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2019.04.22
古都・鎌倉の古民家で味わう、地元食材をたっぷり使った彩りランチ
※こちらの店舗は移転しております。 移転後の住所:神奈川県鎌倉市御成町11-29鎌陽洞ビル 1階 職人気質のシェフが手がけるオーガニックの和食レストラン「Umi(ウミ)鎌倉」。 鎌倉で育った季節の有機野菜や、店からすぐそばの鎌倉・由比ガ浜で水揚げされる新鮮な魚を使ったお刺身など、こだわりの食材を使ったメニューはどれも体に優しくて色あざやか。シェフの手仕事がキラリと光るおもてなしは、お腹も心も十分に満たされます。
築80年の古民家をリノベーションした一軒家
店のすぐ裏側には江ノ島電鉄のトンネル・極楽洞があり、ガタンゴトンという電車の音も聞こえてきます。極楽寺にもほど近く、トンビの鳴き声がたまに聞こえてくる静かな界隈。一軒家の白い暖簾をくぐると、そこは昔懐かしい民家の玄関がそのままに。靴を脱ごうかと迷っていると店のなかから「そのままどうぞ」と気さくに声をかけて迎えてくれます。 ※こちらの店舗は、現在別の物件へ移転しております。
あざやかな一皿を引き立てる温かみのある店内
明るい日差しの差し込む2階席
古材を使ってリノベーションされた店内は、時計がないので時間を忘れてのんびりできます。英国製アンティークのイスが不揃いなところも趣きがありますね。 広い2階は希望すれば1枚の布を間仕切りにして半個室のように使うこともできるので、特別なおもてなしの時にも利用できます。
ランプシェードからはやわらかい灯りがこぼれる(左) 落ち着いた1階席。窓枠にはめられたすりガラスにはどこか懐かしさが漂う(右上) 古材を使ったテーブルには屋号と思われる刻印があちこちに(右下)
色とりどりの「八寸」。季節の料理盛り合わせ
「Umiランチ」(2484円)
あれもこれもと少しずついろいろ食べたい方にぴったりな人気メニュー「Umiランチ」はこちら。伝統ある和食店で長年修業したシェフが、その技をいかして一皿にカラフルに盛り付けた一品。野菜や豚肉のつくね、地元でとれた魚の刺身、だし巻き玉子など栄養バランスも考えられています。 刺身には毎朝おろす本ワサビを添えるなど調味料も厳選していて、食材本来の味わいや食感を最大限に生かした上質なランチタイムが過ごせます。
とろとろ食感♪じっくり煮込んだお肉のランチ
重厚な器に盛られた迫力のある一品「お肉のランチ」(1,944円)
箸でスーッと切れるほど柔らかく煮込んだナチュラルビーフと素揚げした鎌倉野菜を盛り合わせたセットもおすすめ。牛肉はコラーゲンが多く、口の中でとろける食感がクセになりそうです。 ランチのセットにはどれも先付けとごはん、みそ汁が付いていて、鎌倉の食材を思う存分堪能できます。ご飯は有機米で白米か、玄米に小豆と塩を入れて炊いた酵素玄米から選べます。みそ汁には地元産の生ワカメがたっぷり入っていて食べ応え十分です。
手づくりスイーツで心ほぐれるひとときを
「ローケーキ」(540円)
添加物が入っていないデザートにもこの店ならではのこだわりを感じられます。 ローケーキのローとは非加熱という意味で、この店ではアーモンドとカシュ―ナッツとゴマを粉砕したものをココナッツミルクとともに冷やしてタルトのような仕上がり。ナッツの香ばしさが口の中にふわっと広がるほかではあまり見かけないオリジナルケーキです。
「きなこアイスのぜんざいがけ」(540円)
きなこアイスのぜんざいがけは、乳化剤不使用の無添加アイスクリームに小豆を煮込んだ甘さ控えめなぜんざいがたっぷりとかかった大人の和スイーツです。ランチのあとは、優しい甘さのスイーツで心ゆくまで楽しんでくださいね。
鎌倉を味わいつくして
温かみのある手づくりの看板が出迎えてくれます
鎌倉の新鮮な食材をさまざまな味付けで楽しませてくれるUmi鎌倉。ディナータイムにはこだわりの日本酒やワインも用意されます。ゆっくりとグラスを傾けて贅沢な時間を過ごされてはいかがでしょうか。
Umi鎌倉
ウミカマクラ
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高橋真里
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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