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2017.02.24
古都・奈良の旅で立ち寄りたい♪平城宮跡近くのキュートなカフェ4選
広大な敷地と遺構に奈良時代を感じることのできる奈良・平城宮跡。 阿倍仲麻呂が遣唐使として平城京を出立してから1300年目の年を迎え、盛り上がりを見せる平城宮跡の周辺は、のんびり散歩を楽しみながら立ち寄りたい素敵なカフェが点在する場所です。 おいしいメニューと居心地良い雰囲気につい長居したくなる、平城宮跡周辺のカフェ4軒を紹介します。
地元の人やスイーツ界から一目置かれる存在の「ガトー・ド・ボワ」

ほろ苦いチョコレートにフランボワーズのジャムがアクセントの「アンブロワジー」(680円)
平城宮跡資料館から歩いて約15分。地元の人に愛されるフランス菓子店「GATEAU DES BOIS(ガトー・ド・ボワ)」があります。 約35年前に地元である奈良に開店。オーナーシェフの林さんは、2年に1度リヨンで開催される世界最高峰の洋菓子コンクール(仏製菓世界大会)で、日本人初のグランプリを受賞しました。その手腕は、日本のパティシエが世界レベルの技術を知らしめたといわれるほどです。

シックな雰囲気のカフェスペース
グランプリ受賞ケーキ「アンブロワジー」は、フォークを入れるのがためらわれるほど美しいチョコレートケーキ。 濃厚なビターチョコにピスタチオのムースと木苺のジャムが絡む、絶妙な口どけの一品です。 店内でゆっくり世界トップクラスのケーキを味わってみてください。

GATEAU DES BOIS
ガトードボワ
「あみかふぇ」で身体も喜ぶ野菜たっぷりランチを

前菜からメイン、自家製デザートとボリュームも大満足の「Amiランチ」(1200円)
平城宮跡資料館から歩いて5分ほどの場所にある「あみかふぇ」では、県内の契約農家から届く旬野菜をふんだんに使ったランチが味わえます。

「森の中で過ごすような空間に」と緑を配した店内
「体に良いものを美味しく」と、麹からつくる自家製の甘酒ドレッシング、無添加の醤油や味噌など、調味料も一つひとつ吟味。 食材本来の旨みを活かす「重ね煮」という調理法で仕上げる野菜料理を中心に、コース仕立ての「Amiランチ」や「自家製野菜カレー」(1000円~)など多彩なメニューがそろいます。 春や秋など気候の良い時期は、テラス席もおすすめです。

あみかふぇ
気さくなご夫婦がオーナーの隠れ家風カフェ「カフェ ルーディー」

ボリュームたっぷりなのにあっさりといただける「ロコモコ」(800円)
開放感のある高い天井が印象的な店内の「cafe RUDY(カフェ ルーディー)」は、近鉄の西大寺駅から徒歩約3分の住宅街の中に佇むお店。 サラリーマン時代からカフェオープンを夢見ていたご主人が念願を叶えるために奥さまとともに準備し、4年前に開店。ご夫婦との会話も楽しい空間です。

明るい店内にはネイティブアメリカンのオブジェなどもあり面白い
メニューは、時間をかけて手ごねすることで肉汁をギュッと閉じ込めたハンバーグに半熟卵をのせた10食限定の「ロコモコ」、サーファーでもあるご主人が現地で食べておいしかったのでメニューに加えたという「アサイーボウル」(650円)などのハワイ料理。また、タコとマッシュルームのアヒージョ(700円)といったスペイン料理など、多国籍な料理が味わえます。 ジャズやレゲエなどのライブイベントも行われるので、こちらもチェックしてみてください。

cafe RUDY
カフェルーディー
奈良のカフェ&雑貨店で草分け的存在「くるみの木」
毎週木曜に内容が変わる「季節のランチ」(1620円)。献立はホームページでチェックを
奈良交通バス「教育大附属中学校前」停留所から3分ほど歩いたところにある「くるみの木」は、30年以上続く日本のカフェ文化のパイオニアです。 木のあたたかみを感じるこちらのカフェで人気なのが、旬の野菜や地元の食材をふんだんに使う「季節のランチ」。オープン前に行列ができるほどの人気メニューです。 季節を愉しむ週替わりのおばんざいと混ぜご飯の滋味深い味わいに箸が進みます。

「カージュ」では一生ものの生活雑貨や身体がよろこぶ食材に出合える
敷地内には、実際に使い、本当におすすめのものだけをセレクトする雑貨店「cage(カージュ)」と、洋服やファッション小物を扱う「NOiX La Soeur(ノワラスール)」もあるので、カフェでひと休みする前後にぜひ立ち寄ってみてください。 「カージュ」には、暮らしに馴染み長く使える食器や生活雑貨のほか、地元産の素材を使うオリジナルのお菓子などもそろいます。おみやげにチェックしてみてはいかがでしょうか。
くるみの木
クルミノキ
くるみの木一条店0742-23-8286
cage0742-20-1480
いかがでしたか?平城宮跡では、遣唐1300年を迎えさまざまなイベントが開催されます。見どころいっぱいの平城宮跡に、ぜひ行ってみてくださいね。
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鳥井よしこ・安原成美・岩永茜
奈良県・阿倍仲麻呂遣唐1300年

阿倍仲麻呂が遣唐使として平城京を出立し、今年で1300年。盛り上がりを見せる奈良・平城宮跡周辺は、遣唐使にまつわる史跡からおしゃれなカフェまで、注目スポットがたくさん。 今年は、歴史とロマンを感じる奈良へおでかけしませんか?
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