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2020.02.28
この春行きたい、カラフルでうららかな浜松・浜名湖周辺の彩りスポット8選
暖かな日差しが一年を通して降り注ぐ、浜名湖エリア。周辺の観光スポットでは、春になると色とりどりの花々の競演が楽しめます。そんな花々を愛でつつ、浜名湖ならではの体験を求め、鉄道やバスを使いながら、彩り豊かな浜名湖の春を満喫する旅にお出かけしてみませんか。
緩やかな丘に広がるレインボーカラー「可睡ゆりの園」

オレンジ、白、赤、黄色、ピンク……色とりどりの花模様(可睡ゆりの園・6月撮影)
3万坪に及ぶ広大な敷地に、およそ150種200万輪のゆりが咲く「可睡ゆりの園」。毎年5月下旬から7月上旬に開園します。(開園時期は公式HPをご確認ください)園内は花の香りに包まれ、早咲きから遅咲きへと順次開花していくので、期間中さまざまな品種のゆりの競演が楽しめます。

入園料は大人1100円、小・中学生400円。ゆりの直売所もある(可睡ゆりの園・6月撮影)
園内は日本庭園様式の湖畔を中心に、周遊散策路が整備され、清々しい気分で散策が楽しめます。甘味処などくつろぎのスペースも充実し、食事処では緑豊かな湖畔を眺めながら、めずらしい「ゆりの天ぷら」も味わえます。
可睡ゆりの園
カスイユリノソノ
カラフルなフルーツに囲まれる「はままつフルーツパーク」
ランチバイキング大人1500円。土・日曜、祝日の11時から数量限定開催(はままつフルーツパーク・7月撮影)
広大な果樹園が広がる「はままつフルーツパーク時之栖」では、いちご、サクランボ、モモ、ぶどう、ナシなど年間約15種類の旬のフルーツ狩りを楽しめます。レストラン「ペルレ」では、季節のフルーツやデザートが充実したランチバイキングが好評です(土・日曜、祝日のみ)。

フルーツ狩りは採った分だけ量り売り。ワインは試飲もできる(はままつフルーツパーク・7月撮影)
そのほか、本格窯焼きピザ、バーベキュー、ワイナリー、アクティビティなどさまざまな施設がそろいます。ショップではジャムやドリンクなど、フルーツを使ったオリジナル商品が充実しているので、お土産にぴったり。夏の水遊びやミニプール、冬のイルミネーションや噴水ショーなど、シーズンイベントも人気です。
はままつフルーツパーク時之栖
ハママツフルーツパークトキノスミカ
静岡県浜松市北区都田町4263-1
30万本の可憐なネモフィラを「浜名湖ガーデンパーク」で

3000㎡の広大な敷地に咲き誇るネモフィラ。見ごろは4月中旬~下旬(浜名湖ガーデンパーク・5月撮影)
浜名湖畔沿いにあり開放感いっぱいの「浜名湖ガーデンパーク」では、高さ50mの展望塔から浜名湖や季節の花景色を一望。毎年3月下旬から6月にかけて開催される「浜名湖花フェスタ」の会場の一つにもなっていて、花を眺めながらゆっくりクルージングできる遊覧船もオススメです。

入園は無料。プリザーブドフラワーやハーバリウムなどの体験教室も開催(浜名湖ガーデンパーク・4月撮影)
園内は街エリア・里エリア・西側エリアに分かれています。里エリアにある「花の美術館」は印象派の画家クロード・モネが、フランス・ジヴェルニーに造った庭を再現したもの。チューリップ、コスモス、バラのアーチ、春から夏にはスイレンの花が浮かぶ情緒豊かな池が見られます。
浜名湖ガーデンパーク
ハマナコガーデンパーク
湖畔に沈む夕日を「かんざんじロープウェイ」から

ロープウェイ往復大人840円、おトクなオルゴールミュージアムセット券は1480円(かんざんじロープウェイ・3月撮影)
「かんざんじロープウェイ」は日本で唯一、湖の上を渡るロープウェイ。美しい浜名湖を眼下に望みながら、大草山山頂まで4分間の空中散歩が楽しめます。山頂からは浜名湖や太平洋を見渡す大パノラマが広がり、「浜名湖オルゴールミュージアム」もあります。

カリヨンの美しい音色を聴きながら見渡す夕暮れ時の浜名湖(かんざんじロープウェイ・3月撮影)
DCアフターキャンペーン期間限定で、夕暮れ時に特別運行を行い、浜名湖に沈みゆく美しい夕日を眺めることができます。開催期間は4~6月の土日祝(5/3~6は除外)、要予約のため詳細は下記まで問い合わせを。
かんざんじロープウェイ
カンザンジロープウェイ
メルヘンな世界へようこそ「ぬくもりの森」

