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2024.09.05
地域に根ざした布こものを探す旅へ 〜ていねいな手仕事の一点ものから日常を彩るアイテムまで〜
全国各地にある名産の織物や染め物、手仕事をほどこした布で作られる暮らしのアイテム。地理的条件や時代背景などに合わせて生まれ、育まれ、長く愛され続けています。今回はそんなすてきな布こものに出会えるまちを全国から5つまとめてご紹介。その土地の空気にもふれ、自分の暮らしに取り入れる楽しみを見つけに出かけてみませんか?
【青森】緻密で温かな刺し目にうっとり。「津軽こぎん刺し」
【山形】モダンなアレンジもすてき♪「米沢織」
【山梨】千年続く“ハタオリマチ”富士吉田のリネン
【岡山】毎日の生活で“育てる”楽しみを味わえる「倉敷帆布」
【愛媛】お気に入りの一枚に出会いたい「今治タオル」
【岡山】毎日の生活で“育てる”楽しみを味わえる「倉敷帆布」
古民家を再生して2008年4月にオープンした美観地区店。周辺のさんぽと合わせて訪れたい(写真・森昌史)
古代から船の帆や産業用品として使われ、キャンバスとも呼ばれる厚い布・帆布。抜群の耐久性や通気性を持ち、心おきなく日常づかいできるのが魅力です。綿の栽培がさかんだった倉敷は、国産帆布の約7割を生産する一大産地です。
オリジナルの「セルヴィッジトート」。使うほどに味わいが増すのも楽しみ(写真・森昌史)
倉敷帆布 美観地区店
クラシキハンプビカンチクテン
【愛媛】お気に入りの一枚に出会いたい「今治タオル」
200色に染めた巻き糸の展示も人気の「タオル美術館」
明治時代から130年ほどにわたって製造を続ける日本一のタオルの名産地、今治市。糸を撚る・染める・タオルを織るなど、200もの工場が集まっています。瀬戸内海の豊かな自然や温暖な気候、やわらかな水などに恵まれ、上質なタオルを生産しています。
オリジナルブランドの先駆け、「コンテックス」のタオル。古いタオル工場を改造した直営ショップも必見
「日本一のタオルの産地・今治」の記事はこちら
今治タオル 公式ブランドサイト
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、すてきな布こものに出会えるまちをまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
ことりっぷオンラインストアでも、「地域のよいもの」を販売中
「ことりっぷオンラインストア」には、"旅のプロ"ことりっぷ編集部が、取材時や旅先で見つけた、「愛着をもっていつまでも使い続けたくなる、地域のよいもの」が大集合。 ハタオリの街でうまれた布こものや、美濃焼のアクセサリーなど、その街ならではのよいものが勢ぞろいしています。ぜひのぞいてみてくださいね。
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文/高柳涼子
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