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2013.11.12
奥多摩「三頭山」で、紅葉狩りとセラピーウォークを楽しむ
※こちらの記事は2013年11月12日に公開されたものです。 東京の奥座敷と呼ばれる奥多摩の三頭山(標高1531m)は、広大なブナの原生林が残る貴重なエリア。複数のルートの中には、森林セラピーロードに指定された道もあり、大自然の懐に抱かれる癒しのトレッキングが体験できます。鮮やかに色づいた紅葉を眺めに、晩秋の奥多摩へ出かけませんか?
都内とは思えないほどの豊かな自然が広がります

JR武蔵五日市駅からバスで約1時間。三頭山の登山口は、檜原都民の森にあります。 197ヘクタールもの広大な森林が広がる檜原都民の森には整備されたハイキングコースが複数あり、気軽に大自然に触れることができることから、行楽シーズンには多くの人が訪れます。特に木々が美しく彩られるこの季節は、天気のいい休日ともなると、紅葉ハイクを楽しむ人で早朝から駐車場が混みあうほどの人気です。

山頂からは、雪をいただく富士山も眺められます

標高1531mの三頭山は、大岳山、御岳山を含めた奥多摩三山の最高峰です。都民の森の中のハイキングコースからスタートし、鳥のさえずりを聞きながら、木漏れ日がさすブナの森の中を進むと、30分ほどで鞘口峠に到着します。 ウッドデッキのテラスで休憩したら、ちょっと急な山道を登って山頂へ。ここから山頂までは1時間半ほどの登りです。途中、ログハウス風の見晴し小屋や展望台があるので、景色を楽しみながらのんびり行きましょう。お弁当を食べるのは、眺めのいい西峰がおすすめです。天気がよければ、遠くに富士山も眺められます。

三頭大滝でマイナスイオンを浴びたら、下山後は温泉へ

下山は、ムシカリ峠を左折して、ブナの路を三頭大滝方面に下ります。石がごろごろしている沢沿いの道なので、滑らないようにゆっくりと。1時間ほどで到着する滝見橋からは、しぶきをあげて落ちる三頭大滝が眺められます。ここからゴールまで続く大滝の路は「森林セラピーロード」に指定されている、気持ちのいい散歩道。コース上にウッドチップが敷き詰められていて、疲れた足にとても優しい道なのです。 下山後はお楽しみの温泉へ♪ 近くには「数馬の湯(檜原村2430)」や「秋川渓谷 瀬音の湯(あきる野市乙津565)」など、穴場の温泉が点在していますよ。

檜原都民の森
ヒノハラトミンノモリ
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小野沢啓子
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