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2016.12.20
世界で2店舗だけ。パリで行列の絶えない有名ブーランジェリーが表参道に上陸
パリ随一のパン職人、クリストフ・ヴァスールが手がけるブーランジェリー「デュ・パン・エ・デジデ」が、ヴィエノワズリーのお店「リチュエル」のショップ・イン・ショップとして10月にオープン。ハード系のパン屋さんの中でも、パリで一番人気と名高い「デュ・パン・エ・デジデ」の魅力とは?
本場フランスの「パン・デ・ザミ」を味わう
カウンター席、テーブル席が各4席
表参道駅から徒歩1分、異国情緒漂うパステルブルーの建物が印象的なヴィエノワズリー店「リチュエル」の中に、パン職人のクリストフ・ヴァスールがフランスに店を構える「デュ・パン・エ・デジデ」がオープンしました。 最高品質の有機材料を用い、フランスの伝統的な手法でていねいに焼き上げる、ハード系のパン屋さんです。
「パン・デ・ザミ」1/8カットを販売
フランス本店のスペシャリテとして一番の人気を誇る「パン・デ・ザミ」。「友だちのパン」を意味するこのパンは、ブーランジェリーのクリストフが友人を招いてホームパーティー用にパンを作られたのが始まりなのだそう。 「パン・デ・ザミ」がおもしろいのは、その製法。約48時間という長時間発酵と約1時間の焼成を経て完成する「パン・デ・ザミ」(1/8カット490円)は、なんと、横70センチ×縦50センチという巨大サイズ。大きな生地を時間かけて焼くため、表面はカリッと、中はしっとり、もっちりした食感です。
「パン・デ・ザミ」を使ったオープンサンドも
「タルティーヌ」は全部で5種類。テイクアウトも可
このお店を訪れたら「パン・デ・ザミ」を使ったオープンサンドイッチ「タルティーヌ」(390円)をぜひ味わって。全5種類ある中でも人気なのは、フランス産オリーブのペーストをたっぷり使った「タプナード」と、バスク地方のパテをのせた「パテドカンパーニュ」です。 スイーツ感覚で楽しみたい人には、チョコレートとナッツたっぷりの「ショコラノワゼット」がおすすめ。店内にあるイートインスペースで味わうときは少し温めてくれるので、トロリととろけたチョコレートを楽しめますよ。
フランス版おにぎり「ミニ・パヴェ」
「ミニ・パヴェ」(260円)
「パン・デ・ザミ」を使ったもうひとつの商品「ミニ・パヴェ」も押さえておきましょう。「ミニ・パヴェ」は、「パン・デ・ザミ」の生地にチーズや野菜などを混ぜてしっかり焼き上げたハードパン。小さいサイズで手軽に味わえるパンで、日本のおにぎりのような存在です。 全11種類ある「ミニ・パヴェ」は、「ベーコンとミモレットチーズ」などフランスらしいメニューのほか、「味噌とネギ」「しらすと梅とシソ」など、和の食材を用いた日本限定商品も。種類が豊富で、さまざまな組み合わせを楽しめるのもうれしいですね。 パリっ子に愛される「デュ・パン・エ・デジデ」の味を味わえるのは、世界中でパリ本店と表参道のお店だけ。フランスが誇る伝統的手法で完成するパンの奥深さを、ぜひ堪能してみてください。
デュ・パン・エ・デジデ 青山
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田賀井リエ
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