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2016.10.24
京都にオープンした“呑める本屋”。約800冊がそろう、食の本の専門店「レボリューションブックス」
※こちらの記事は2016年10月24日に公開されたものです。 本も読みたい、コーヒーも飲みたい。できれば、お酒も…。京都にオープンした「レボリューションブックス」は、そんな“欲張り”なオーダーに応えてくれるお店。 1冊の本との出会いを求めて訪れてみませんか?楽しい「飲み友達」との出会いもあるかもしれません。
「食」をテーマに集められた本、約800冊がそろう呑める本屋
ずらりと並んだ絵本。親子で訪れる人もいるのだとか
阪急河原町駅から歩いておよそ5分。西木屋町通沿いに「レボリューションブックス」はあります。 こちらのお店は、食に関する本を専門に扱う本屋さん。店内奥の書棚スペースには、約800冊の本が並んでいます。ひとことで「食」といっても、その切り口は多彩。食文化にまつわるもの、専門書、レシピ集、食を題材にした小説やエッセイ集などもあります。絵本も多くそろっていますよ。
「コーヒー」(350円)
こちらのお店の特徴は、「カフェ使い」、「居酒屋使い」の両方ができること。購入を決めた本であれば、飲食スペースに持ち込んで飲みながら本を読むことができます。 コーヒーは、京都・元田中にある人気の焙煎所「ウィークエンダーズ」の豆を使用。浅煎り、中煎り、深煎りから選ぶことができます。
「生ビール(小)」(300円)と「豚皿」(450円)
また、オープンの13時からお酒も楽しむことができます。サイドメニューもとても豊富。お店を始める前に居酒屋で“修行”を積んだという店主が、腕を振るいます。京都屈指のラーメン店「夢を語れ」の麺を使った「アブラタレ炒め麺 feat.夢を語れ」など、京都ならではのメニューもあります。いずれも500円以下というリーズナブルさもうれしいですね。
「食」を切り口に世界を広げて
店主・西谷さんにオススメの本を3冊選んでもらいました。『とうがらし マニアックス』、『異国の絶品グルメ図鑑』はともに、一つのテーマを掘り下げ、そこから世界を広げてくれる点がいいと西谷さん。さらに、『うどん対ラーメン』は、「うどんとラーメンのどちらが麺として優れているかを争うというもので、単純におもしろいですよ」と話してくださいました。 「食」というテーマは、だれにとっても身近ですが、その展開の幅がとても広い、と西谷さん。普段本をあまり読まない人も、気負いなく手に取ることができ、その奥深さに引き込まれていく…。そんな魅力を感じます。ぜひ、コーヒーやお酒とともに、すてきな1冊との出会いを体験してみてくださいね。
Revolutionbooks
レボリューションブックス
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清塚あきこ
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