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2024.09.26
“箱根クラシカル”にうっとり♪ 秋の一日さんぽで行きたいスポット6選
江戸時代から広く知られた温泉地であり、明治時代以降は国内外の著名人にも愛される避暑・温泉リゾートとして発展してきた箱根。歴史と伝統が香るスポットも数多くあります。今回は“クラシカル”をテーマに箱根をめぐる、日帰りさんぽのプランをご紹介。すてきな秋の一日を、ぜひ計画してみてくださいね。
美しい空間でいただく「富士屋ホテル」の朝食でスタート
さんぽのお供にもお土産にも。「川辺光栄堂」の鑛泉煎餅
中世ヨーロッパ気分でアートを楽しむ「箱根ガラスの森美術館」
名建築も美食も堪能♪「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」でランチ
老舗ホテルの別館でお茶時間♪「サロン・ド・テ ロザージュ」
美しい空間でいただく「富士屋ホテル」の朝食でスタート
館内は近代建築意匠の宝庫。宿泊専用エリア以外は自由に見学でき、ホテルの歩みを紹介するミュージアムもある
明治11年(1878年)に誕生した日本初の本格的リゾート「富士屋ホテル」は、“箱根クラシカル”の代名詞。2020年には2年以上も全館クローズしてのリニューアルを終えました。7600坪を越える敷地に並ぶ登録有形文化財の建物には耐震補強が施され、調度品の大部分は工房に送って修復。床板は一枚ずつ剥がして磨きあげるなど、すみずみまで美しく蘇りました。
日本アルプスの高山植物636種が描かれた折り上げ格天井が美しい「メインダイニングルーム ザ・フジヤ」
「富士屋ホテル」の記事はこちら
メインダイニングルーム ザ・フジヤ
メインダイニングルームザフジヤ
さんぽのお供にもお土産にも。「川辺光栄堂」の鑛泉煎餅
看板やショーケースに時が止まったような感覚を覚える店構え
富士屋ホテルのある宮ノ下は、ホテルを中心に外国人の保養地として発展したエリア。ホテルの前を通るメインストリート、セピア通り(国道1号)沿いにはいまもレトロなお店が建ち並ぶので、朝食後にスタルジックな気分が味わいながら探索してみるのもおすすめです。
商品は大小の缶に入った鑛泉煎餅のみ。創業時から変わらないデザインの缶もすてき
川辺光栄堂
カワベコウエイドウ
中世ヨーロッパ気分でアートを楽しむ「箱根ガラスの森美術館」
箱根ならではの自然と共鳴する屋外展示のガラスアートも見逃せない
宮ノ下エリアから箱根登山バスでも車でも十数分、自然豊かな仙石原エリアにある「箱根ガラスの森美術館」。15~19世紀のヴェネチアングラスを展示する「ヴェネチアン・グラス美術館」と20世紀以降の斬新な作品を展示する「現代ガラス美術館」、ガラスづくりの体験工房、ショップ&レストランなどが美しい庭園に並ぶスポットです。
ヴェネチアの「ドゥカーレ宮殿」をイメージしたホール。天井にはルネサンス期の絵画を再現
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箱根ガラスの森美術館
ハコネガラスノモリビジュツカン
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高柳 涼子
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