【プレゼントも】山梨・昇仙峡で1泊2日の紅葉旅♪日本遺産のストーリーを辿り、ジュエリー、温泉、山梨グルメを楽しんで
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【プレゼントも】山梨・昇仙峡で1泊2日の紅葉旅♪日本遺産のストーリーを辿り、ジュエリー、温泉、山梨グルメを楽しんで

紅葉の名所として名高い、山梨を代表する景勝地「御嶽昇仙峡(みたけしょうせんきょう)」。この一帯では、大小の滝や巨石・奇岩が織りなす渓谷美とともに、高い技術力のもと作られたジュエリーや、昭和の文豪らが執筆のために滞在した趣のある温泉などが楽しめます。清流と伝統に彩られた数々のスポットには、ここにしかない出会いや発見がたくさん。 昇仙峡は、全国に104ある日本遺産の一つ。日本遺産は、その地域ならではの歴史や伝統をつなぐ“ストーリー”で、その奥深さから新たな発見につながることも。 「日本遺産」に認定されている昇仙峡のストーリーを辿り、水晶と豊かな自然からパワーをもらう秋の1泊2日旅に出かけませんか? さらに、アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、伝統の革工芸品・甲州印伝のキュートな小銭入れをプレゼント。詳細は記事の最後でご案内しています。

日本遺産ポータルサイトはこちらから

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鮮やかな紅葉を楽しみに、清流と水晶の秘境「昇仙峡」へ

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昇仙峡のシンボル、「覚円峰(かくえんぽう)」。見る角度によって姿を変える

秋が深まるころ、日本一の渓谷美と称される昇仙峡一帯は鮮やかな紅葉に包まれます。花崗岩の断崖と清流が織りなす絶景は、まるで絵画のような美しさ。

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渓谷沿いには遊歩道が整備されている

甲府駅から、バスや車で約30分というアクセスの良さも魅力。澄んだ空気のなか遊歩道を歩けば、赤や黄に染まる木々のあいだから渓流のせせらぎや滝の音が響き、自然の息づかいを間近に感じられます。

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山梨県の天然記念物にも指定されている天鼓林(てんこりん)。林の限られた場所で足を踏み鳴らすと、ポンポンと鼓の音に似た共鳴音がかえってくる

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かつて歌人が渓谷を訪れて観た景色の歌を歌碑にして設置

甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡 のストーリーはこちらから

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遊歩道を歩きながら、滝や奇岩の絶景を眺めて

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巨大な花崗岩に囲まれた石門

昇仙峡一帯の山地は、水の塊と信じられていた水晶を産出する水源信仰の地。水が作った芸術品ともいえるこの渓谷美は、江戸時代末期に行われた新道開削により奇跡的に出現したものなのだとか。地域を流れる荒川上流を訪ねると、悠久の時をかけた浸食により形成された大小の滝や、巨石・奇岩が姿を現します。 花崗岩の天然アーチ「石門」や岩肌を削りながら落下する優美な「仙娥滝(せんがたき)」など、遊歩道沿いには見どころがたくさん。ひとつひとつにユニークな名前がつけられているので、MAPを手に想像をふくらませながら歩いてみて。

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昇仙峡遊歩道の最奥部に位置する仙娥滝

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覚円峰のふもとの、奇岩が織りなすダイナミックな風景。遊歩道から気軽に眺められる

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絶景の山頂へと連れて行ってくれる昇仙峡ロープウェイ

天気がよければ、昇仙峡ロープウェイで山頂まで登ってみるのもおすすめ。展望台から、富士山と南アルプス連峰のパノラマビューが楽しめます。ロープウェイ乗り場の周辺には、伝統工芸を扱うおみやげ屋さんやカフェ・食堂が並んでいるので、ぜひ立ち寄ってひと息つきましょう。パワーストーンや山梨ワインなど、この地ならではのおみやげも探せますよ。 池の小皿に8つの宝石を投げ入れる「八珠願い」、金運上昇や無病息災を願って鈴を結ぶ「昇玉堂」といった願掛けスポットもあり、散策するほどにワクワクが広がります。

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(上)「八珠願い」の池。七福神の前にある受け皿に宝石を投げ入れて願掛けをする (下)巨大な水晶玉と不動明王像が祀られている「昇玉堂」。願掛けの鈴を結んで

