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2018.12.07
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【北海道編】〜「ポテトの具だくさんおにぎり」と「鮭ととうきびのクリームスープ」〜
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第1回目は北海道。旨み溢れるホクホクジャガイモのおむすびと、冬にぴったり、鮭のクリームスープです。大自然に囲まれた北の大地の恵みに、身体がほっこりと温まりますよ。
ゴロリとした食感が楽しい「ポテトの具だくさんおにぎり」

ジャガイモの生産量、日本第1位を誇る北海道。インカのめざめやメークインなど、いろんな種類がありますが、おにぎりにするならジャガイモ本来の味が楽しめる男爵イモがおすすめです。 荒くマッシュしたジャガイモとベーコンを混ぜ合わせた具だくさんのおにぎり。粉チーズをたっぷりとふりかけて、温かいうちに召し上がれ。
【材料】(2人分) ・ごはん…お茶碗2杯分 ・じゃがいも…小1/4個 ・ベーコン…1/2枚 ・バター…10g ・粉チーズ…小1/2 ・粉パセリ…適量 ・塩コショウ…適量

2/じゃがいもが熱いうちにマッシュするのがポイント! 3/ごはんを入れたら力を入れず、ふんわりと握ると、口の中でホロリとくずれるおむすびに
〈作り方〉 1:じゃがいもは皮を剝いて1センチの角切り、ベーコンは5ミリ幅に切り、耐熱皿に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(500W)で3分温める 2:じゃがいもは粗く潰し、ベーコン、バターと絡める 3:粉チーズと粉パセリ、塩コショウ、炊きたてのごはんを入れて混ぜ合わせ、丸く形を整える
(ごはんさんより) 「丸く成形した後ラップで結んでもかわいい、じゃがいもゴロゴロおにぎり。ベーコンや粉チーズの香りが食欲をそそります。辛めの白ワインなどお酒にも合いますよ」
身体がほっと温まる「鮭ととうきびのクリームスープ」

身が締まった秋鮭、牛乳、コーン、玉ねぎや人参などの野菜…。北海道を丸ごと味わえる、栄養満点のクリームスープ。おにぎりとももちろん好相性ですが、多めに作って次の日はリゾットにしても。野菜がたっぷり食べられるのもうれしいですね。
〈材料〉(2人分) ・鮭切り身…1尾 ・人参…1/3本 ・玉ねぎ…1/4個 ・枝豆…6鞘 ・コーン…大1 ・コーンクリーム(缶詰)…1/2缶 ・牛乳…200cc ・オリーブオイル…小1 ・顆粒コンソメ…小1/2 ・塩コショウ…適量

2/野菜の上に鮭を置いて蒸すイメージで。人参に竹串がスーッと刺さったらOK 4/牛乳は膜がはるので、沸騰させないように
〈作り方〉 1:鮭、人参、玉ねぎは1センチの角切りに、枝豆は茹でて鞘から出しておく 2:鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、人参、枝豆、コーン、顆粒コンソメを入れて軽く炒め、鮭を野菜の上に乗せて蓋をして、弱火で5分蒸す 3:コーンクリームと牛乳を加えて弱火で温める 4:沸騰する直前で火を止め、塩コショウで味を整える
(ごはんさんより) 「白いスープの中にコーンの黄色、鮭のピンク、枝豆の緑、人参のオレンジが浮かんだ、カラフルなひと皿です。この時期、パーティ仕様にもおすすめ。鮭は野菜の上で蒸すように焼くとほっこりやさしい味になりますよ」
【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/小林利穂
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