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2025.06.18
クリームソーダのすぐ横を江ノ電が通る♪稲村ケ崎のとっておきカフェ「cafeうみのトナリ」
テラスの横を江ノ電が行き交う「cafeうみのトナリ」。落ち着いたクリーム色の一軒家カフェで、江ノ電の線路わきにたたずみます。海沿いの街ならではの開放感と鎌倉らしい雰囲気の両方が楽しめますよ。家庭料理を盛り合わせたランチプレートやクリームソーダで、海辺の街でのんびり過ごしませんか。

探検気分でたどり着く小径の先の一軒家

江ノ電稲村ケ崎駅から徒歩約4分
手書きの看板を頼りに細い小道を進むと「cafeうみのトナリ」に到着。稲村ケ崎駅から歩いて数分でありながら入り口が江ノ電沿いの奥まった場所で、人ひとりがやっと通れる道を進むのは、探検にでも出かけるような気分になりますよ。

テラスにかかる看板

稲村ケ崎の別荘に訪れるかのような隠れ家

シンプルで居心地のいい店内
ゆったりとした一軒家は、土間の床にイギリスの作家ものの額絵、奥のガーデンテラスがあり、別荘にでも来たかのように日常を忘れてのびのびとくつろげます。かつて世界60か国を旅した元ツアーコンダクターの店主が、シンプルながらも洗練された空間を演出します。

奥にはガーデンも広がる

ガタンゴトンと行き交う江ノ電を眺める特等席

鎌倉ならではの風景が目の前に
線路沿いに設けられたテラス席は、江ノ電の風景を特等席で楽しめる場所。のんびりと走る江ノ電が、より一層ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。

「クリームソーダ」(700円)
過ごしやすいテラスでのんびりしていると、透明感のあるクリームソーダ越しに江ノ電が通り過ぎます。この映画のワンシーンのような光景は、シチュエーションは違っても、ふとユーミンの名曲『海を見ていた午後』を思い出させる瞬間です。

約20種類もの食材を贅沢に使用したワールドワイドな家庭料理

「スペシャルランチプレート」(1650円)
ランチタイムには看板メニューの「スペシャルランチプレート」をお目当てに訪れる人が多いのだそう。2週間ごとに内容が変わり、ツアーコンダクターの経験を活かした世界各国の料理も添えた賑やかなプレートで、20種類を超える食材を使った家庭料理が楽しめます。

「稲村焼きカレードリアセット」(1500円)
自慢のカレーは、店主のお父様が得意だったというスパイシーカレーのレシピを受け継いだこだわりの味わい。このカレーにチーズをのせてオーブンで焼いたカレードリアも隠れた人気メニューです。

スイーツにもスパイスを効かせたこだわり

「薬膳キャロットケーキ」(500円)紅茶(600円)
キャロットケーキにはシナモンやカルダモンなど10種類以上のスパイスを使用。風味豊かな味わいが楽しめます。ポットから温かい紅茶を注ぐと、どこか遠い国へ旅行しているかのよう。

穏やかな時間が流れる海沿いのカフェ

ここから、稲村ケ崎の海岸までのんびり歩いても3分ほど。海辺の散策もおすすめです。心も体ものびやかにリフレッシュしてくださいね。
cafeうみのトナリ
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文:高橋茉弓 写真:古本麻由未
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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