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2017.04.18
4種類の国産チーズがとろ~り絡んだ石焼リゾットを。南青山のチーズレストラン「DAIGOMI」
※こちらの記事は2017年4月18日に公開されたものです。 青山の住宅地にひっそりとお店を構える「DAIGOMI(ダイゴミ)」は、約30種類の国産チーズを使った、独自のチーズ料理を楽しめるレストラン。名物メニューは「チーズ屋さん本気の」と銘打った石焼リゾットです。魅惑の味を求めてお店を訪ねてみました。
落ちついた雰囲気のチーズレストラン
通りに面したガラス窓から外光が射しこむ
東京メトロ表参道駅から歩いて約10分。骨董通りから路地へ入ったところに建つ、小さなビルの地下に「DAIGOMI」があります。 静かな住宅地にあるお店は、まるで隠れ家のような趣。ドアを開けると、ペンダントライトのほのかな光に照らされた、エレガントな空間が広がっています。ここは日本各地のチーズを使った料理を心ゆくまで味わえるチーズレストランです。
国産チーズを創作スタイルでどうぞ
「いろんな料理をぜひ楽しんでくださいね」
「DAIGOMI」では、全国津々浦々の酪農家で造られた“できたて”のチーズを、常時30種類以上取りそろえています。時季によって異なる旬のものを厳選するため、1年間で仕入れるチーズの種類は100を超えるのだそう。 またチーズだけではなく、主に関東近郊で採れる有機野菜や、国内の醸造所が手がけたワインやビールなどのアルコール類など、メニューの大半は国産のもの。日本の大地が育んだ豊かな恵みを、イタリアンベースの創作料理で味わいましょう。

彩りも美しい「鹿の生ハムとフレッシュチーズのサラダ」(780円)
前菜のなかで、シェフのおすすめは「鹿の生ハムとフレッシュチーズのサラダ」。岡山県から仕入れた鹿の生ハムに、パプリカやほうれん草などの野菜、さらに北海道産“リコッタサラータ”をのせた一皿です。爽やかなオレンジドレッシングが香るシンプルなサラダは、素材がもつフレッシュなおいしさを感じられます。
チーズレストラン自慢のとろけるリゾット
専用オーブンでラクレットの断面を5分ほどかけて炙る
バラエティ豊かなチーズ料理の数々に、あれもこれも食べてみたくなる「DAIGOMI」。なかでもほとんどのお客さんが注文し、リピートする人も多いという「チーズ屋さん本気の石焼チーズリゾット」(2780円)は、チーズ好きならぜひ味わいたい一品です。

スタッフが目の前でかけてくれる(混雑時を除く)
このリゾットの一番の魅力は、4種類のチーズが奏でる贅沢なハーモニー。リゾットのソースにはハードタイプの北海道産“超熟成ブルー”、新鮮なモツァレラチーズとカマンベールチーズを使用。さらに上から北海道産のラクレットを削りかけてくれます。

最後に全体をかきまぜて
グツグツ、石鍋から音が聴こえるうちにいただきましょう。 熱々のリゾットはとろとろモチモチ、4種類のチーズの食感を楽しめます。また中に入った鹿児島県産“幸福豚”のベーコンも、旨みたっぷり。濃厚な味を想像しますが、意外にもマイルドでやさしい風味なのは、日本人好みに製造された国産チーズだからです。
まったり濃厚な“クアトロ”チーズケーキ

北海道産のチーズ3種類と宮崎県産クリームチーズを使用。780円
食事を満喫したらデザートもやっぱりはずせません。全5種類あるなかでも、一番人気は「焼醍醐ケーキ」です。ハードチーズやクリームチーズ、粉チーズなどを使ったベイクドチーズケーキは、上部をかりっとカラメリゼ。ほろ苦いカラメルがチーズの甘みや塩気を引きたてた、ワインにも合いそうなデザートです。 日本各地のチーズを主役にした料理を堪能できる「DAIGOMI」。次の休日、ディナーに訪れてみてはいかが?
DAIGOMI
ダイゴミ
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青木 萌
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