パリの街角にありそうなシックな外観が印象的

西荻窪駅の南口を出て、細いアーケード商店街を通り抜け、そのまま直進して約5分。右手に黒い外観が印象的な洗練されたお店が見えてきます。こちらが「MACARON ET CHOCOLAT（マカロン・エ・ショコラ）」です。 お客さんが2人も入ればいっぱいになる小さな店内には、店名にもなっているマカロンとチョコレートのほか、焼き菓子やケーキなどが並んでいます。

見た目も美しい丁寧に作られたマカロンが人気

店主の三浦さんはいくつかのお菓子屋さんで働く過程で、マカロン作りに魅力を感じるようになったのだとか。 そこでマカロンをメインにしたお菓子屋さんを開きたいと、マカロンの本場フランスで修行を積み、2012年10月1日に同店をオープンしました。 マカロンの種類は常時10種類ほど（１個210円）。ショーケースの後ろにある厨房で１つ１つ丁寧に手作りしています。外側の生地はサクッとしながらもしっとり感があり、クリームはフレーバーの味がしっかりと感じられるマカロンです。

カップケーキをイメージしたマカロンケーキ

“Cake！”（ケイク！）１個500円

「マカロンを使ってオリジナルのケーキを作りたい」と、三浦さんが試行錯誤して作り上げたのが、マカロンケーキシリーズの「“Cake！”（ケイク！）」です。 大きめのマカロンの上にクリームを絞った姿は、まるでカップケーキのよう。 マカロンのおいしさが生かされた見た目もキュートなケーキを一口頬張れば、思わず笑顔になってしまいます。

マカロンボーロ600円

こちらでは、マカロンだけでなくチョコレートや焼き菓子も人気です。 なかでもちょっとした手土産に喜ばれているのが、マカロンの生地にフレーバーを付けた「マカロンボーロ」。サクサクっとした軽い食感の愛らしいお菓子は、お茶うけにぴったりです。 お客さんに意見を聞いたりしながら、「こんなマカロンやお菓子があったらいいな」と思うものを作り出しているという三浦さん。きめ細やかで丁寧な仕事ぶりが、お店にもお菓子にも反映されています。