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2014.05.12
小鳥のさえずりが響く西荻窪のカフェ「ことりや」
かわいい小鳥が出迎えてくれるカフェ「ことりや」。心地よいさえずりを聴きながら、落ちついた時間を過ごせます。20時過ぎから始まる「放鳥タイム」も、小鳥好きには見逃せません。 ※2015年1月をもってお店はクローズとなりました。
小鳥が癒しの空間を演出


西荻窪駅の南口から、アーケードのある小さな商店街を抜けて真っすぐ歩くこと7分。五日市街道の手前に、カフェ「ことりや」はあります。 お店のオーナーは、女性店主の米谷さん。会社員時代に、たまたま小鳥を引き取って飼い始めたのが縁で、店名にも「ことり」と入れることにしたそうです。 はじめはケージで遠慮がちに連れてきていた小鳥たちも、いまではすっかりお店になじみ、穏やかな雰囲気に欠かすことのできないマスコットになっています。 ケージに入っているのは、サクラブンチョウが4羽、ヒメウズラが2羽の計6羽。小さいころから人がエサを与えて育てた「手乗り」の小鳥もいるので、よく人に懐いてかわいらしい仕草を見せてくれます。 小鳥にまつわる雑貨の販売もあるので、オーダー待ちの間は、店内を見るのもおすすめです。
ドリンクや食事でホッと一息

根菜とひき肉のカレー900円

チーズケーキのドリンクセット900円
メニューはドリンク系が中心で、チーズケーキやガトーショコラ、カスタードプリンとのセットなどがあります。 食事は、ナッツ入りで食感のよい「根菜とひき肉のカレー」や、焼豚やレンコン、海苔、チーズを挟んだパニーニが人気です。 本好きの米谷さんが集めた書物もあるので、カウンターで1人、ゆっくりと過ごすのもよいかもしれません。
夜の放鳥タイムで手乗りのふれあいを

小鳥好きにはたまらないのが夜の「放鳥タイム」です。20時を過ぎると文鳥2羽が店内に放たれるので、直接ふれあうことができます。小鳥との時間を大切にするために、食事などのオーダーはその前に済ませておきましょう。 放鳥されるのは、おもに手乗りのサクラブンチョウ2羽。羽に白い斑点のあるのが「チビクロ」、鼻の付け根に白い斑点のあるのが「ウミ」という名前なので、見分けて名前を呼んでみるのもおもしろいですよ。 コーヒーを飲みながら、のんびり手乗りタイムを楽しんでみてはいかがですか。

ことりや
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