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2024.11.26
古都鎌倉で選ぶ自分らしさを彩る特別なショール♪やさしい風合に心弾む「tamaki niime okurimon」
江ノ電がお店のすぐ前をガタンゴトンと通りぬける「tamaki niime okurimon(タマキ ニイメ オクリモン)」。兵庫県の伝統産業として知られる播州織の生地を使ったショールの魅力を鎌倉の地から発信しています。質のいいコットン100%の先染め糸で織るショールは驚くほどやわらかく、究極の肌触りはワードローブに加えたくなるほどです。2階には洋服作品も取り揃える素敵なお店をご紹介します。
大切な人や自分への贈り物をじっくりと選ぶ特別な場所
江ノ電長谷駅から徒歩約1分
兵庫県西脇市に播州織のLabとShopを持つ「tamaki niime」の関東唯一の直営店として鎌倉の長谷エリアにお店を構える「tamaki niime okurimon」。北播磨地域で江戸時代から続く播州織は200年以上の歴史があり、「tamaki niime」のショールはふわっとしたやわらかい質感が魅力です。
鏡にあわせてゆったりと選べる店内
店名の“okurimon”は、播州弁で“贈り物”を意味するのだそう。素肌にしっくりと馴染むショールはいつも頑張っている自分へのご褒美にもおすすめです。
レトロな車両の江ノ電
古都の風情漂うお店の前は江ノ電が行き交い、静けさにつつまれたショップでは特別な出会いが待っていますよ。
一枚の織物から広がる無限の可能性
光沢のある上質な糸で織られたシャツは発色もあでやか
今ではショールが「tamaki niime」の代名詞となっているものの、ブランドを立ちあげた当初はシャツがメインだったのだとか。主宰する玉木新雌さんが風合いの良い生地づくりを追求した結果、縫製できない程の柔らかい生地が織り上がり、“こんな気持ちの良い生地ができたのに…”と自身の肌にあてた際、ショールにしてはどうかとひらめいたことで、新しいチャレンジが始まりました。
風合い豊かに襟元を彩る魔法の織物
巻き方次第で様々な表情を見せるショール「only one shawl 」
先染めの糸で織る播州織のショールは追求し続けるアーティスト達によって織りなされ、巻いたときに気持ちよく、肌なじみもいいのが特徴です。巻き方によって色と柄の表情が異なるので、その日の気分や洋服とのコーディネイトを楽しんで。
洋服を選ぶかのようにショールを選ぶ
大きさはスモールからビッグサイズまで4サイズあり、さりげなくかけてみたり襟元にグルグルと巻いてみたりと、装いにあわせて楽しみ方はいろいろ。これからの季節は、コットンに加えてウール素材も種類豊富に揃います。
使い勝手のいいビッグサイズのショール(13200円~)
コーディネイトがより楽しくなるギャラリーのような2階フロア
観音扉の2階入り口
洋服作品が中心の2階は、タイル職人や木工作家がその意匠を凝らした素敵な内装で開放感にあふれています。現在でもフランスの田舎街などの街燈で見かけるホロフェーン社の照明がクラシカルな雰囲気を醸し出し、古都の風情に不思議とよくあっています。
近くで見るとその大きさに圧倒される神代杉
2階へ上る階段の壁にはめられた立派な大木も圧巻です。山形県の鳥海山にて掘り起こされた神代杉で、美しい木目に高級感が漂いまるで美術館へと続くアプローチのようです。
畑で綿花を育てることから始まるいのちの循環
「純粋な国産 shawl」(55000円~)
約10年前から自社でコットンの無農薬栽培をはじめていて、そのやわらかな繊維を撚った糸で織るショール「純粋な国産shawl」は鎌倉のショップだけの限定品です。綿花の栽培から織りまで、すべての工程を国内で仕上げたショールの軽やかな風合いは格別。オリジナルの桐箱に入れ播州織の生地で包むといった、こだわりをつきつめた逸品です。
おしゃれの幅がぐんと広がる一枚のショール
天然染料となる藍の葉、タマネギの皮や栗のイガ
一度手に取るとその肌触りのよさにうっとりする「tamaki niime」のショール。色や素材、サイズが豊富できっとお気に入りが見つかります。スタッフのアドバイスも参考にして素敵な1枚を見つけてはいかがでしょうか。
tamaki niime okurimon
タマキ ニイメ オクリモン
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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