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2019.10.04
スイーツやワークショップも充実!旗艦店としてリニューアルした、清澄白河「ブルーボトルコーヒー」
コーヒーの“サードウェーブ”の特長でもあるシングルオリジンのコーヒーを日本でも広めた、カリフォルニア発の「ブルーボトルコーヒー」。日本1号店である清澄白河のお店が、2019年10月4日にフラッグシップカフェとしてリニューアルオープンしました。 これまでのようにおいしいコーヒーがいただけるのはもちろん、店内が大きく広がったことでオリジナルのスイーツとともにくつろげたり、コーヒーにまつわるワークショップ体験ができたりと、さまざまな楽しみ方ができるようになりました。
清澄白河フラッグシップカフェとしてリニューアル
スペシャリティコーヒーなど、コーヒーの“サードウェーブ”の立役者でもあるカリフォルニア発の「ブルーボトルコーヒー」。2015年に日本1号店としてオープンした清澄白河のお店は、地域の活性化にも一役買っています。 この秋に開店当初はロースターだった店内奥をリニューアル。ソファやテーブルの置かれた広々としたカフェスペースや、コーヒーに関するさまざまな内容のワークショップが行われる「トレーニングラボ」を併設しました。
店舗限定デザートとコーヒーをカフェでじっくり味わえます
カウンター含め、椅子は8席から47席に
お店に一歩入ると、コーヒーの香りがやさしく漂います。もともと天井が高く、開放感のある建物ですが、新設された奥のカフェスペースは座席がゆったりと配置され、よりコンフォータブルな雰囲気に。
パティシエユニット「Tangentes」とともに開発した本格的なデザートメニュー
メニューには「コーヒーパフェ」や「プリン」「スコーン」など、清澄白河フラッグシップカフェのみでいただけるデザートが充実。すべて店内で手作りされています。
「季節のタルト フィグ」900円(税別)。途中でライムを絞ると味が変わる
旬の果物を取り入れる「季節のタルト」は、シーズンごとに切り替わります。秋は「フィグ」と「ルバーブ」の2種類が登場。「フィグ」は、断面をキャラメリゼしたイチジクがのったタルト。イチジクのソースとなめらかなカスタード、バターの香り漂う、パイのようなサクッとしたタルトの生地が高相性。 ペアリングにおすすめのシングルオリジンコーヒー、「パナマ・フィンカ サンタ テレサ バティスタ ゲイシャ」の、フルーティーな香りと酸味の味わいとのバランスも◎。
「ブルーボトルコーヒー」のコーヒーは、世界各国の旬のフレーバーを活かしたもの。コーヒーに詳しくなくても、デザートに合うコーヒーをスタッフに伺えばおすすめを教えてもらえます。季節のデザートと、季節のコーヒーというペアリングを訪れるたびに楽しめるのは専門店ならではです。
コーヒーのことがよくわかる、ワークショップも開催
ドリッパーやフィルターは開発したオリジナル。世界共通で使っているものだそう
こちらではコーヒーのワークショップも不定期に開催されます。 コーヒーが好きだけど、自宅で淹れるときはなんとなく自己流にで淹れている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな自己流のモヤモヤを解決すべく、ブルーボトルコーヒー流のハンドドリップ体験ができるコースに参加してみました。
ふだん疑問に思っていることをプロに直接聞けるのもワークショップならでは
ワークショップではブルーボトルコーヒーオリジナルのドリッパーを使って、経験豊かなバリスタから直接教わります。丁寧な説明で、豆のひき方からお湯の温度、ドリッパーへの注ぎ方など、改めてコーヒーを淹れるコツを教わります。 清澄白河フラッグシップカフェでは、コーヒーの抽出方法による味の特徴を感じる試飲体験やラテアート体験ができるワークショップも開催。コーヒーの魅力は知れば知るほどおもしろくなるところ。参加するとこれまでと違った楽しみ方ができるようになりますよ。
自家用の豆やオリジナルアイテムもそろいます
コーヒー豆は従来の200gでの販売も。BLUE BOTTLE COFFEE × MAKOO ショッピング バッグ S 4,800円
店内では自家用のコーヒー豆も販売。収穫から一年以内の旬のシングルオリジンや、シーズンごとのブレンドを少量から(豆は100gより10g単位)でも購入できます。 ショップにはドリッパーやタンブラーなど、コーヒーにかかわるものが並び、リニューアルオープンに合わせて開発したオリジナルのリサイクルレザーのバッグや、繰り返し使えるバンブー素材のカップなども登場。 コーヒー好きな方へのプレゼント探しにもぴったりです。
「トレーニングラボ」はまるでコーヒーの研究室のよう
カップ一杯のおいしさを引き出すため、生豆からコーヒーの個性を追求している「ブルーボトルコーヒー」。新しくなった清澄白河店で、コーヒーは単なるブームではなく、奥の深いカルチャーのひとつだと再発見につながりました。 コーヒーの初心者から上級者まで楽しめる「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」に足を運んでみませんか。
ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ
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朝光洋理 写真:小林利穂
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