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2026.01.01
鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣♪2026年福を呼びこむ開運祈願と小町通りの散策
新しい年のはじまりに、歴史の香る鎌倉を歩くひとときは、胸の奥まで澄んだ空気が届くような心地よさがあります。2026年の初詣は、古都のシンボル「鶴岡八幡宮」へ。源頼朝公ゆかりの地として知られるこのお社では、家内安全や勝負運、仕事運など、多彩なご利益にあやかりながら、新たな一年の願いをそっと託せます。参拝のあとは小町通りなどで、おいしいものやお気に入りのお土産を探し。新しい年に幸せを運んでくれそうな、福を呼びこむ鎌倉さんぽをご紹介します。
新年の神聖な空気が漂う「鶴岡八幡宮」に初詣
鎌倉野菜の恵みを味わう一軒家カフェ「Nishimikado have cafe」
40年変わらない味わいが人気の「コクリコ クレープ店」
キュートなミッフィーに出会える「みっふぃー おやつ堂 鎌倉店」
粒あんが自慢の「鎌倉カフェ K.MINAMOTO ORIKA」
新年の神聖な空気が漂う「鶴岡八幡宮」に初詣
鶴岡八幡宮 三ノ鳥居
早朝の澄んだ光に包まれた鎌倉の街では、鶴岡八幡宮へと向かう若宮大路の周辺に、しっとりとした静けさが広がります。二ノ鳥居から三ノ鳥居にかけて続く「段葛(だんかずら)」は、頼朝公が妻・政子の安産を願って整えたと伝わる由緒ある道。まっすぐ並ぶ石灯籠の両脇には桜やつつじが植えられ、冬の透明な光のなかで凜とした佇まいを見せています。ゆっくり歩くと古都ならではの趣がふわりと感じられます。
参拝の前に手水舎でお清め
京都の石清水八幡宮を鎌倉の由比ガ浜に勧請したのが鶴岡八幡宮の起源とされ、頼朝公が現在の場所に遷して以来、鎌倉の人々に寄り添い続けてきました。勝負運に強い神様としても知られ、境内を歩くだけで新しい一年に向かう前向きな力を授かれそうです。
あでやかな舞殿
三ノ鳥居をくぐって境内の石畳の参道を進むと、正面に舞殿が見えてきます。源義経を慕った静御前が舞を披露したと伝わる場所で、今も神楽が奉納されます。この先の大石段を登ると朱色の楼門が現れ、その奥に本殿が鎮座します。
流鏑馬ゆかりのお守りで2026年の勢いをいただく
大石段を登って楼門へ
本殿では、2026年の目標や願いをゆっくり思い描きながら参拝を。源氏の守護神として信仰されてきた応神天皇が祀られていることから、武運や必勝祈願にゆかりが深いとも伝えられています。
楼門の中だけで授与される絵馬(500円)
鶴岡八幡宮で授与される絵馬のうち、楼門の内側だけで頒布される特別な一枚があります。描かれているのは、2026年の干支でもある午(うま)。力強く駆ける姿が印象的で、新しい一年の願い事を託すのにふさわしい絵馬です。参拝を終えたら、そのまま楼門の内側で願い事を書き、本殿横の絵馬掛所に納めてみてはいかがでしょうか。
流鏑神事が行われる参道と東門
古くから武士の信仰を集めた鶴岡八幡宮は、「流鏑馬神事」が継承されています。9月の例大祭では、東門の鳥居から西門の鳥居までの直線に三つの的が置かれ、鎌倉武士さながら狩装束に身を包み、馬で駆けながら弓矢で3つの的を射抜く神事が行われます。頼朝公が天下泰平・国家安穏の祈願をし、鎌倉時代に催されたのが始まりとされています。
4色から選ぶ「勝守」のお守り(各1000円)
午年の2026年は、流鏑馬をモチーフにしたお守り「勝守」がさらに心強い存在に。大切な決断や受験、仕事の節目を迎える方には一年のお守りとして心を支えてくれそうです。
鶴岡八幡宮
ツルガオカハチマングウ
鎌倉野菜の恵みを味わう一軒家カフェ「Nishimikado have cafe」

テラス席も広がるカフェ
参拝を終えたら、東門から歩いて15分ほどの西御門エリアへ。住宅街に溶け込む「Nishimikado have cafe」は、北欧の温かさを感じるインテリアが印象的な一軒家カフェです。ゆったり流れる音楽と柔らかな光に包まれ、忙しないお正月の空気を忘れてしまいそうになるほどです。

モーニングの「米粉丸パンプレート」スープとドリンク付き(1450円)
11時までのモーニングタイムには「米粉丸パンプレート」、それ以降は「米粉丸パンサラダ」が用意され、どちらも鎌倉野菜がたっぷりと添えられます。約20種類もの旬の野菜は、シャキッとした歯ごたえで、スープと合わせると心まで温かくなります。名物の壺焼き芋もホクホクとしていて、初詣で歩いた身体を優しく癒してくれるような、ほっと息をつけるひとときが過ごせますよ。

「壺焼き芋2種」とドリンクのセット(1320円)
「Nishimikado have cafe」の記事はこちら
Nishimikado have cafe
ニシミカド ハブ カフェ
40年変わらない味わいが人気の「コクリコ クレープ店」

