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2024.08.24
9/27-9/29|「六本木アートナイト2024」都市とアートとミライのお祭り
2024年9月27日から9月29日までの3日間、六本木の街を舞台に「都市とアートとミライのお祭り」をテーマにした「六本木アートナイト2024」が開催されます。 美術館をはじめとする文化施設や大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域をフィールドに、インスタレーションやパフォーマンス、音楽、映像、トーク、デジタル作品など、約30組のアーティストによる約40のプログラムを繰り広げます。
新プログラム「RAN Picks」と「RAN Focus」を新設
2009年の開始から13回目※となる今回より、新たな試みとして「RAN Picks」と「RAN Focus」を新設します。 (※2011 年は東日本大震災、2020 年・2021 年はコロナ禍により中止) 「RAN Picks」では、六本木アートナイトが注目するアーティストを複数選出し展示するプログラムを展開。「RAN Focus」では、特定の国や地域にフォーカスを当て、そこで活躍するアーティストによるプログラムを披露します。今回の「RAN Focus」は、台湾のアーティストにフォーカスします。
エリア別プログラム紹介 | 六本木ヒルズ
<RAN Picks> ■アトリエ シス(ATELIER SISU)《エフェメラル コレクション》 エフェメラル コレクションは、光と音の没入型の作品で、泡という視覚的形態を通じて儚さと無常の概念を捉えています。泡の壊れやすさは、日常の小さな部分を感謝し、その瞬間を生きる必要性を思い出させてくれます。 色を反射する素材で構築されており、観客は昼と夜で異なる方法でこのアート作品を体験することができます。
●日時:9/27(金) 17:30~23:00、9/28(土) 13:00~23:00、9/29(日) 13:00~20:00(予定)
●場所:六本木ヒルズアリーナ
●参加料:無料
エリア別プログラム紹介 | 森美術館
ルイーズ・ブルジョワ《ママン》1999 / 2002年 所蔵:森ビル株式会社(東京)
■ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ 六本木ヒルズを象徴する巨大な蜘蛛の彫刻《ママン》で知られるアーティスト、国内27年ぶりの大規模個展です。 彫刻、絵画、ドローイング、インスタレーションなど約100点を通し、70年にわたるキャリアを紹介します。うち約半数は日本初公開となります。
●日時:
2024/9/25(水)~2025/1/19(日) 10:00~22:00(最終入館 21:30)
※9/27(金)、28(土)は23:00まで開館
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
ただし12/24、12/31は22:00まで
●場所:
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
●入館料:
[平日]一般2,000円(1,800円)、学生(高校・大学)1,400円(1,300円)、中学生以下無料、シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)
[ 土・日・祝日]一般2,200円(2,000円)、学生(高校・大学)1,500円(1,400円)、中学生以下無料、シニア(65歳以上)1,900円(1,700円)
※( )はオンライン料金
エリア別プログラム紹介 | サントリー美術館
■没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す― 英一蝶(はなぶさ いっちょう・1652~1724)は元禄年間(1688~1704)前後に、江戸を中心に活躍した絵師です。 はじめは狩野探幽の弟・安信のもとでアカデミックな教育を受けますが、菱川師宣や岩佐又兵衛らに触発され、市井の人々を活写した独自の風俗画を生み出しました。また、元禄11年(1698)、数え47歳で三宅島へ流罪になっており、島で描かれた作品は〈島一蝶〉と呼ばれ、とくに高く評価されています。 一蝶の没後300年を記念する企画展では、代表作を通して、その画業と魅力あふれる人物像に迫ります。
●日時:
9/18(水)~11/10(日) 10:00~18:00(金曜は10:00~20:00)
※9/27(金)、28(土)は22:00まで開館、11/9(土)は20:00まで開館
※11/5(火)は18:00まで開館
※いずれも最終入館は閉館30分前
※休館日:毎週火曜日
●場所:サントリー美術館 展示室
●入館料:一般1,700円、大学・高校生 1,000円、中学生以下無料
エリア別プログラム紹介 | 21_21 DESIGN SIGHT
Photo by Michele De Lucchi
■ROPPONGI ROKKEN: SEI CASE 先鋭的な建築家として世界で活躍してきたミケーレ・デ・ルッキが、建築における「間の空間」という概念を探求する彫刻作品シリーズより、新作として6つの家を公開します。 この展覧会は、異なる文化を持ちながら、共通点も多いイタリアと日本の架け橋となるものとして、六本木の21_21 DESIGN SIGHTのためにデ・ルッキにより企画されました。
●日時:
9/20(金)~10/14(月・祝) 10:00~19:00
※9/27(金)、9/28(土)は22:00まで開館延長
※休館日:毎週火曜日
●場所:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
●入館料:無料
エリア別プログラム紹介 | 国立新美術館
ジェニファー・ウェン・マ《無題―インクのリズム》(イメージ図)2022年
<RAN Picks><長期展示プログラム> ■ジェニファー・ウェン・マ《無題―インクのリズム》 この作品は、黒を基調に彩られた、高さ2mを超える巨大な紙の彫刻です。波打つ形状が独特なリズムを作り出すだけではなく、作品の色彩が国立新美術館のガラス越しに見える木々と呼応し、床にも大きな作品が写りこむことで、展示会場に溶け込みつつも強い存在感を放ちます。 中国の伝統的な山水画の要素と、大きなスケールや反復などのミニマリズムの形式が組み合わさり、伝統と現代、弱さと強さなど、相反するものが表現されています。
●日時:9/25(水)~10/7(月) 10:00~18:00
※9/27(金)、9/28(土)、10/4(金)、10/5(土)は20:00まで
※休館日:毎週火曜日
●場所:国立新美術館 1階アトリウム
●観覧料:無料
* * * 詳細は、公式サイトをご覧ください。 芸術が息づく六本木で、新たな感動を体験してくださいね。
六本木アートナイト2024
六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
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