自分のとっておきの場所にしたい水辺のカフェテリア

オープンキッチンの広々とした店内。窓から眺める運河の景色にも癒やされる

ボードウォークが続く運河沿いを散策していたら、焼きたてのパンの香りに誘われてつい訪れたくなるのが「breadwoks」です。もともと倉庫だった建物をリノベーションしたという開放的な店内からは、運河をのぞむ景色が眺められ、寛いだひと時を過ごすことができます。本を片手にパンとコーヒーを味わったり、友人とたわいもない話をしながら食事をしたりと、店内にはいつもゆったりとした時間が流れています。

珍しいビール酵母のパンも！種類豊富で目移りしそう

ビール酵母で作った「ビアブレッド」（500円／Half 250円）

朝8時のオープンから、いつでも焼きたてのパンが味わえるのもこのお店の魅力。ハード系のパンからデザートにもなる甘いパン、軽食にピッタリのサンドイッチなど、約50〜60種類のパンが定期的に次々と焼き上がり、中央の棚やカウンターにずらりと並んでいます。どれも安全安心な素材にこだわり、粉から丁寧に手作りしているため、香り高いのが美味しさの秘密。特に、隣接するブルワリーのビール酵母を使った「ビアブレッド」は、シンプルな味わいの中に芳醇な香りがぎゅっとつまっていて、飽きない味わいです。

軽食にピッタリの食べごたえのあるパンや季節のフルーツを使った甘いパンも

野菜や雑穀をたっぷり使った、体が喜ぶ自然派デリも充実

さらに、女性に喜ばれているのが、パンだけでなくデリメニューが充実しているところ。レジ横のショーケースには、常時9〜12種類のデリが並んでいます。女性のシェフが「日常の食事により良いものを」との思いを込めて作っているメニューは、自然な素材を選び、新鮮な野菜や雑穀を豊富に取り入れているものばかり。

11時〜15時のランチタイムに登場する「ミックスデリランチ」（1000円）

バランス良く食べたい時にはパンにデリを組み合わせたり、たっぷり野菜が取りたい時にはサラダだけにしてみたりと、体が喜ぶ食事を気軽に食べられるのが嬉しいですね。

誰かに自慢したくなる、センスの良いお菓子やジャムも

口コミで人気が広まった「スモークナッツ」（［ジャー］1500円）と可愛い小瓶に入った手作りの「ホームメイドジャム」（［200g］1080円、［100g］650円）

「breadworks」のインテリアやグッズは、世界的に活躍するアーティストの高橋信雅氏による可愛いイラストが描かれています。お店の中央に並ぶお菓子やジャムなどの自家製アイテムも、センスのいいパッケージ。手土産やプチギフトはもちろん、自分へのご褒美にも喜ばれていて、その美味しさがSNSや口コミで広まった商品も多いとか。飾っておきたくなるようなデザインで、食べるのがもったいなくなっちゃいますね。

ケーキショップ「Lily cakes」のスイーツで思わず笑顔に

パティシエのスペシャリテ「トライアングル」（580円）

さらに、「breadworks」と同じカフェテリア内では、ケーキショップ「Lily cakes」のスイーツも楽しむことができます。こちらのお菓子のテーマは“アメリカ人が憧れるフランス菓子”。そんなちょっぴりユーモアの効いた発想で作り出されるスイーツの数々は、見た目もとびきり可愛くて思わず笑顔に。パティシエのスペシャリテ、三角形のケーキ「トライアングル」を口に入れると、生クリームの甘みの中にイチゴのフレッシュな美味しさが弾けて、幸せな気分にしてくれます。

建築を学んでいたという女性パティシエが生み出すスイーツは、どれも独創的なデザインが魅力

バニラサブレ「ニコチャン」（250円）など焼き菓子も販売

焼きたてのパンだけでなく、体に優しいデリや本格スイーツまで味わえる天王洲の「breadworks」。おひとりさまでのんびりと過ごす休日にもピッタリのお店です。運河沿いの風景とともに、ぜひ楽しんでください。