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2025.10.28
癒やし空間「和韓ブランチ 熾き火(おきび)」で心と体にやさしい本格和韓料理とアフタヌーンティを♪
都営浅草線・本所吾妻橋駅横にある「和韓ブランチ 熾き火」は、東京スカイツリーからも徒歩圏内の、和と韓を融合させた五感で楽しめる創作料理店。営業は昼から夕方までで、アフタヌーンティも楽しめます。おいしいものを少しずついただきながら、癒やしの時間を過ごしてみませんか?
大人の女性にぴったりの落ち着いた空間

店内に一歩足を踏み入れると、大きなテーブルが目に飛び込んでくる
観光客も多い浅草通り沿いにあるビルの2階、扉をくぐると外の喧騒とは別世界のシックな空間が広がります。飴色のチーク材を組み上げたテーブルの上に灯るのは、芯の部分が真っ赤に燃えた薪をイメージした熾き火のオブジェ。癒やしを感じさせる炭火の揺らぎが、店名にも付けられています。

テーブルの真ん中でゆらゆら揺れる炎
ブランチメニュー「熾き火ヘルシー籠膳」

メインはビタミン豊富な「ポークソテー・アボカド添え」
「熾き火ヘルシー籠膳」は、店のこだわりメニュー。大きな籐籠には、健康に配慮した自然素材の手作り和韓料理がぎっしりと11種類も並びます。メニューは季節や仕入れによって変わりますが、体調不良におちいりやすい冬には肉と野菜が中心の、たんぱく質とビタミンやミネラルがたっぷり摂れる体にうれしいお膳が登場します。 メインのポークのほか、米粉で揚げた国産鶏の唐揚げ、卵黄みぞれ餡とヤンニョムソースを絡めた冷製ビーフなど、肉料理を少しずつ。そのほか籠の中には2色パプリカのキムチや、「ケトジェニックキンパ」という炭水化物を使わない、韓国で流行しているヘルシーなキンパなど、野菜もたっぷりです。

器やカトラリーもこだわりを持ってセレクト
「ニンジンのラぺ・ロシア風」は、1930年代、スターリンによって多くの朝鮮民族が中央アジアに強制移住させられたとき、白菜の代わりに食べられていたというニンジンのキムチ。そんなエピソードを在日3世のオーナーの愼(しん)さんからうかがうこともでき、いにしえの韓国に思いを馳せながら料理をいただけます。
熾き火ならではの「アフタヌーンティ」

アフタヌーンティ3200円 スタンドの一段目は、下から時計回りにキンパ、クッキー2種に手作りプリン、シッケ
15時からのアフタヌーンティは要予約で、120分制。温かみのあるふたつの籐のスタンドに、こだわりの和韓メニューが載っています。 スイーツはプリンや手作りの焼き菓子、セイボリーはキンパやヤンニョムチキンなど、おなじみの韓国料理が中心。陶器のグラスで提供される「シッケ」も韓国では昔から親しまれている伝統の発酵飲料です。麦芽粉を発酵させて作られる甘酒のような飲み物で、アルコールは含みません。やさしい甘さのカボチャ味は熾き火オリジナル。消化を助け、血液循環をよくする効果があるのもうれしいですね。

二段目はチョコレートケーキ・クリームチーズ添えとレモンとイチジクのケーキ、ラズベリーソースの盛り合わせ

ミニスタンドの一段目にのっているのはヤンニョムチキン、二段目はフルーツバスケット
選べる香り高いこだわりのお茶

バラの蕾を乾燥させたリラックス効果抜群のハーブティー「マイカイ花茶」
アフタヌーンティでは和紅茶を含む日本茶やアジアのお茶7種類からひとつ好きなものを選べます。 日本茶は緑茶のほか、特上茎茶や玄米茶、ほうじ茶などすべてポットサービス。日本三大銘茶のひとつ、狭山茶のものが使われ、深い香りと味を楽しめます。 また、別料金にはなりますが、あと味すっきり、ヘルシー志向の韓国焼酎・セロや、中国の白茶をベースに果汁やハーブをブレンドしたノンアル・スパークリング「ホワイトティ」を片手に、アフタヌーンティと一緒に 乾杯! と洒落込むこともできますよ。

左はセロ980円/375mL 右はホワイトティスパークリング 1200円/275mL
現在「熾き火」はお昼から夕方の時間までのブランチを楽しむ店ですが、2025年11月からは金・土曜日にはバータイムを設け、22時までの営業に。もともとお酒と相性のいい「熾き火ヘルシー籠膳」はおつまみとしても楽しめますが、「升酒と肴セット」や「日本酒3種飲み比べセット」の用意もあります。週末の夜は駅近の癒やし空間で、厳選された和韓料理をアテに一献傾けてはどうでしょう。

和韓ブランチ 熾き火
ワカンブランチ オキビ
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文:朝倉めぐみ(オフィス・ポストイット) 撮影:古本麻由未
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