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2016.09.13
1日7組の完全予約制。究極の宝石パフェがいただける世田谷のパティスリー
今年1月にオープンした「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI (パティスリィ アサコ イワヤナギ)」。色彩豊かなケーキが並ぶ店内では、とれたてのフルーツをふんだんに使用した2種類の“究極のパフェ”を味わうことができます。
目にも鮮やかなスイーツの数々
モノトーンで統一された落ち着いた雰囲気の店内
等々力駅から徒歩5分、大井町線沿いにある「パティスリィ アサコ イワヤナギ」。武蔵小山の人気店「patisserie de bon coeur (パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ)」の元シェフパティシエ・岩柳麻子さんが「地域に根差した店をオープンしたい」との思いから、自身の地元である等々力に新しいお店をオープンしました。
味はもちろんのこと、目を奪われるような美しさに定評のある岩柳さんのスイーツ。店内では、色彩豊かなケーキと焼き菓子がそれぞれ20種類ずつ販売されています。また、イートインメニューとして、2種類の月替わりパフェを味わうことができます。
2種類の月替わりパフェに注目
「今月のパフェ」の主役はぶどう
2種類のパフェとは、新鮮なフルーツをふんだんに使った「今月のパフェ」と、完全予約制のパフェ「パルフェ ビジュー」。「今月のパフェ」は、自家製ジェラートをメインに旬のフルーツがたっぷり入ったもの。また、 “宝石のパフェ”という意味をもつ「パルフェ ビジュー」は、高級フルーツにクレームやジュレなどを重ねた贅沢な一品です。ともに、毎月、旬の食材に合わせて内容が変わります。 パフェの主役は、岩柳さんのご主人の実家である山梨・宿沢フルーツ農園から届くフレッシュな果物。宿沢フルーツ農園は、さくらんぼの佐藤錦やプラムの貴陽など、栽培の難しい高級品種や珍しい品種を栽培する農園です。ここから毎日のように、もぎたての完熟果実が送られてくるそうです。
「パルフェ ビジュー」は今月で一旦終了
今の時期はぶどうが旬。「今月のパフェ」(1800円、ドリンク付き)では、ピオーネと巨峰、ロザリオビアンコ、翠峰、甲斐路、キングデラウェアを、「パルフェ ビジュー」(3000円、ドリンク付き)では、高級品種のシャインマスカット&藤稔(フジミノリ)を味わうことができます。
さっそく、9月限定の「葡萄パフェ」を注文。メインは自家製の葡萄ソルベと自家製ピスタチオジェラートで、二層の葡萄の葛ジュレとレモンジュレが爽やかさを引き立てます。ワイングラスのような大ぶりの容器で、ボリュームもたっぷり! 時期によって変わる3〜5種類の完熟ぶどうを一度に味わえるとは何とも贅沢です。 「今月のパフェ」も「パルフェ ビジュー」も9月末までの期間限定販売です。また、年内は今月いっぱいで宿沢フルーツ農園直送のフルーツを使用したパフェの販売は終了とのこと。1組1時間半の時間予約制(1日7組限定)につき、電話でお早めの予約をおすすめします。
和と洋の組み合わせを楽しむケーキ
大ぶりな和栗がうれしいモンブラン
「パティスリィ アサコ イワヤナギ」に足を運んだら、岩柳さんの真骨頂とも言えるケーキもぜひ味わってみたいところ。独特の色彩や、和と洋の素材の組み合わせなど、さまざまなケーキの楽しみ方を提案してくれます。 約20種類あるケーキのうち、これからの季節におすすめの商品は一番人気の「峠モンブラン」(580円)。ロードバイクが趣味という岩柳さん。峠をイメージし、下にはマグマ(=黒糖のゆべし)と、頂上にはごほうび(=和栗)を表現したのだそう。モンブランにゆべしとはなかなか珍しい組み合わせ。甘さを抑えた上品な逸品です。
イートインスペースは全24席
お店のある等々力には、東京のオアシス・等々力渓谷があることでも知られています。大自然を満喫した後「パティスリィ アサコ イワヤナギ」でほっとひと息…という楽しみ方もできますね。
PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI
パティスリィ アサコ イワヤナギ
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田賀井リエ
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