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水晶発祥の地「金櫻神社」で、五感を研ぎ澄ますひとときを

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山を背にして立つ朱塗りの鳥居を抜けて境内へ

昇仙峡滝上エリアからさらにその奥へと登りつめると、朱色の鳥居が静かに迎えてくれます。そこに鎮座する「金櫻(かなざくら)神社」は、平安時代から信仰を集める金峰山を御神体とする古社。多くの修験者が修行のために歩いた参詣道は御嶽古道と呼ばれ、江戸時代には浮世絵師・歌川広重がその景色を描いたことでも知られています。今では、自然を楽しみながら歴史と信仰に触れられるトレッキングコースとして人気を集めています。

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(左上)一枚石の手水舎 (左下)杉の木が並ぶ参道。途中には竜神池がある (右)甲府市の天然記念物にも指定されている杉の巨木

全国的にもめずらしい、大きな一枚石でできた手水舎で手を清めたら、267段の石段を登って境内へ。一気に登ると息切れするので、参道沿いにそびえる杉の木のパワーを感じながらゆっくり進んでいきましょう。なかには樹齢700〜800年と推定される巨木もあり、神が宿る木として注連縄が張られています。

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厳かなたたずまいの拝殿。山の澄んだ空気のなかでお参りを

御神宝は、この地で採掘され磨かれた水晶「火の玉・水の玉」。本殿には水晶を尾に絡ませた昇竜・降龍が奉納されています。境内には、水神が住むといわれている古井戸やさまざまな福を招く招福大黒天など見どころが多く、20分ほど歩いた先には富士山や金峰山を拝むことができる遥拝所もあります。 2025年10月には新しく休憩所も誕生。ブレイクタイムを挟みながらのんびりと境内をまわれるのがうれしいですね。

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黄金色に輝く鬱金の櫻。満開の時期は全国から訪れる参拝者でにぎわう

御神木の「鬱金の櫻」は、古くから「金の成る木の金櫻」として崇められており、金運アップのご利益が。毎年4月下旬から5月初旬にかけて、淡い黄金色の花を咲かせます。

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通常の御朱印300円。水晶の社印を見逃さないで

金櫻神社は水晶発祥の神社といわれており、社印も大きな水晶に刻まれています。この社印は1.8kgほどあるそうで、御朱印をお願いすると、両手でぐっと包み込むようにしながら押していただけます。 通常の御朱印のほか、桜や昇龍・降龍が描かれた切り絵の御朱印も人気。神社の刻印入りの水晶ブレスレットや、火の玉・水の玉の水晶が入ったお守りなど、水晶のパワーを感じる授与品も見逃せません。参拝の記念に購入してみてはいかが?

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切り絵の御朱印1000円。2パターンの絵柄から選べる

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(左)水晶ブレスレット3000円〜 (右)生涯守り1000円。返納不要で一生持ち続けられる

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山梨のおいしさがぎゅっと詰まった地産地消カフェ「昇仙峡CAFE LINKS」

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大自然に寄り添うカフェ

この地が誇る歴史と伝統のストーリーに触れたあとは、この地の恵みを生かしたカフェでおいしいひと休み。「昇仙峡CAFE LINKS(カフェリンクス)」は、昇仙峡の名所のひとつ・仙娥滝の近くにたたずむカフェ。荒川のほとりにあり、清流のせせらぎに耳を傾けながら、山梨県産食材をふんだんに使ったこだわりのメニューが味わえます。

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開放感あふれる店内。窓のすぐ外を荒川が流れる

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オーブンで1枚1枚焼き上げるやまなし純正ぱんけーき1300円、桑の葉茶ラテ600円

こちらを訪れたら外せないのが、山梨県産の米粉と山梨県黒富士農場のオーガニック卵を使ったグルテンフリーのパンケーキ、その名も「やまなし純正ぱんけーき」です。もっちりと弾力があり、中はスフレのようにふわふわ。分厚くてボリュームがあるのに口当たりは思いのほか軽く、2枚重ねでもぺろりとお腹に入ってしまいます。 生クリームとメープルシロップでいただくプレーンのほか、キャラメル、あずきバター、きなこと黒蜜などバリエーションも豊富。昇仙峡の湧水を使ったドリンクとともに召し上がれ。

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甲州ワインビーフのLinksぴざ2200円。フレッシュなリーフを好きなだけ摘み取って

もうひとつの看板メニューは、山梨育ちの素材を使った「甲州ワインビーフのLinksぴざ」です。焼きたてのピザとともにテーブルに届くのは、もりもりと葉を茂らせる地元農家の旬野菜。ハサミで好みの量のリーフを摘み取り、甲州ワインビーフのピザの上にのせ、オリジナルのドレッシングをかけていただきます。 香ばしいピザ生地と一緒に、ほんのり甘みのあるビーフとフレッシュな野菜の味が楽しめて飽きのこないおいしさ。食べて、摘んで、またのせて。テーブルの上で自分で完成させるというエンタメ感もたまりません。

