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2025.05.18
東京バラさんぽー都内最大のバラ園「神代植物公園」からめぐる春の調布・府中ー
春バラの美しい季節の到来。梅雨や夏の前に爽やかな気候に誘われてついおでかけしたくなりますね。今回は、約400種5200株のバラが美しい「神代植物公園」を基点に、古刹やすてきなカフェなどをめぐる春のさんぽルートをご紹介。満開のバラの香りや豊かな緑を感じながらゆったり回って、リフレッシュしてみませんか。
「春のバラフェスタ」も開催中♪ 都内最大のバラ園がある「神代植物公園」からスタート
植物公園のお隣の古刹「深大寺」にお参り。豊かな自然にも癒やされて
ランチは「深大寺手打ちそば 湧水」へ。名物の門前グルメに舌鼓
洋の気分ならこちらも♪「Cafe Le Petit Bonheur」
アトリエショップ「kata kata」で心温まるストーリーに出会う

「春のバラフェスタ」も開催中♪ 都内最大のバラ園がある「神代植物公園」からスタート

2025年6月1日まで「春のバラフェスタ」開催中。バラにちなんだイベントやグルメを楽しめる
バラさんぽのスタートは調布市の「都立神代(じんだい)植物公園」から。京王線調布駅・つつじヶ丘駅、JR三鷹駅・吉祥寺駅からそれぞれバスで20分の場所にあります。かつては東京都内の街路樹を育てる苗圃で、1961年に都内唯一の植物公園として開園。約4800種類10万本・株を数える植物を、武蔵野の面影を残す園内をゆったり散策しながら楽しめます。

1日では見切れないほど広大な園内は、植物の種類ごとに30ブロックに分かれている
都立神代植物公園
トリツジンダイショクブツコウエン

植物公園のお隣の古刹「深大寺」にお参り。豊かな自然にも癒やされて

幕末に焼失し、大正時代に再建された本堂。御朱印を授与する建物も近くにある
「都立神代植物公園」と合わせてぜひ訪れたいのが、隣接する「深大寺(じんだいじ)」。炎上や再建・復興を繰り返した1300年以上の歴史を持つ、日本最大の厄除け大師です。 東日本最古の古仏として知られる国宝「白鳳釈迦如来像」をはじめ文化財や見どころの宝庫ですが、自然豊かな境内を歩くだけでも心が洗われるはず。2025年6月2日まで、江戸時代以来の大改修理を終えた日本最大の肖像彫刻「元三大師像」の開帳も行われています。
深大寺
ジンダイジ

ランチは「深大寺手打ちそば 湧水」へ。名物の門前グルメに舌鼓

ペット同伴OKのテラス席やお座敷もあり、さまざまな場面で重宝しそう
お参りのあとはランチタイム。深大寺ならではのグルメを楽しむならお蕎麦がぴったりです。深大寺の裏山一帯は蕎麦の栽培に適した土で湧き水も多いことから「武蔵野の水と緑と寺と蕎麦」とも言われ、お寺とも切り離せない関係にあります。深大寺そばは400年以上の歴史を持ち、江戸時代の『新編武蔵風土記稿』でも「極めて絶品」と紹介されたほどです。

香りとのどごしのよさを楽しめる細めの麺。一品料理やお酒、スイーツなど豊富なメニューもうれしい
深大寺手打ちそば 湧水
ジンダイジテウチソバドユウスイ

洋の気分ならこちらも♪「Cafe Le Petit Bonheur」
洋風のものが食べたい気分ならカフェもいいですね。神代植物公園と深大寺の最寄り駅のひとつ、調布駅から徒歩15分ほどの住宅街にある「Cafe Le Petit Bonheur(カフェ ル プティ ボヌール)」は、“小さな幸せ”をコンセプトに親子で営む隠れ家カフェです。 ヨーロッパ圏の料理やお菓子から幅広くセレクトしたメニューが揃うこちら。週替わりのパスタやホットケーキ(平日12時〜13時は注文不可)などが味わえます。
Cafe Le Petit Bonheur
カフェルプティボヌール
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高柳涼子
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