ツバキと楽しむ、春の大島めぐり
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ツバキと楽しむ、春の大島めぐり

冬の終わり、常緑の木々にぽっと赤いともしびのように咲くツバキの花。木に春で「椿」と書くのだから、まさに春を告げる植物といえます。 ヤブツバキの自生する大島では、1月中旬から3月下旬まで椿まつりが開催され、多品種のツバキが咲く様子が見られます。島をめぐれば、火山のある島ならではの絶景があちこちに。 ぜひ、ひと足早い春を感じに、大島に出かけてみませんか?

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意外と近くて便利な大島

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高速船が到着するのは島の北部に位置する岡田港、西部の元町港のどちらか、その日の風や波などの状況によって変わる。

大島は、飛行機ならば調布飛行場から25分、東京・竹芝からは高速ジェット船で1時間45分、熱海港なら45分。あっという間の移動で着いてしまう東京都の島です。船は1日に数便出ているため、日帰りで訪れる人もいるとか。

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火山のある島ならではの起伏に富んだ地形やそれによってつくられてきた自然の風景が見事な大島。島のシンボルは、畏敬の意をこめて島民から「御神火」と呼ばれる三原山です。
御神火からの賜物であるツバキの存在は、春に大島を訪れるなら外せないキーワードになるでしょう。
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400 種以上の花が咲く、ツバキの庭へ

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現在、大島には世界に50箇所ある国際優秀つばき園のうち、3つがある。

大島に自生するヤブツバキは約300万本といわれています。 いち早くツバキが咲いている『椿花ガーデン』を訪れてみると、ガーデン村長の山下隆さんが園内の手入れ中でした。 「生き物相手ですから、毎日休みなしです」 2000本以上のツバキのほか季節の花が咲く椿花ガーデンは山下さんと数人のスタッフで管理。その丁寧さ、整備された園内の美しさは国外にも広く知られており、遠方から専門家たちも訪れます。 

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この時期、ガーデン村長の山下さんは、ガイドに、植物の手入れにと休む間もない。

ガーデンのツバキを眺めると花模様が一本ずつ異なるのに気づきます。なんとここには400品種以上もの品種があるのだそうです。
つややかな葉にもそれぞれに特徴があり、なかには金魚の尾ひれのような葉のかたちのものも。じっくりと自分好みのツバキを探してみるのもいいですね。晴れた日には富士山が見える、芝生広場でのんびりと過ごすのもおすすめです。  
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赤い花びらをジャムにして

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選別した花からめしべとおしべをとり、きれいな花びら部分のみ残す。

ツバキの花を手折り、ジャムに仕立ていているのは「バリアフリーペンションすばる」のオーナー、下田昭彦さんと八重子さんのご夫妻。島にはこんなにツバキがあるのに、これまで花びらのジャムをつくった人はいなかったのだとか。

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朝7時から日が暮れるまで、数人がかりで花を摘み、選別をして、それから花のきれいな部分だけを採取します。これだけで1日がかり。その日じゅうにはジャムにはできません。
「島の特産品にしたいので、実は、いろんな人にジャムづくりをやってほしいと思っているんですよ」と昭彦さん。
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許可をもらっている場所で採取し、その日中にジャムの手前の段階まで加工する。

島外では、ホテル椿山荘東京のみ販売をしているという「椿花びらジャム」は、数量限定の希少なお土産。手に入れるなら、直接、「バリアフリーペンションすばる」に問い合わせをしてみてください。宿泊したなら、朝食で焼きたてパンと一緒にいただけますよ。

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バリアフリーペンションすばる

バリアフリーペンションスバル

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生活文化をつなぐ、椿油

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クレンジング後の素肌にたっぷりとつけてマッサージし、お風呂の蒸気のなかにいると、お風呂上がりの肌がツヤツヤに。

