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2025.06.19
まるで一枚の絵画のような庭園を眺めながらカフェ時間を♪自由が丘の古民家カフェ「古桑庵」
自由が丘駅から徒歩数分の場所に、そこだけ時間が止まっているかのような静寂の和カフェ「古桑庵」があります。緑の木々に囲まれた古桑庵に一歩足を踏み入れると、にぎやかな自由が丘にいることを忘れてしまうほど。落ち着いた純和風の空間で、ぜいたくな時間を過ごしてみませんか。

純和風の庭園でほっとひと息

建物の右奥の道を進むと入り口がある
自由が丘のカトレア通りを歩くこと6分。にぎやかな街中に、緑の木々に囲まれた古民家カフェ「古桑庵」があります。古桑庵という店名は、茶室が桑の古材で作られているから。夏目漱石の娘婿である小説家の松岡譲氏が命名したのだそう。 ご当主の祖父・渡辺彦氏が友人の小説家・松岡譲氏とともに戦後に建てた茶室。そちらと自宅を改造し、26年前に茶房とギャラリーをオープンしたところまたたくまに人気に。自由が丘にある「ほっとできる場所」として今でも多くの人に愛されています。

緑豊かな庭園が広がる

窓から見える景色はまるで絵画

古美術品もいっぱい

癒しの和スイーツメニューが全8種

「あんみつ」(1000円)※フルーツは季節によって変わります
古桑庵でいただけるのは、ていねいに作られた和スイーツの数々。一番人気の「古桑庵風抹茶白玉ぜんざい」(1100円)は、上質な抹茶と小豆、白玉を味わえるぜいたくな一品です。香り高い抹茶に粒あんと白玉が絡みあい、ひと口食べれば幸せな気分に浸れること間違いなしです。 コーヒーやカフェオレ、カプチーノ、抹茶オレなどのカフェメニューも豊富に揃っていて、カフェドリンクには手作りのひと口菓子が付いてきます。抹茶は地元のお茶屋さんから仕入れた濃い宇治抹茶を使用しています。

「抹茶フロート」(1100円)

離れのカフェスペース
週末や「かき氷」がメニューに加わる(7月後半~8月いっぱいまで)には、いつも店前に行列ができる「古桑庵」ですが、13時以降は離れもカフェエリアとして開放しているので幾分入りやすくなるのでおすすめですよ。

雰囲気たっぷりのお庭

古桑庵
こそうあん
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田賀井リエ 撮影:廣江雅美
Writer
田賀井リエ

東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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