名建築も美食も堪能♪「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」でランチ

もともとの自然の地形や木々を生かした曲線が美しく、湖畔の風景に溶け込む

美しいガラスのアートを堪能したら、そろそろランチタイム。モダニズム建築の巨匠・村野藤吾氏が手がけた「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」に向かいましょう。箱根ガラスの森美術館からは車で20分と少し、バスなら50分前後で行くことができます。

1978年、箱根プリンスホテルとして誕生したこちら。村野氏自ら設計したロビーの家具や、細部までこだわった壁や照明などを大切に守り続けています。2つある円形の建物は、それぞれ1階が日本料理（写真）と西洋料理のレストランとなっており、建築当初から変わらない雰囲気や芦ノ湖の風景のなか、美食を楽しめます。

老舗ホテルの別館でお茶時間♪「サロン・ド・テ ロザージュ」

大きな窓のすぐ向こうには芦ノ湖の絶景。ホテルのプライベート桟橋も見える

芦ノ湖に面した広大な森の中で多くの人をもてなした三菱4代目社長・岩崎小彌太男爵の別邸。1948年、その美しい洋館や見事な庭園を受け継いでオープンした「小田急 山のホテル」は、箱根らしいクラシック＆オーセンティックを追求し続けるリゾートホテルです。

開業初期からの看板メニュー「ロザージュ伝統のあつあつりんごパイ」。目の前で花を描いて仕上げてくれる

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元ホテルの日帰り温泉「龍宮殿本館」で“幻の湯”を堪能

宮大工の技を生かした意匠とモダンな照明の組み合わせが目を引く中央階段

箱根を訪れたら外せないお楽しみのひとつが、さまざまな泉質・効能を誇る温泉。「サロン・ド・テ ロザージュ」と同じ芦ノ湖畔にある「龍宮殿本館」は、昭和13年（1938年）に建てられた「浜名湖ホテル」を移築した日帰り温泉。国の有形文化財にも登録されています。

芦ノ湖や湖上の遊覧船はもちろん、その向こうの富士山まで眺められることも

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