大島の名産品といえば、椿油。島の西部に位置する元町にある創業91年の老舗「高田製油所」では、濃厚で栄養価の高い油がとれるといわれている「玉締め式圧搾法」で椿油を抽出しています。美容や食用など汎用性が高く、シンプルでスタイリッシュなパッケージは島民の日常使いだけでなく、お土産にも人気です。

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大正生まれの機械をメンテナンスして使用。伝統的な製法にこだわる。

1時間ほど圧を加えてやっとじんわりと染み出してくる油は、ひと晩おいてからゆっくりと漉されて純度100パーセントの天然椿油になります。
原料となるツバキの実は、島民が家の周りに落ちているものを乾燥させて製油所に持参し、その昔は油や現金に変えていました。実は、現在もその様子は変わりません。椿油をつくり続けることは”大島の生活文化を残す”ことだと、4代目の高田義土(よしと)さんはいいます。
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4代目の高田義土さん。Uターンして家業を継いだ決め手は、先祖から継がれてきた商品への信頼。「お客さんから感謝の電話がかかってくる商いってすごいじゃないですか」。

気候や人手不足の問題もあり、近年は島で採れる実の量も不安定に。けれども、近隣の島を含めた「島の実」だけで搾ることにこだわり、今後は椿油を中心に据えた生活提案もしていきたいという高田さん。数年以内に食周りなどで何か新しい動きがありそうな気配です。

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日の沈む前に、島内をめぐれば

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波治加麻神社の参道。ここは、古くは神話の舞台にもなっている場所。歩いた先に、本殿が。

サンセットのタイミングに日の沈む様子が見られる西海岸へ行くことに決め、明るいうちに島の北東にある泉津(せんづ)地区に向かうことにしました。

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SNSの“映え”スポットとしても有名な泉津の切り通し。周囲を覆う苔と力強い木の根の風景は、どこか異世界に入りこんだよう。

鬱蒼とした杉木立ちの参道が神秘的な「波治加麻(はじかま)神社」や、巨木が岩に張り付き、まるで異界への扉のような「泉津の切り通し」は、SNSでも人気の写真撮影スポットだけあり、力のあるビジュアルです。石垣の連なる風情ある集落をめぐると、時間が止まったかのような風景が残されていました。

1〜3月は全長100m近く続く椿の並木道「椿トンネル」が圧巻。歩いて散策してみてはいかがでしょうか。
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夕陽が沈んだあとは満天の星の下、天体観測を楽しんで。

日の入り時間が近づき、西海岸へ。島の北端にある野田浜遊泳場と元町港を結ぶサイクリングロード、「サンセットパームライン」の上からは、晴れていればどこからでも美しい夕景が見えます。北に富士山、西に伊豆半島、南は利島、新島、式根島、神津島などが見えるときもあり、眺望の良さでは抜群の立地にあります。この日は少し雲がありましたが、晴れ。夕暮れどきに足を止め、海の向こうをずっと眺めていると、雲間から現れた太陽がゆっくりと沈んでいきました。 洋上に沈む神々しい夕日を眺めながら願うのは、翌日の天気のこと。どうか晴れますように。

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宿泊は、話題のBookTeaBed IZUOSHIMAで

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2018年5月オープン。Wi-Fi完備。元町港そばの海に面した立地にあり、旅の拠点にするのに便利。

大島に泊まるには、温泉旅館やホテル、民宿、ゲストハウスなどの選択肢があります。 なかでも、銀座や麻布十番でも展開しているホステル「BookTeaBed 」の支店「BookTeaBed IZUOSHIMA」は『本』×『カフェ』×『泊まる』をコンセプトにした居心地のいい空間。

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シンプルな室内と清潔なリネンが嬉しい。シャワーとトイレがついている。

ひとり旅から家族、仲間との旅まで、人数によって5種類の部屋のタイプから選ぶことができます。
ホステル内にある本やマンガは読み放題。部屋に持っていくと夜更かしをしてしまいそうですが、それも旅の醍醐味。ぜひ、滞在中に読めるだけ読み切ってしまいましょう。
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焼きたてのパンを携えて、島内めぐり