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三福だんご1本500円

店先では、ふっくらとかわいらしいおだんごを焼いていました。「大福」「幸福」「裕福」の3つの願いを込めた縁起物で、昇仙峡観光のおともにぴったり。「くるみ味噌」「みたらし」「醤油」、そしてきなこと黒蜜の「信玄」の4つの中から好きなたれを選べます。アツアツをほおばりながら、散策の続きを楽しんで。

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1番人気のくるみ味噌をたっぷり塗ってもらって

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昇仙峡CAFE LINKS

ショウセンキョウカフェリンクス

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「LUCKY OPEN FACTORY」でオリジナルのジュエリーづくり

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ファクトリーの階段壁面展示。ジュエリー商品の型の元である原型がずらり

昇仙峡一帯で産出される水晶とその加工技術は、全国トップシェアを誇る甲府のジュエリー産業の基盤となっています。「LUCKY OPEN FACTORY(ラッキーオープンファクトリー)」は、長きに渡り受け継がれてきたジュエリー職人の匠の技や工場、商品を見学でき、ジュエリーの制作体験を行うこともできるファクトリー。ジュエリーメーカーのラッキーアンドカンパニーが運営しています。

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目を凝らして、自分好みの原型を探してみて

ファクトリーに足を踏み入れると、迎えてくれるのは宝石が敷き詰められた「煌めきの階段」。2階まで続く壁面いっぱいに、約4万本ものジュエリーの原型が飾られています。白一色の空間はまるで美術館のよう。2階には、実際にジュエリー職人が作業している様子を覗くことができる見学ブースも用意されています。

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2階の見学ブース。ジュエリーの製作工程や宝石にまつわるトリビアの展示も

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約30分のジュエリー製作体験5000円〜(要予約)

ファクトリーを見学したら、ぜひオリジナルのジュエリー製作体験にチャレンジを。まずはリングやネックレス、キーホルダーなど作りたいアイテムを決め、好みのデザインとストーンを選びます。ストーンは、ブルーやピンク、グリーンなど約10色のキュービックジルコニアをラインナップ。ひとつひとつ手にとって色合いを確かめることができます。

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シルバーのリングと、澄んだ水色のアパタイトをチョイス

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ジュエリー製作体験の様子。プロと同じ道具で、職人気分が味わえる

作業台に座ったら、地金のでこぼこしている部分をやすりで磨き、形を整えていきます。使用する道具は、実際にジュエリー職人が使っているのと同じもの。最初はドキドキしますが、使い方を丁寧に教えてもらえるので安心して進められます。表面がなめらかになったら、ストーンを地金の「爪」にはめ込み、やっとこを使ってしっかりと固定。最後は研磨剤を使ってピカピカの状態に仕上げます。 思いのほか手作業の工程が多く、ものづくりの大変さや喜びを改めて感じることができます。そんな思いでつくったジュエリーは愛着もひとしお。そのままお持ち帰りできるので、早速身につけてみてくださいね。

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世界でひとつ、自分だけのジュエリーが完成

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LUCKY OPEN FACTORY

ラッキーオープンファクトリー

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055-235-9107
(土・日曜、祝日は055-232-5665)

clock-icon10:00~17:00(ジュエリー制作体験は10:00~、13:30~、15:00~要予約)
pin-icon不定休
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地元野菜の料理とともに多彩な山梨ワインが味わえる「Four Hearts Cafe」

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甲府城跡の近くにあるお店は18時にオープン

山梨で盛んな産業といえば、ジュエリーのほかにワインも有名。日本ワインの発祥の地であり、白ワイン用の「甲州」や赤ワイン用の「マスカット・ベーリーA」をはじめ、山梨固有のブドウ品種を使った多彩なワインが生産されています。 せっかく甲府を訪れたのなら山梨ワインも楽しみたい…。それなら、種類豊富な県産ワインと地ビールを取りそろえるダイニング「Four Hearts Cafe(フォーハーツカフェ)」へ向かいましょう。4つのハートを組み合わせた四つ葉のクローバーの看板が目印です。

