な深海生物の展示、クラゲの癒し空間、迫力のイルカショーなどがあります。「相模湾ゾーン」では、水族館の前に広がる世界に誇る相模湾の魅力をたっぷりと紹介しています。
新江ノ島水族館
シンエノシマスイゾクカン
【新潟】上越市立水族博物館
「上越市立水族博物館」では、日本海をテーマにした「うみがたり大水槽」や、360度アクリルガラスの海中トンネル「うみがたりチューブ」など、日本海に生息する生きものを間近で見ることができます。また、マゼランペンギンは日本一の飼育数を誇ります。
日本海に沈む美しい夕日を愛でる新イベント「Sunset Chilltime」
上越市立水族博物館 うみがたり
ジョウエツシリツスイゾクハクブツカンウミガタリ
【三重】鳥羽水族館
人魚伝説のモデルになったと言われるジュゴン。つぶらな瞳のおっとりした表情に心が和みます
鳥羽駅から徒歩約10分の鳥羽水族館。海や川の生きもの約1200種類を飼育・展示する、日本一飼育種類数の多い水族館です。ラッコやスナメリ、アシカなど人気者が勢ぞろいで、なかでもジュゴンは日本でここでしか見られません。 12のゾーンに分かれた館内には順路がなく、気になる展示や生きものを気ままに楽しめるのも魅力です。時間を気にせずじっくりと観察したり、もう少し見ておきたいというコーナーへ戻ったり、思い思いに楽しんでくださいね。
チャーミングで芸達者な人気者。ラッコのキラちゃん(左)、メイちゃん(右)
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鳥羽水族館
トバスイゾクカン
【京都】京都水族館
撮影:岩永 茜
緑溢れる公園内という立地で、四季折々の景色も楽しめる「京都水族館」。 館内の吹き抜けにそびえる大水槽では、約500tの水量の中に日本の海を表現しています。水槽を下から見上げる天窓や魚眼レンズといった7つのビューポイントがあり、多彩な水中の様子を見ることができます。
9月30日(月)までは、約170個のクラゲを模した手作り風鈴とクラゲを描いた京和傘を通して、多種多様なクラゲの魅力を楽しめる期間限定イベント「くらげと傘と風鈴と」を開催中。 「ミズクラゲ」や「タコクラゲ」など24種のクラゲをモチーフにした約170個の「クラゲ風鈴」を展示するほか、今年は新たに「クラゲ京和傘」の展示空間が2階テラスに登場します。さらに午後5時以降には風鈴やぐらの風鈴と京和傘がライトアップされ、幻想的な夏の夜を楽しめますよ。
「くらげと傘と風鈴と」の記事はこちら
京都水族館
キョウトスイゾクカン
【大坂】生きているミュージアムNIFREL
万博記念公園に隣接する「EXPOCITY」内の「生きているミュージアムNIFREL(ニフレル)」は、“感性にふれる”をコンセプトに、「いろにふれる」「わざにふれる」「お よぎにふれる」「ワンダーモーメンツ」「かくれるにふれる」「みずべにふれる」「うごきにふれる」「つながりにふれる(期間限定)」の8つのゾーンから構成。色鮮やかな熱帯魚から、ホワイトタイガーやミニカバなど120種1000点の生きものの個性の魅力や多様性を、アーティスティックな空間展示で表現しています。 美しい映像や音・光が奏でる神秘的な空間で、ダイナミックなアートが楽しめると開館以来人気の「WONDER MOMENTS」ゾーンは、昨年リニューアルを行っています。
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NIFREL
ニフレル
【兵庫】AQUARIUM×ART átoa
複合文化施設「神戸ポートミュージアム」内にある、アートとアクアリウムが融合する新しい世界を体現できる劇場型アクアリウム「アトア」。「アトア」とは、Aquarium(水族館) to(と) Art(アート)が掛け合わさった造語。その名のとおり、デジタルアートや舞台芸術を駆使したアート空間の中に、約100種類3000点ものいきものたちが共存しています。
お盆期間は1時間早くオープンし、今年初開催となる生きものについて飼育員が解説する「生きものトークライブ」や、普段はめったに入れないバックヤードを巡る「館内ガイドツアー」など、大人も子供も楽しめる夏季限定の体験プログラムが予定されています。
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AQUARIUM×ART átoa
アトア
【兵庫】神戸須磨シーワールド
6月1日(土)に開業したばかりの「神戸須磨シーワールド」。西日本で唯一のシャチパフォーマンス、シャチを観ながら食事ができるブッフェレストラン、さらに、世界初のシャチの生態を学ぶことができる教育ゾーンを展開しています。
ふわふわと漂う姿が、心をいやす 「クラゲライフ」
神戸須磨シーワールド
【香川】四国水族館
「四国水族館」は、瀬戸大橋のたもと四国の玄関口に位置する香川県宇多津町に2020年にオープンした水族館です。「四国水景」をテーマに約400種14,000点の生きものを展示しており、生きものの展示だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みとともにある環境も水槽内で表現しています。時間帯や季節によって楽しみ方は様々で、四国の水の景色の豊かさを再発見でき、四国を巡りたくなる水族館です。
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