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2021.11.27
水の都・三島へプチトリップ。都内から日帰りで行く、せせらぎの街でリフレッシュ
せせらぎの街、静岡県・三島。川沿いに遊歩道が整備され、澄んだ水が街を流れています。その清涼感と安らぎは、ちょっと疲れた気持ちと体をそっとリフレッシュさせてくれます。 清らかな街並みから荘厳なお寺まで、三島の街をとことん楽しんでみませんか。
旅の始まりは、日本最長の大吊り橋の絶景から
三島駅についたら、バスに乗って20分「三島スカイウォーク」へ向かいませんか? 三島の新名所「三島スカイウォーク」は全長400mの日本最長となる大吊り橋。世界遺産・富士山を橋の上から望むことができ、まるで空を歩いているような感覚を味わえます。
三島スカイウォーク
三嶋大社で厳かな空気に包まれて
続いて訪れたいのは、三島駅から徒歩15分の距離にある「三嶋大社」。源頼朝が源氏再興を祈願したことで知られる由緒ある古社です。境内にある厳島神社は北条政子が勧請したとされ、家門繁栄、商売繁盛、安産、裁縫等の守護神とされているのだそう。 他にも境内は広く多くの見どころがあるので、厳かな空気に包まれながら散策を楽しんでくださいね。
境内の散策途中に見つけたのは「福太郎本舗」。リーゼントの形に見えると話題の「福太郎餅」は“こしあん”でくるんだ草餅です。三嶋大社名物として知られているので、縁起物として召し上がってみてくださいね。
三嶋大社
ミシマタイシャ
http://www.mishimataisha.or.jp/
宝物館:大人500円、高・大学生400円、小・中学生300円
※特別展の場合、料金が異なる場合があります
せせらぎをたどって、ぶらぶら街歩き
源兵衛川水辺の道の富士山から続く湧水の流れは水の都・三島を代表する景観。三島駅から徒歩5分にありながら、初夏の夜にはホタルが舞うことも。 川の中には、飛び石などが配置され、湧水を全身で感じながら「せせらぎ散歩」を楽しむことができますよ。
源兵衛川水辺の道
ゲンベエガワミズベノミチ
ランチはやっぱり鰻を食べたい!
ランチには、県内外より多くの人が訪れる「桜家」で名物・鰻をいただきましょう。 富士の雪解け水である地下水を鰻に数日間流し、しめた鰻はふわっとした食感で口の中でとろけます。甘すぎない上品なタレが素材の味を引き立ててくれますよ。
桜家
サクラヤ
食べ歩きだって楽しい♪
鰻も良いけれど、三島のご当地グルメ・コロッケも食べておきたいという方には「大村精肉店」がおすすめ。ハート型のコロッケは黒毛和牛を使用しており、見た目だけでなく本格派も満足の一品です。
大村精肉店
湧き出る伏流水の量は日本一
お腹を満たした後は、「柿田川公園」をおさんぽがてら歩いてみませんか。柿田川公園の湧き水は東洋一という湧水量で、自然と水が湧き出てくる「わき間」をあちらこちらで見ることができます。 人気スポットの第二展望台では、角度によって変化するコバルトブルーやエメラルドグリーンに輝く神秘的な湧き水を見ることができますよ。
柿田川公園
カキタガワコウエン
「とうふアイスクリーム」でひと休み
自然の神秘を堪能した後は、湧き水を使ったお豆腐やアイスクリームが話題の「カメヤ 柿田川豆腐館」に立ち寄ってみて。 柿田川名物の「とうふアイスクリーム」は、自家製のお豆腐入りのご当地アイスクリームです。お豆腐の風味とミルクの味が広がり、爽やかなくちどけが楽しめます。
柿田川湧水の道
花と緑あふれるアートな「クレマチスの丘」にも立ち寄って
時間に余裕があれば、三島駅から無料バスが出ている「クレマチスの丘」も訪れてみたいスポット。 3つの美術館とレストラン、自然公園などが点在しており、美しい庭園の散策やアートに触れながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
クレマチスの丘
クレマチスノオカ
おすすめのお土産はこちら
旅のお土産には、芋あんがびっしりつまった「まんぷくどら焼き」はいかがですか? 箱根西麓産の三島甘藷に生クリームと白あんを加え、スイートポテト風に仕上げ、たっぷりどっしりと本格どらやきの皮でサンド。 ずっしりとした重量感なのに、幅広い年齢層から好評の三島ならではの“どら焼き”です。
グルッペ本町店
ほかにも立ち寄りたいグルメスポットをご紹介♪
1:清流を間近に感じる「ディレッタントカフェ」
初夏にはホタルも飛び交う清流・源兵衛川。せせらぎに癒やされる
源兵衛川のほとりに立つ「dilettante cafe(ディレッタントカフェ)」。パリの下町にあるカフェをイメージしたという店内は、アンティークの家具や印象画家の作品が彩るクラシカルな雰囲気です。開放的なテラス席では、清流を眺めながら食事やお茶を楽しめます。
看板メニューのローストポークは低温でじっくり火入れ。ジューシーな食感に感動!
「ディレッタントカフェ」の記事はこちら
dilettante cafe
ディレッタントカフェ
2:三島駅近くの人気カフェ「10-1 Kettle」
三島駅のすぐ近く、大きな窓からたっぷりと光が入るカフェ「10-1 Kettle(ジュウノイチケトル)」。便利な場所にありながら、ゆったりとした時間が流れるお店です。 大人気のスコーン(写真)やオリジナルブレンドのコーヒー、三島紅茶などは、さんぽ中の休憩にもぴったり。スコーンのセットもいただけるモーニングやボリュームたっぷりのランチなど、食事も充実し、手間を惜しまない丁寧な仕事を感じるメニューが揃います。
10-1 Kettle
ジュウノイチケトル
3:地元の人にも愛されるコーヒー店「fluff coffee plus」
三島駅と三嶋大社の中間、国の天然記念物・名勝指定の「楽寿園」も近い場所にあり、カジュアルで落ち着いた空間が魅力の「fluff coffee plus(フラッフ コーヒー プラス)」。世界各地のスペシャルティコーヒーを中心に、10類ほどを自家焙煎で提供しています。 誰でも気軽に楽しんでほしいと、飲みやすい味わいと手頃な価格にこだわっているこちらのお店。チーズケーキ(写真)やガトーショコラなど、コーヒーに合うスイーツも人気です。
fluff coffee plus
フラッフコーヒープラス
いかがでしたか? 東京駅から三島駅までは新幹線で約1時間。日々の疲れを癒しに、せせらぎの街を訪れてみませんか。
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ことりっぷ編集部
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