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2014.02.05
1718年創業、職人技が光る刷毛とブラシの専門店「江戸屋」の ヘアーブラシはいかが?
かつて幕府御用達だった刷毛師が、幕府から直々に屋号をもらい、始まったという由緒あるお店「江戸屋」。素材にとことんこだわり、職人の手でつくられる刷毛やブラシは、使い心地が違います。
店内には刷毛&ブラシがずらり

小伝馬町駅から徒歩5分。江戸時代に物づくりの町として栄えたという大伝馬町界隈の一角に、モダンな外観の「江戸屋」はあります。 引き戸を開け店内へ入ると、刷毛はもちろん、洋服ブラシ 、靴ブラシ、歯ブラシ、さらにショーケースの中に化粧品ブラシなどが、ずらりと並んでいます。 こちらのお店は、幕府お抱えのふすまや障子などを貼る刷毛師として活躍した、初代・利兵衛さんが刷毛専門店として開業。明治時代からは時代の変化に合わせ、刷毛に限らず、いろいろなブラシを職人の手で丁寧につくり、販売しています。
ヘアーブラシは約30種類の中から選ぶことができます

数ある商品の中でも、女性にイチオシなのはヘアーブラシです。毛の硬さ、量などにぴったりなものを選べるようにと、常時約30種類がそろっています。実際に自分の髪を梳かし、試してから選ぶことができるので、自分にぴったりなものが見つけられます。 写真は、ショートヘアや毛が細めの人向きの白豚毛を使用したヘアーブラシ。それぞれブラシの幅や毛の量、柄の形などが違います。 メインカットは、手前から「6行植え S型 特級白豚毛」5250円、毛量の多い人やパーマをかけている人向きの「7行植え 猪毛」4725円、頭皮の刺激に弱い人に合う「5行植え 豚毛」3150円です。
肌触りのいい化粧用ブラシ

肌触り抜群の化粧用ブラシもおすすめです。 写真は左から「眉ブラシ 短柄 No52 馬毛」630円、「アイシャドウ No35 コリンスキー」1890円、「チークブラシ No23 馬毛」2100円。 ほかにも、書道や絵画用と同じ方法でつくられているリップ用ブラシや、やわらかくまとまりのあるリスの毛や山羊の毛を使った、パウダーブラシやフェイスブラシなど、充実しています。 素材にこだわり抜いたアイテムは、使い心地が違います。お店では修理も受け付けてくれるので、末永く使うことを前提として購入してみては?

江戸屋
エドヤ
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