レトロな店構え
ランチの後は、参拝客で賑わう小町通りをぶらぶらと散策しましょう。まずはクレープのお店「コクリコ クレープ店」へ。フランス仕込みの味を守り続けて約40年、鎌倉散策の途中に立ち寄る人も多い人気店です。

「レモンシュガー」(400円)
薄く焼き上げた生地は外側がパリパと軽やかで、食べ進めるほどにモチモチとした食感になっていくのが魅力。名物の「レモンシュガー」は、生地の温かさのうちにレモンを搾ることで香りがふわりと広がり、シンプルながらも飽きのこないおいしさです。軒先のイスで腰掛けながら温かいうちにイートインすると、小町通りの賑わいまで心地よく感じられます。

オーダーごとに手際よく焼いていく
「コクリコ クレープ店」の記事はこちら
コクリコ クレープ店
キュートなミッフィーに出会える「みっふぃー おやつ堂 鎌倉店」

鎌倉駅から徒歩約3分
さらに通りを進むと、オランダ生まれの人気キャラクター・ミッフィーの世界観を詰め込んだ「みっふぃー おやつ堂 鎌倉店」が見えてきます。店内にはミッフィーをモチーフにした心惹かれるお菓子や小物が並びます。

粒あんとカスタードの2種類「みっふいーどら焼き」(各454円)
しっとりとした生地にふっくらと炊き上げた粒あんやカスタードクリームをサンドした「みっふいーどら焼き」や、鎌倉店限定のスイーツなど心惹かれる品物がずらり。たまごボーロを枡に入れた「ハンカチ枡ぼうろ」は、ミッフィーの絵柄が楽しいハンカチに包まれています。4種類あるハンカチのうち薄緑色のハンカチは鎌倉店限定カラーです。

「ハンカチ枡ぼうろ 花手水」(1430円)
繊細な星型の「金平糖花あられ」は、あられをカラフルな金平糖でコーティングしたおやつ。白湯やお茶に浮かべてほっと一息つく時におすすめです。

「金平糖花あられ」(972円)
みっふぃー おやつ堂 鎌倉店
ミッフィー オヤツドウ カマクラテン
粒あんが自慢の「鎌倉カフェ K.MINAMOTO ORIKA」

小径沿いの入り口
歩き疲れたら、和菓子店「宗家 源 吉兆庵」が手掛ける「鎌倉カフェ K.MINAMOTO ORIKA(ケー.ミナモト オリカ)」でひと休み。小町通りから路地を入ってすぐにある趣のある門をくぐると、小町通りの喧騒とは打って変わって静けさが広がります。

古都らしい風情が漂う
和菓子店のこだわりが詰まった和スイーツが自慢です。とくに粒あんは「宗家 源 吉兆庵」の粒あんと同じものを使用していて、すっきりとした品のいい甘みが特徴です。

左から「いちごのあんみつ」(1100円)「鎌倉大仏だんご」※ソフトクリームと栗、抹茶をトッピング(1430円)
「鎌倉大仏だんご」は神奈川県だけで販売している「鎌倉おやき」のどら皮を使用。しっとりとしたどら皮が、粒あんによく馴染みます。追加でソフトクリームをトッピングするのがおすすめです。また、「いちごのあんみつ」は、甘酸っぱいいちごに粒あんの深みが引き立つ絶妙の取り合わせ。静かな和カフェでぜひ味わって。

「グリーンティー」(550円)「抹茶白玉ぜんざい」(990円)
オーダーごとに京都宇治産の抹茶を点てる「抹茶ぜんざい」も、粒あんの美味しさを白玉と一緒に味わえます。特に、柚子の皮を蜜漬けした「とこよ」が、さわやかな余韻を添えます。温かいお茶とセットにすれば、ほっと和むひと時に。
鎌倉カフェ K.MINAMOTO ORIKA
カマクラカフェ ケー.ミナモト オリカ
新春の福を呼ぶ限定の干支缶とお土産「豊島屋 本店」

買い物客で賑わう「豊島屋 本店」
締めくくりは、段葛沿いにある「豊島屋 本店」へ。言わずと知れた鎌倉の名物「鳩サブレー」は、バターの風味が豊かでサクサクとした食感がたまりません。年齢問わず喜ばれる鎌倉土産の代表格です。

「鳩サブレー干支缶」(1944円/8枚入)※数量限定
毎年干支をモチーフにした限定缶が恒例となっています。2026年の干支・午のイラストが描かれた缶は、コレクションしているファンも多い人気アイテムです。

「小鳩豆楽」(1080円/20粒入り)※数量限定
可愛らしいふっくらとした小鳩を模った「小鳩豆楽」も干支缶をラインナップ。和三盆に豆粉も混ぜた干菓子は、マメに楽しく過ごしてもらいたいという願いも込められているのだそう。

サイコロ型の箱入り「福玉」(1620円)※数量限定
ダルマ缶にお菓子を詰め込んだ「福玉」は、佐助にある銭洗い弁財天様でお清めをした御宝銭も入れた縁起のいい詰め合わせ。ダルマ缶の裏面にはその年の干支が描かれていて、十二支をそろえるファンも多いのだとか。
豊島屋 本店
トシマヤ ホンテン
凛とした空気の中を歩く新春鎌倉さんぽ

古都の空気が澄み渡る新年の鎌倉。一年の始まりに、鎌倉の街あるきを楽しんでくださいね。
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文:高橋茉弓、写真:高橋茉弓、依田佳子
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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