見た目にも華やかで独創的なスイーツが並びます

地下鉄鶴舞線庄内緑地公園駅から徒歩11分の住宅街にある、パティスリー「レニエ グランメゾン」。大理石のショーケースには、ケーキやタルト、チョコレートなどがそろい、その数なんと常時約50種類。そのうちの半分くらいは、旬の素材を使った季節限定の商品です。 看板商品は、ふわふわの生クリームを和栗の産地である岐阜県中津川をはじめとする、各地の厳選された栗のペーストで包んだ「中津川モンブラン」（540円）。ほかに、ピンク色のハート型が可愛い「クール・アローム・デュラ・ローズ」（540円）や、ピスタチオのダクワーズ生地でクリームと旬のいちごをサンドした「バガテール・ピスターシュ」（496円）など、シェフの長谷川亨平さんの持つ独特の感性や切り口で生み出される商品が人気を集めています。 現在でも長谷川シェフは頻繁にパリへ渡り、新しいフランス菓子を追求しているそう。見た目に華やかなスイーツはどれもおいしそうで、目移りしてしまいます。

併設のカフェでリッチなティータイムを

店の奥にある扉を開けると現れる、緑のゆれる中庭の先には「カフェ ブールジョン」が併設されています。「レニエ」のケーキがイートインできるほか、ガレットやサンドイッチなどの軽食もいただけます。 パリのカフェをイメージしたというカフェには、大理石のテーブルやアンティークのインテリアなどが配され、ラグジュアリーな空間が広がっています。中庭の緑を眺めながら、優雅なひとときが過ごせます。 冬のティータイムには、4種類のチョコレートをブレンドして作った、香り高いココア「ショコラ・ショー」（600円）がおすすめ。甘さ控えめでスイーツとの相性も抜群ですよ。

看板商品中津川モンブランを盛り込んだ、焼きたてフォンダンショコラ

「カフェ ブールジョン」で食べられるスイーツ「フォンダンショコラ」（800円）は、冬期限定の人気メニュー。 しっとりしたチョコレートケーキにナイフを入れると、「レニエ」の看板商品である「中津川モンブラン」のペーストが現れます。さらにその中から、ベイリーズのお酒と紅茶がほのかに香るチョコレートがとろりとあふれ出します。 チョコレート、モンブランペースト、アイスクリームと、盛りだくさんですが、それぞれが主張しすぎることなく、後味は驚くほどさっぱり。必要以上に砂糖や生クリームを使用しないことで、素材の風味を生かしているそうです。 添えられたアイスは、選び抜かれた高級なバニラビーンズを使用したオリジナルのもの。夏には単品で注文することもできますよ。とろ～り温かいフォンダンショコラとひんやり冷たいアイスのコントラストを楽しみながらいただきます。 寒い季節、「レニエ」のあたたかくておいしい「フォンダンショコラ」を頬張れば、心も体も温かくなれそうですね。