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2025.08.22
おひとりさまもOK♪ ふんわり軽やか食感のホットケーキ&フレンチトーストが自慢の「石釜 bake bread 茶房 TAM TAM」
神保町駅のA7出口からほど近い「石釜 bake bread 茶房 TAM TAM(いしがまベイクブレッドさぼう タムタム)」は、ラウンジのような落ち着いた空間の中で、ゆったりと過ごせる茶房です。石窯オーブンでじっくり焼いたホットケーキと淹れたてのコーヒーでひと息。おひとりさまでも気軽に入れるお店を紹介します。
本を読みながら焼きたてのホットケーキを待つ時間も楽しんで

開店前から店先に行列ができることも
大人の雰囲気漂う外観が一見BARのようですが、店内にはいると木目を基調としたインテリアがナチュラルで落ち着いた雰囲気。女性1人でも気軽に入れるお店です。

店名の「タムタム」とはオーナーの苗字「田村」が由来
店舗をデザインしてくれたデザイナーと一緒に「家庭では食べられない特別な料理」を提供したいという想いから、現在の「石窯焼ホットケーキ」の提供が始まりました。

「石窯焼きホットケーキ」(ドリンクセット 1540円)
生地を仕込む時の分量や厚みを出すために試行錯誤し、今のホットケーキが焼けるようになるまでにとても時間がかかりましたと田村さん。

バターをたっぷり塗ったフライパンにオリジナルの生地を流し込んでオーブンへ
リニューアル前までは銅板で焼いていたそうですが、石窯に変えてみたところ、石から出る遠赤外線の効果で、火とは違った焼き上がりに。石窯焼きならではの食感のホットケーキが誕生しました。

製パン用の石窯焼きオーブンを使用
卵や牛乳、生クリーム、リコッタチーズなどの材料を合わせたオリジナルの生地をフライパンに流し込み、石窯オーブンで約9分、250℃の高温で一気に焼き上げます。 途中で生地の真ん中に穴を開け、焼き加減をチェック。ちょうど良い焼き加減になったところでひっくり返して様子を見ながら2〜3分焼いたらできあがり。

ふっくら膨らんだホットケーキを裏返してさらに焼く
こんがりと焼きあがったホットケーキの厚みは約3cm。通常のホットケーキより分厚く、ナイフを入れるとサクッとふんわりした軽い切れ味。 まずはシンプルに生地だけを味わってみると、焼き目の香ばしさとやわらかい甘味が口の中に広がり、とても軽やか。コーヒーとの相性も抜群です。

底面に薄いクッキーのようにサクッとした食感の部分ががあとを引く美味しさ!
ホットケーキの熱でとろけていく生クリームとメープルシロップが、どんどん生地に染み込んでいき、サクッ、フワッ、ジュワ〜! とした食感が最後まで続きます。 今食べ終えたばかりなのに、また食べに来たいと思えるほど魅力的なホットケーキです。
プディングのようなプルンとした食感の「フレンチトースト」

アパレイユごと入れて焼き上げることによりプルプル食感になる
ホットケーキと人気を二分する「石窯焼きフレンチトースト」は、パン生地にフランスパン生地を合わせて練り込んで焼いた特注のパンを、前の晩からじっくりとアパレイユ(卵液)に浸します。 たっぷりアパレイユを吸い込んだパンをココットに入れて、250℃オーブンで25分焼きます。

「石窯焼きフレンチトースト」(ドリンクセット1540円)
フレンチトーストが焼きあがると、シナモンのいい香りが漂ってきます。 焼きたてのフレンチトーストの熱で、みるみるとろけていく生クリームと、メープルシロップが混ざり合ってフワッ、とろりとミルクと卵たっぷりのとろけるような味わい。

甘さ控えめのフレンチトーストにメープルシロップをたっぷりかけて
少し時間が経って冷め始めると、プディングのようにプルンとした食感に変化していくので、最後の一口までおいしく味わえます。

「石窯焼きホットケーキ」と「石窯焼きフレンチトースト」は、生クリームを別皿盛りにして貰える
神保町は本の街。お気に入りの本をのんびり読みながら、ホットケーキが焼けるのを待ってみてはいかが?
石釜 bake bread 茶房 TAM TAM
イシガマベイクブレッドサボウ タムタム
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文:田邊百代(オフィス・ポストイット) 撮影:古本麻由未
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