入場料(中学生以上)400円。ぬくもりガレリア入場料は別途300円(ぬくもりの森・4月撮影)
のどかな時間の流れる集落の先に突如として現れる「ぬくもりの森」。ゆるやかな曲線が目を引く建物、小さな水路など、懐かしさとあたたかさに包まれる不思議な空間に、レストランやカフェ、ジェラテリア、雑貨店、ギャラリーなどが点在しています。

絵本に出てくるような小さなおうちや草木に心が安らぐ(ぬくもりの森・4月撮影)
まるでおとぎの国に迷い込んだような空間は、どこを見渡しても心がおどる非日常の世界。ポーランド食器専門店「セゾンラズール」、トルコ雑貨店「ブルーコテージ」、ヨーロッパの古城を思わせる造りの「レストラン ドゥソール」、オリジナルアロマがそろう「アロマの精」など、時が経つのも忘れてメルヘンチックな世界にたっぷりとひたれます。
ぬくもりの森
ヌクモリノモリ
小堀遠州が手掛けた和の庭が見事な「龍潭寺」へ
四季折々の変化に富み、東海一の名園と称される小堀遠州作庭園(龍潭寺・4月撮影)
天平5(733)年、行基によって開創された「龍潭寺」。井伊家40代の祖霊を祀り、井伊直虎ゆかりの寺として注目を集めました。秀吉と家康に仕えた小堀遠州作の庭園は、「心」の字をかたどった池とそれを囲む石組み、四季折々に表情を変える風景が見事。

拝観料は大人500円、小・中学生200円(龍潭寺・6月撮影)
春は桜やサツキ、初夏にはアジサイ、秋は紅葉。国指定名勝となっている庭園とともに、江戸の風情を残す歴史ある建物を鑑賞。本堂、開山堂、御霊屋など6棟が県指定文化財となっていて、伝左甚五郎作の龍の彫刻や、歩くと音が鳴るうぐいす張りの廊下など、見どころ満載です。
龍潭寺
リョウタンジ
浜名湖の真ん中に、立つこともできるのです

料金は平日・土曜5000円、日曜・祝日は6000円(浜名湖・7月撮影)
船で浜名湖の真ん中に向かい、浅瀬に立つことができる体験プラン(要予約)。浜名湖は1日4000万トン以上の海水が流入する汽水湖なので、潮の干満差は126cmもあり、干潮時には大きな干潟が出現。360度見渡す限り湖が広がる、フォトジェニックな風景に気分爽快!

アマモという海藻の間に、カニや貝殻、タツノオトシゴなどが見られることも(浜名湖・7月撮影)
浜名湖をぐるりとクルーズしながら、イカダが浮かぶ湖の中央付近に到着。ど真ん中に立ったら、ハイポーズ! 空と湖の美しいコントラストが映える、とっておきの一枚が撮れるはず。体験所要時間は約150分(クルーズ含む)、サンダルやタオルのプレゼントがあるので手ぶらで参加OK。参加記念に「浜名湖真ん中証明書」がもらえます。
浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ
ハマナコノマンナカデアイヲサケブ
「龍雲寺」の世界一大きい般若心経で心を整える

縦4m×横16mもある「世界一大きい般若心経」は圧巻の迫力(龍雲寺・6月撮影)
約700年前に開かれた禅宗寺院「龍雲寺」には、ダウン症の書家・金澤翔子氏が30歳の時に書き上げた「世界一大きい般若心経」が展示されています。その大きさと書の勢いに圧倒され、力強さのなかにある優しさに、心を打たれます。
愛知万博の日本庭園も手掛けた北山安夫氏造園(龍雲寺・6月撮影)
白砂が美しい枯山水庭園「無量寿庭」、落差15mの滝と豪快な石組みが印象的な池泉回遊式庭園「清浄庭」、平成の小堀遠州とも称される北山安夫氏による2つの庭園も見事。そのほか、地獄の世界をわかりやすく示した十六図「地獄極楽図」も必見です。
龍雲寺
リョウウンジ
お得な【ふじのくに家康公きっぷ】あります♪
JR東海ツアーズでは、2020年4月~6月に開催される静岡デスティネーションキャンペーン アフターキャンペーン期間中、「ふじのくに家康公きっぷ(エリア別3種類)」がついたツアーを発売。フリー区間内のJR・私鉄・バス等が2日間乗り放題になるほか、きっぷを提示すると、エリア内の観光施設などで割引特典が受けられます。 今回ご紹介したのは、「ふじのくに家康公きっぷ」の「西部フリー区間」きっぷを利用した1泊2日の旅にぜひ訪れたいスポット。春らしい花の名所をめぐり、ここにしかない体験を満喫してくださいね。
「ふじのくに家康公きっぷ」詳細はこちら
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鈴木愛
JR東海ツアーズ

2020年4月1日~6月30日まで、静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーンを実施。詳しくはHPをごらんくださいね♪
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