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2014.02.03
口のなかでスゥーととける極上の生チョコ「Kyoto 生 chocolat」
※こちらの記事は2014年2月3日に公開されたものです。 ニューヨークの日本領事館でシェフとして活躍したオーナーが手掛けるショコラ店。築100年を超える町家で芳醇なリキュールを使った甘く、ほろ苦く、まろやかな逸品をいただくことができます。
住宅街に静かに佇むショコラ店。木製の看板が目印です。

平安神宮から東へ約5分歩いたところに、築100年を超える町家を使った「Kyoto 生 chocolat」があります。静かな住宅街のなかに佇む隠れ家的なお店、玄関に出ている木製の看板を見逃さないように中へと入ってみましょう。 オーナー・中西広文さんはかつて、ニューヨークの日本領事館のシェフとして、領事館を訪れるVIPのためにディナーやランチ、パーティーの料理に腕を振るう日々を送っていたそう。しかし、いつしか自分なりのエレガントで心弾むお菓子を作りたいという夢を持つようになり、カフェとテイクアウトを兼ねたこちらのお店をオープンされました。
看板メニューの生チョコレートをカフェでいただきました。

生チョコレート4種ひと皿(コーヒーとセットで950円)はオーストリアのハーブリキュールを加えた“スウィート”、ドミニカ産カカオを使った“ビター”、宇治抹茶の薫りを存分に感じる“抹茶”、カフェ限定の“フェアリテール”の4種類がひと皿になったもの。生チョコレートは、すべて中西さん自らがひとつひとつ心を込めて手作りされていて、真四角のその姿はとことんシンプル、でも口に含んだ瞬間、その奥深さは驚きが。ひんやりと冷たく、そしてまろやか。口のなかでチョコレートが解けるにつれて、リキュールに使われるハーブの薫り、やさしい甘さ、カカオのほろ苦さ、さまざまな味わいが広がっていきます。
濃厚なチョコレートケーキと果実の甘酸っぱさが調和

チョコレートケーキ(コーヒーとセットで1200円)は、濃厚なチョコレートケーキに、あっさりとした生クリームといちごやパイナップルなどのフルーツが添えられています。シェフならではの感性が光る華やかなデコレーションにも注目を! イートインスペースはお部屋、お庭席を気分に応じて選ぶことができます。暖かいお部屋内でゆるゆると過ごすのもいいですが、京都らしいひんやりとした風を感じながらお庭でいただくものおすすめです。

ギフトもかわいいくて、おいしい

お持ち帰り用の生チョコレート(16個入)は1980円です。一番人気はスウィート8個、ビター4個、抹茶4個が組み合わされた“ミックス”だそうです。生チョコレートの箱を包む風雅な包装紙はアーティストとして活躍されるカナダ人の奥様・シェリーさんがデザインされたもの。仲良しご夫妻のコラボレーション商品を求めてぜひとも足を運んでみてください。

京都生ショコラ
キョウトナマショコラ
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森明子 写真:杉沢栄梨
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