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あたたかみがあり、落ち着いた雰囲気の店内

お店がオープンしたのは2000年。まだ国産ワインを求める人が少なかった時代から、山梨ワインにこだわり、醸造家の思いとともに料理とあわせた1本を提供してきました。各ワイナリーの努力もあり、近年では国産ワインの国際的な評価も著しく向上。今では山梨ブランドを目当てに多くの人が訪れます。

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オーナーにおすすめの山梨ワインをうかがうと、悩みながらも県内ワイナリーの6本をセレクトしてくれました。最初の3本は、果実味がありすっきりとした辛口の白ワイン。左から機山洋酒工業(甲州市塩山)の「キザンワイン」、くらむぼんワイン(甲州市勝沼)の「KURAMBON」、スプリングワイン(甲府市)の「koshu」です。 一度見たら心に残る、デザイン性豊かなエチケット(ラベル)にも注目。ワインの名前を忘れてしまっても、視覚で覚えておきやすいのがうれしいですね。

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次の3本は、左から旭洋酒(山梨市)の赤ワイン「ソレイユ ヴー ルージュ」、98WINEs(甲州市塩山)の白ワイン「霜(SOU)」、本坊酒造 マルス穂坂ワイナリー(韮崎市)の赤ワイン「穂坂収穫ルージュ」。各ワイナリーの個性が光る1本です。 ワインだけでは販売していないので、お店で料理と一緒に楽しみましょう。グラスワインは880円から、ボトルは5500円から。どれにしようか迷ったときは、気軽にお店のスタッフに尋ねてみて。希望に合わせたワインをアドバイスしてもらえます。

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カリッと香ばしいじゃが芋フライ1320円。ワインは勝沼醸造「アルガブランカ クラレーザ」

料理は、お酒と相性のいいアラカルトが充実。特に、山梨県産のオーガニック野菜を使ったメニューが人気です。季節によって変わるので、「Today's Veggie(今日の野菜)」と書かれた黒板をチェックしましょう。 じっくり煮込まれたお肉と野菜の旨みが溶け込んだラグーソースのパスタには、マスカット・ベーリーAの重めの赤ワインを合わせて。ソースのコクを引き出してくれますよ。ワインのほか、地元クラフトビールのラインナップも豊富。おいしいお酒とともに、甲府の夜を楽しんでくださいね。

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ラグーソースのパスタ1760円。ワインはダイヤモンド酒造の「ますかっとべーりーA Y cube」

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信玄公や昭和の文人に愛された湯村温泉で、旅の疲れを癒して

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静かな温泉街に溶け込む外観。日帰り温泉の「鷲の湯」を併設

泊まりがけで昇仙峡エリアや甲府の街をめぐるなら、開湯1200年の信玄の湯 湯村温泉を旅の拠点にどうぞ。昇仙峡の地下水脈が良質な温泉として湧き出し、江戸時代末期には庶民が利用する湯治場として大いににぎわいました。そんな歴史ある温泉郷が、甲府駅から車で10分という近距離にあることに驚かされます。 文人たちが訪れたことでも知られており、なかでも「旅館明治」は太宰治が2度にわたり執筆のために逗留し、湯に癒されたという歴史ある宿。大規模リニューアルを経て、2025年8月、外湯「鷲の湯」とともに再オープンしました。

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(左上)中庭を囲んで配された客室棟 (右上)モダンなロビー (下)太宰治資料室。宿泊客はもちろん、一般客も見学可能

建物や内装は現代的でシックなデザイン。中庭を囲うように客室が配置されており、開放感あふれるつくりになっています。館内には「太宰治資料室」があり、当時の宿泊写真や初版本、書簡などを展示。畳に座ってゆっくりと小説を読むこともできます。

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ゆったり設計のスーペリアツイン

全21室の客室は洋のしつらえ。3タイプの露天風呂付き客室やゆとりあるツインルームなど、多彩なタイプが用意されています。 宿泊客に人気を博しているのは、太宰治のシルエットがあしらわれたオリジナルの作務衣。館内はもちろん、温泉街の散策にも着て出掛けられます。秋冬にかけては、太宰治風のまち歩き用マントの貸し出しサービスも。気の利いたおもてなしに心がほぐれます。

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露天風呂付きスーペリアツイン

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やわらかな肌触りが自慢のオリジナル作務衣

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発酵食品中心の朝ごはん。名物のほうとうも味わえる

夕食の提供はあえて控え、温泉街の提携飲食店を利用してもらうことで街全体の活性化を図ります。朝食は、発酵研究/料理家・真藤舞衣子さん監修の、体にやさしく素材のうまみを生かしたハーフバイキングが楽しみ。味噌や塩麹、ナンプラーなどを使った多彩なメニューを、明るく開放的なレストランで味わえますよ。