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朝からずらりと焼きたてが並んでいるのが嬉しい。原料の小麦は北海道産、白神こだま酵母を使用。

快晴を迎えた朝、早くから動きたくなって朝7時から焼きたてのパンが買える岡田港そばの「しま←じま」へ。 古民家の玄関を開けると、ぷうんと香ばしいいいにおい。木箱に入ったふっくらとしたあんぱんがおいしそうなので、手にとってみると重い!あんぱんやツナパン、オニオンブレッドなど、惣菜パンのずっしりとした重みだというのに、良心的な価格にびっくり。

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好みのものを買って、外で食べると気持ちがいい。コーヒーや野菜ジュースなども販売している。

夜のうちにゆっくりと熟成させて朝一番に焼き上げたパンの味は滋味深く、丁寧にひとつひとつがつくられているのがわかります。
「地元の人たちがいつも買えるものを目指しています。観光の人に来ていただけるのはありがたいので、フェリーの着く土曜は朝6時から開けていますよ」店主の鈴木美保さんは、せっかく移住をして店を開いたのだから納得のいくいいものを提供していきたいといいます。

店名は、鈴木さんが江東区大島(おおじま)から大島(おおしま)に移住してきたことに由来しているとか。
なんと覚えやすいネーミング!
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しま←じま

シマ←ジマ

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火山活動の賜物、地球の胎動を感じて

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強風が吹きすさび、植物の種を吹き飛ばして成長させないため、砂漠となった。

火山島である大島には、日本で唯一の砂漠があります。 大島は島そのものが海底噴火から誕生した活火山のため、噴火のたびに噴出した細かい溶岩の粒や火山灰が降り積もり、黒い砂漠のエリアができました。三原山の東側にある「裏砂漠」は、緑生い茂る他の場所とはあまりにも異なる荒涼とした風景が広がっているため、まるで別の惑星に降り立ったかのような錯覚に陥ります。実際に裏砂漠を歩いてみると、そのスケールの大きさに自然に対する畏敬の念を感じずにはいられないでしょう。

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車で裏砂漠に行くなら「月と砂漠ライン」を通って。道が行き止まりになったところに駐車場があるので、そこから歩いて5分ちょっと。緑のトンネルを超えた先に、突然宇宙が広がります。

実は、火山灰はツバキの自生に大きく関係しています。火山灰の水はけのよい土壌は、ツバキの自生に好条件といわれており、海風に強い樹木は家の周囲に植えて防風林に、雑木林から伐採した木の枝は炭、秋にとれる種子は油にするなど古くから島民の暮らしに欠かせない植物となったのです。
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道路脇にいきなり現れる地層の断面。約1万5千年間の100回分の噴火の歴史が刻まれている。

「月と砂漠ライン」から大島一周道路に出て元町港に向かう道すがら、右手に大きな地層の切断面が連なる様子が見えてきました。 約1万5千年の間、100~200年毎に発生した噴火による降下火砕物が堆積した地層は、まるで巨大なバームクーヘン。道路建設工事のために山を削った際に発見された、いわば地球の記憶です。途方もなく長い歴史がこの中に詰まっているのかと思うと、眺めているだけでタイムスリップした気分になってしまうから不思議です。

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地層大切断面

チソウダイセツダンメン

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おいしいおみやげは、最終日に手に入れて

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島で育った牛の生乳と大島沿岸の深層水の天日塩でつくられるバターの色は真っ白。冬から春にかけては牛のストレスも少なく、より味わい深い牛乳がとれるのだとか。

