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2014.05.21
台北のパワースポット「行天宮」で運勢を見てもらう
台北のパワースポット「行天宮」。その傍にある「占い横丁」に、30数年の命理学(中国の占い学)研究・豊富な実践経験を持ち、女性に温かいアドバイスをくれる「占い仕事人」がいるときき会いに行ってきました。

運命データの深奥まで読み取る力量

こちらの福々しい笑顔の女性は吳惠珍(ウー・フイゼン)老師。 中国古来より人の運命データを無数に積み重ねた知恵の結晶「命理学」。その専門家として30数年、今も日々占いの実践と研究を重ねていると言います。 「四柱推命も開運面相も、私が行う占いは全て根拠のある『学問』。霊感など曖昧なものではありません」と、吳老師はあくまで冷静で自然体。 しかし、その解釈の奥深さは相談者に明快なイメージを与え、深く納得させます。 「通常の占い師は、黒と出たら黒、赤と出たら赤の運気とまでしかわかりません。でも、私は運気が重なった紫色の状態も具体的に解説できます。これが私の強みなんです。」 女性にとって気になる恋愛や結婚も、それぞれいつがベストか、どんな相手が合うかなど、とっても具体的! 相手の生年月日がわかれば、二人の運勢が重なる好機もすうっと浮かび上がってくるそう。 「日本の若い女性はみんな早く結婚したがりますよね。でも、一生の運からみて早すぎるタイミングだと、バツイチという結果を招く可能性も。ベストな時期まで待つのも、良い結婚への敷石なんですよ」 変化とともにある女性の一生に向けた、占い師だからこそわかる配慮のことば。どんな結果でも、温かい気持ちにしてくれそうです。

実は吳老師は旦那様もベテランの占い師。さらにこの行天宮の占い館は、息子さんの鄭皓元老師とお嫁さんの鳳紫穎老師の3人で経営。つまり「占い仕事人一族」なのです! 占いへの真摯な姿勢がぶれない理由もここにありそう。 鄭老師&鳳老師は、先代の教えを受け継ぎつつ、さらに現代の視点を加えて高め、ファンも多いとか。もちろんみな日本語で話せます。行天宮に訪れたら歴史ある運勢データの命理学で、「運」を捉え直してみるのはいかがでしょうか。 ※台北の北・天母にも別館があり、3人の先生とも行き来しています。不定休なので、占いを希望される場合は、できれば事前連絡を。連絡先は、鳳老師のEメール(fengtzuying@gmail.com)または代表電話(886-2-2501-6498、日本語可)へ。
方元命相館
ファンユアンミンシャングアン
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西村舞由子