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2019.09.28
清流のせせらぎを聞きながら非日常へトリップ♪ 三島の人気カフェで美食ランチ「ディレッタント カフェ」
清らかな富士山の伏流水を水源とする、静岡・三島の源兵衛川。その川のほとりに佇む「ディレッタント カフェ」は、テラス席が人気のお店です。アンティークの家具が彩る店内は、モンマルトルなどパリの下町にあるカフェをイメージしたおしゃれな場所。ランチでは、静岡県産のお肉、三島でとれた無農薬野菜、沼津港から仕入れる新鮮な魚介類などをゆっくりといただけます。
自然に包まれた癒しの空間
川に沿って、木道や飛び石が続く源兵衛川。初夏にはホタルも飛び交うほど水が清らか
三島と修善寺を結ぶ静岡のローカル線、伊豆箱根鉄道「三島広小路駅」から歩いて3分ほど。水の都・三島市の中心部を流れる源兵衛川の川沿いに建つのが、「ディレッタント カフェ」です。 こちらのお店は、2004年開業。オープン当初は、ドリンク中心のカフェとして営業してきましたが、徐々に料理とワイン主体のお店へ移行。今では、美食家に愛されるカフェとして、県外からもファンが訪れる人気店となりました。
エントランスからテラスへ抜ける場所には、かわいらしいイラストとアイビーのアーチがお出迎え。
アンティークな香りの店内
エントランスから冒険家気分で階段を降りると、まさしくそこは別世界!壁にはモネやルノワールといった印象派の画家の作品が飾られ、クラカルなインテリア、アイアンや古材を取り入れた家具がところ狭しと並びます。
店内を彩るイラストも四宮さんによる手描き
実は、この内装やデザイン、什器家具は、オーナーの四宮さん自ら手掛けたものだとか。店内に飾られている雑貨も毎日位置が変わるなど、オーナーの遊び心が散りばめられています。
涼やかな川の流れに癒やされるテラス席
テラス席の利用は予約優先
「ディレッタント カフェ」で人気のテラス席は、優雅なひとときを過ごすのにぴったり。注文してから料理が用意される間、透き通った源兵衛川を眺めながら、のんびりと待つのも楽しみの一つです。
旬の新鮮野菜をたっぷり使ったランチコース
前菜の盛り合わせ
ランチは、前菜にパスタが付いた「パスタコース」1800円 (税別)と、前菜・ドリンクに加え、お好みの主菜を選べる「ディレッタント(好事家)のランチコース」2100円 (税別)の2種類。 前菜の盛り合わせには、三島市の農家さん「まつり農園」から直接取り寄せた無科学肥料・無農薬の野菜がたっぷり使われ、目にも鮮やかです。また、前菜の定番キッシュは、開店当時から変わらないレシピを使い続けているとか。玉ねぎの甘さとふわふわに焼かれた卵が優しくて、ほっとします。
看板メニューのローストポークは、粒マスタードか紫玉ねぎのジャムを付けて
主菜で人気なのは、長泉町のもち豚を使った、自家製ローストポーク。60度ほどの低温でじっくり10時間ほど火入れするため、お肉はしっとり柔らかくてジューシー。もち豚のみずみずしさをぎゅっと閉じ込めた、感動の美味しさです。 ドリンクには、グラス単位で注文できるワインも豊富にありますので、メニューをチェックしてみてくださいね。ローストポークと合わせるなら、軽やかなロゼワインがおすすめです。
500円 (税別)を追加すると、沼津港より仕入れた鮮魚のローストも注文可能に
自家製デザートも充実
食器はアンティークなど、レアな一点物が多い
ランチのデザートは、ワインソムリエの資格を持つ奥様の手作り。330円を追加すると、4種類ほどの中からお好みのものを選ぶことができます。季節の食材を使ったデザートは、しっかりと素材の味が生きた特別な味わいです。 注目したいのは、デザート用のシルバーレスト。秋シーズンは、拾いに行ったどんぐりを使って、1つ1つ手作りしているそう!
イベントなどで使われる3Fの「ワルツ」は、カフェとはまた違ったアンティークな雰囲気
訪れる人が思い思いにゆるゆると過ごせる「ディレッタント カフェ」。月に1度、生演奏が楽しめるライブも開催しているので、音楽好きの方はライブと合わせてお出かけしてみるのもいいですね。 特別な空間でおいしいお料理とともに、ぜひ素敵な時間を過ごしてみてください。
#dilettantecafe
ディレッタント カフェ
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安藤美紀
Writer
安藤美紀
湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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