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2014.06.24
老舗和菓子屋「御菓子司 翠江堂」の季節感あふれる和菓子にうっとり
※こちらの記事は2014年6月24日に公開されたものです。 「御菓子司 翠江堂」は、八丁堀駅近くに本店を持つ、ご家族で営む和菓子屋です。季節感あふれる色鮮やかな和菓子は、見ているだけでうっとり。贈答品としてもおススメです。
東京・八丁堀駅近くの老舗和菓子店です

八丁堀駅から徒歩約5分。 隅田川のほとりに、1946年創業の和菓子店「翠江堂」は佇んでいます。代表で職人の厚海希衣(ルビ:あつうみきえ)さんのおじい様が、戦後まもなくこの場所に店を開き、それ以来ご家族で営んでいらっしゃるそうです。 店内のショーケースには、定番のお饅頭などの商品に加え、季節ごとに変わる色鮮やかな和菓子が、常時15~20種類ほど並んでいます。 こちらの和菓子は、すべて店の奥の厨房で、毎朝5時頃から1つひとつ丁寧に手作りされたもののみ。その日に売る分しか作らないため、夕方にはほとんどの商品が売り切れてしまいます。
創業以来のロングセラー「そがの里」

こちらは創業当時から作り続けている、定番の人気商品「そがの里」216円。 商品名の由来にもなった小田原市の曽我で採れる青梅を甘露煮にし、上質な白あんと、上用粉を大和芋をつないで皮にした生地で丸々1粒を包み、しっとりと蒸して仕上げています。 1年を通して販売していますが、5~6月は青梅の旬なので、今がもっともおいしくなる時期です。
鮎解禁の待ち遠しさを表現

こちらは釣りなどで使う竹籠“びく”に、鮎が飛び込む様子を表現した「びく」270円。 白あんに白玉粉を練り込んだ和菓子で、中には北海道十勝産のなめらかな黒のこしあんが詰まっています。こちらは6月下旬までの販売予定。 さらにメインカットは「あじさい」248円。中に白あんを詰め、綿玉(寒天)をメレンゲでふんわりと仕上げた、何とも可愛いらしい見た目です。こちらも6月下旬頃までの販売を予定しています。
まるで本物のような「びわ」の和菓子

大きさ、色、形、どれをとっても本物そっくりな「びわ」248円。 中には金時豆で作った種まで入っているほどの精巧さ。白玉粉を蒸して、砂糖や卵白などと一緒に火にかけて練り上げた和菓子で、中には白あんが入っています。こちらも6月下旬頃までの販売予定です。 7月からは青かえでやせせらぎなど、涼しげなものや様子を表現した和菓子も登場するので、そちらも楽しみにしたいですね♪

御菓子司 翠江堂
オンカシ ツカサ スイコウドウ
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上浦未来
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