帰りの船に乗船する前にしておきたいのは、冷蔵品や新鮮なお土産の購入。大島を訪れたなら、ぜひ、幻の「大島バター」を手に入れて。 島内に放牧されているホルスタインの牛乳と海水塩のみで製造した大島バターは、なんと1つにつき、6〜7リットル分の生乳を必要とするというのだから大変贅沢なバターです。つくればつくるほどに手間がかかるので、大島牛乳では1週間に一度のみ製造しています。 「スライスしたものを、クラッカーに乗せて食べるとうまいですよ」 というのは、大島牛乳の白井嘉則さん。そのまま食べても、まるでミルクのような味わいです。

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かつて「酪農の島」と呼ばれていた大島でしたが、価格競争や消費量の減少により衰退。白井さんは、そんな折、「大島から牛乳をなくしてはならない」と立ち上がったメンバーのひとりです。牛乳は、毎日学校給食で出されるもの。子供たちの健康のほか、牛乳せんべいなど島の大事な産業もなくなってしまうことを憂いました。

現在、大島バターは、厳選した素材の確かさや生乳と塩だけというシンプルさ、海のミネラルを感じさせる味わいから、東京・白金台の八芳園にあるBakery BLUE TREE「Nipponのクロワッサン」の素材に使われ、食通に知られる存在となりました。 生産量が少なく、ファンも多いことから出たら早めになくなってしまうので、スーパーや、大島牛乳に隣接する農産物直売所「ぶらっとハウス」などで見つけたら、それは希少品。ぜひお土産に買って帰りましょう。もちろん、大島牛乳でも購入できます。

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大島牛乳

オオシマギュウニュウ

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当日朝7:30に決まる出帆港(元町港または岡田港)にて販売。要予約。

最後に、元町港・岡田港船客待合所内にあるレストラン「イズシチ丸」であらかじめ予約しておいた島島弁当(べっこうずし)をピックアップ。 べっこうずしは大島の郷土料理で、寿司の上にのせる魚の切り身を、わさびの代わりにとうがらし醤油につけたものがべっこうのように艶やかな飴色に見えるため、そう呼ばれています。 島島弁当は、青とうがらしに漬けたメダイを梅ゴマ酢飯にのせ、アシタバの青菜がアクセントになって爽やか。 大島の自然塩とシソで煮た塩こんにゃくやレモン生姜と、三角屋根の赤い部分には大島のお楽しみおやつもついてきます。 ぜひ、帰り際に手に入れて島の味を船や自宅で楽しみましょう。

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イズシチ丸

イズシチマル

clock-icon船舶の入出港時間帯(当日の出帆港の店舗で営業)
pin-icon無休(船の欠航時は休業)
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1年に一度のお楽しみ、椿まつりがはじまります

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椿まつりでは、かわいらしいアンコさんがお出迎えしてくれる

歌手・都はるみが「アンコ椿は恋の花」と歌ったのは、昭和40年代。 大島への応援歌として当時は一世を風靡したこの曲のアンコとは、大島で「お姉さん」の意味です。2020年1月26日(日)から3月22日(日)にかけて開催される「第65回伊豆大島椿まつり」中の日曜・祝日には、大型船出帆時に色とりどりのテープを持って着物姿のアンコさんとツバキが笑顔でお見送りしてくれます。 「椿の女王コンテスト」も開催され、女性にはアンコ衣装の貸し出しもあります。ツバキの花びら染め体験で、自分で染め上げたハンカチやスカーフをお土産にできるなど、華やかなムードに包まれるこの時期、記事内でご紹介した『椿花ガーデン』も、椿まつりの会場のひとつになっています。

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ツバキの赤い花咲く季節、植物や風景を通して火山のある島のめぐみを感じる旅は、まさに春にふさわしい旅になりそうです。

第65回 椿まつりの詳細はこちらから→

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山頂から望む真っ赤な夕焼け。クジラやイルカたちが泳ぐ大海原。100年以上の歴史を持つ老舗酒造に、話題のアクティビティも。一度知れば、きっと驚く。 「東京に、こんなすごい場所があったんだ」と。このホームページでは東京の多摩と島の魅力を様々なテーマで紹介しています。

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