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2025.11.11
鎌倉の閑静な住宅街でモーニング♪手づくりでもてなす隠れ家カフェ「Nishimikado have cafe」
歴史ある鶴岡八幡宮の東側、古都の静けさに包まれた西御門(にしみかど)エリアに佇む「Nishimikado have cafe(ニシミカド ハブ カフェ)」。朝7時からオープンしていて、北欧風のインテリアに囲まれてのモーニングは、ゆったりとした気分で過ごせる朝の贅沢なひとときです。鎌倉野菜をふんだんに使い、地元の味も楽しめます。心地よいぬくもりに囲まれて、素敵な一日をスタートさせてはいかがでしょうか。
喧騒から離れて西御門エリアに佇む隠れ家カフェへ

鶴岡八幡宮から徒歩約10分
鶴岡八幡宮の参道や小町通りの賑わいから少し離れた東側、西御門エリアには、鎌倉らしい静かで趣のある住宅街が広がっています。「Nishimikado have cafe」は、そんな落ち着いた場所にひっそりと佇む、知る人ぞ知る隠れ家。ウッドフェンスから見え隠れするパラソルが目印です。
無垢材のインテリアにほっと和むひととき

こぢんまりとしながらも居心地のいい店内
白壁と温かい色合いの無垢材を基調とした北欧風の店内は、木のカウンターやテーブルが配され、自然のぬくもりに包まれています。光がたっぷり差し込む窓辺の席を選べば、テラスを眺めてゆったりとしたひとときを過ごせますよ。

明るい窓辺のカウンター席
鎌倉にいくつかあるハイキングコースの中でも眺望のいいことで人気の「天園(てんえん)ハイキングコース」の入り口にも近く、山歩きの前後に立ち寄るのにもとても便利。自然の空気をたっぷり吸い込んだ後、ゆっくりくつろぐのに最適のロケーションです。
鎌倉の風を感じて過ごすテラスと天然芝のドッグラン

フェンスに囲まれたテラス席
このカフェのもうひとつの大きな魅力は開放感あふれるテラス席です。ウッドデッキのテラスは、穏やかな鎌倉の風を感じながら、食事やお茶を楽しむのに最適。一人でふらりと立ち寄って、のんびり過ごせる心地のいい空間です。

ウッドデッキが心地いいテラス
お店には愛らしい看板犬がいて、温かく出迎えます。奥には天然芝のドッグランも併設され、愛犬にも優しいカフェです。

店主の鈴木さんと看板犬のぶうとハル
地元の恵みをたっぷりいただく鎌倉野菜の朝食

「米粉丸パンプレート」(モーニングは950円、以降は1100円)※モーニングは11:00まで
朝は7時からオープンしていてモーニングが用意されます。厚切りのトーストや米粉で焼いた自家製の丸パンに、目玉焼きとスープ、そしてたっぷりの新鮮な鎌倉野菜を添えたプレートが人気です。とくに鎌倉野菜は、地元の農家が集う「レンバイ」(鎌倉市農協連即売所)で仕入れ、葉物から根菜類、ハーブなどその数約20種類。とれたての旬の美味しさを種類豊富に味わえます。
契約農家から直送のとろける甘さの絶品焼き芋

鎌倉野菜が添えられる「壺焼き芋2種」(900円 ドリンクセットは1250円~)
看板メニューとして年間を通して愛されているのが、こだわりの「焼き芋」です。千葉で100年続く老舗の農家が栽培する品質の良い芋を使用し、「栗かぐや」や「シルクスイート」などその時期に最も美味しい品種を提供。夏には冷やしたひんやりとした焼き芋もおすすめです。 陶器の壺で2時間という長い時間をかけてじっくりと熱を加えて焼いていきます。炭火のような遠赤外線効果により芋の芯まで火が通り、最大限に引き出された甘みは見た目以上に濃厚。ぜひハンドドリップで淹れるコーヒーと一緒に。
米粉の素朴な美味しさにほっと一息

「米粉さつまいも シフォンケーキ」(900円 ドリンクセットは1250円~)
厨房ではクッキーやシフォンケーキも焼いていて、丸パンと同様に米粉を使用しています。ふんわりとしたシフォンケーキが添えられるのは大仏様を模したクッキー。思わず笑みがこぼれるプレートで、シフォンケーキの下から顔をのぞかせるのは2種類の焼き芋。お店のこだわりを盛りあわせたスイーツプレートは、国産レモンを使った自家製「レモンスカッシュ」と一緒なら、爽やかな酸味で後味もすっきりいただけます。温かい木のぬくもりの中で、のんびり過ごすひと時を過ごしてくださいね。
Nishimikado have cafe
ニシミカドハブカフェ
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文:高橋茉弓、写真:依田佳子
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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