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「鷲の湯」の大浴場。外には露天風呂も

お風呂は、町の人々に親しまれている外湯「鷲の湯」へ。長らく閉館していましたが、「明治」の復活とあわせて同じ敷地にオープンしました。かつて武田信玄も浸かったとされる温泉は、肌にやさしくなめらかで、美肌効果も期待できます。歴史に思いを馳せながら、ほっこり旅の疲れを癒しましょう。

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「鷲の湯」外観。巨大な「ゆ」の字が迎えてくれる

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太宰治ゆかりの宿 旅館明治

ダザイオサムユカリノヤド リョカン メイジ

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055-225-6828
(受付時間 10:00〜18:00)

clock-iconチェックイン15:00/チェックアウト11:00 「鷲の湯」は7:00〜10:00最終受付、15:00〜21:30最終受付
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日本遺産で新しい旅、ほかにもこんなストーリーに注目

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南禅寺水路閣(秋) 写真提供:京都市上下水道局

日本遺産は、その地域ならでは魅力あふれる歴史や伝統をつなぐ“ストーリー”で、全国に104あります。 日本遺産ポータルサイトの「秋の紅葉特集」では、国内各地の “日本遺産に認定された地域” の紅葉スポットを、時期や見どころとともに紹介しています。ストーリーを知った上で楽しむ紅葉は、秋の旅を一層深く、豊かにしてくれそう。

「秋の紅葉特集」特設ページはこちら

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一輪の綿花から始まる倉敷物語

さらに、地域独自の歴史的魅力や伝統を語る日本遺産も数多くあります。 岡山県倉敷は、明治以降、西欧の技術を取り入れて繊維産業が開花し、「和」の伝統と「洋」の技術を融合させながら今なお発展を続ける「繊維のまち」。江戸期の白壁商家群の中に、洋風建築が発展のシンボルとして風景にアクセントを加え、訪れる人々を魅了します。現在でも町家や土蔵を改装したカフェ・レストラン、手仕事による繊維雑貨を取り扱うショップなどが続々オープン。企画展や作家によるワークショップも行われ、ものづくりの楽しさを身近に感じることができます。

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山科疏水 写真提供:京都市上下水道局

琵琶湖疏水は、明治期に琵琶湖から水を引くことで、東京奠都により人口が大幅に減少した京都の町を蘇らせた壮大な土木プロジェクトです。京都と大津を結ぶ「希望の水路」として、日本人のみの手によって築かれたトンネルや水路は、日本初の営業用水力発電所や舟運、さらには防火・庭園用水にも利用され、まちと暮らしを大きく発展させました。現在では観光遊覧船「びわ湖疏水船」でゆったり眺めることができ、明治期の志と四季折々の美しさを体感する旅へと誘います。 もっと詳しく知りたい方は公式HPをチェックしてくださいね。


日本遺産の公式Instagramはこちらから

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また、ことりっぷWEBでは、2024年7月に全国初で唯一の日本遺産プレミアムに選ばれた「鯖街道」を訪れる福井旅を記事でご紹介しています。記事内では、鯖街道の代表的宿場町・熊川宿がある「若狭町」と、日本海の海の幸が味わえる鯖街道の起点「小浜市」をめぐっています。こちらもぜひ、ご覧くださいね。

記事はこちらから

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伝統工芸品・甲州印伝の小銭入れをプレゼント

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キュートなエレファント柄は「印傳屋上原勇七」直営店限定商品

アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で5名さまに、甲州印伝の老舗「印傳屋上原勇七」のキュートな小銭入れをプレゼントします。印伝とは、鹿革に漆などで模様をほどこした工芸品。使い込むほどに味わいを深めていきます。

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甲府市にある「印傳屋上原勇七」本店

賞品:甲州印伝の老舗「印傳屋上原勇七」の小銭入れ 5名様    ※色は選べません 応募期間:~2025年11月30日(日)まで 賞品の発送:2025年12月中旬 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

応募はこちらから

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紅葉の時期にぴったり、甲州の匠の源流を辿る昇仙峡のストーリーはいかがでしたか?その土地に伝わる文化や人々の暮らしを知ることで、旅はぐっと印象的なものになります。どこへ行こうか迷ったときは、日本遺産のストーリーを手がかりに旅先を選んでみてくださいね。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。

日本遺産

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「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定したものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、地域の活性化を図ることを目的としています。

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