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2020.08.05
完熟メロンがこぼれ落ちそう!週末限定「川村農園CAFE」で贅沢マスクメロンパフェを
世界文化遺産・三保松原のほど近く。静岡市清水区三保にある「川村農園CAFE」は、江戸時代から続く老舗農園が、週末限定で営業している直営カフェです。店内では、生のトマトを丸ごと使ったスムージーや生ジュース、自家製トマトソースのピザトーストが味わえると評判。夏季シーズンは、完熟メロンがこぼれ落ちそうな贅沢パフェも楽しめますよ。
12代続く農家直営のカフェ
落ち着いた雰囲気の一軒家カフェ
東名高速・清水ICから車を走らせること約20分。「川村農園CAFE」は、折戸湾と駿河湾に囲まれた三保半島の静かな住宅街に佇んでいます。すぐ近くには、広大な砂浜が広がる三保海岸や世界遺産・三保の松原があり、お天気が良い日には、カフェと合わせてゆっくり海岸をおさんぽしてみるのもおすすめです。 三保は、もともと「半農半漁」の地。江戸時代から、この地に住む人々は魚や貝をとりながら農業を営んできました。大正時代になり、温かい気候と豊富な日照量を活かして、より農業を活性化しようと、日本で初めてガラス温室による促成栽培を開始。その後三保は、日本有数のトマト産地となりました。
12代目の当主・川村研史さん
川村農園の始まりは、江戸・元禄時代から。現在、12代目の川村研史さんがその技術や伝統を受け継ぎ、農園をさらに拡大しています。1500坪の広大な敷地には、6基のガラス温室とビニールハウスがずらり!ここでは、季節ごとにトマトや枝豆、マスクメロンなどを栽培しています。
色違いのアンティーク調チェアは、川村農園CAFEオリジナル
ひんやり甘い♪完熟トマトの旨みが詰まったスムージー
「トマトスムージー」(594円)
暑い夏に嬉しいドリンクは、アミノレッドの完熟トマトを丸ごと絞った「トマトスムージー」です。アミノレッドとは、発酵させた有機肥料を使用して土作りからこだわった、独自ブランドのトマト。アミノ酸をたっぷり含んでいることから、この名前がつけられました。 トマトをしっかり完熟させることで、甘いフルーツのような味わいに。さらに、自家栽培のレモン果汁が、ほどよい酸味をプラス。のど越しがよく、食欲がないときでもひんやりおいしくいただけます。この1杯には、皮も種もすべて入っているから栄養満点!
「のむヨーグルト」(418円)
「ピザトースト」(374円)
また、高級スーパーや有名イタリアンでも取り扱われている手作りのトマトソースをたっぷり使った「ピザトースト」は、ボリュームもあって小腹が空いたときにぴったり。シンプルなメニューだからこそ、トマトソースのおいしさが際立ちます。
思わず歓声が上がる、贅沢メロンパフェ
「スペシャルマスクメロンパフェ」(1814円)は7月から9月上旬までの期間限定
川村農園では、トマトのほかに1株に1玉しか実をつけない最高級マスクメロンも栽培。夏になると、このメロンを贅沢に使ったパフェが登場します。1個のパフェに使うのは、なんと中玉サイズのメロン4分の3。こぼれ落ちそうな生メロンの下には、バニラアイスとカットメロンがごろごろ入っています。 ひと口食べると、甘いメロン果汁がジュワリ!みずみずしくてジューシーな幸せを、たっぷり味わってみて。
直売所で新鮮な農作物をお土産に
カフェスペースに併設されている直売所は、毎日13:00~18:00まで営業。トマトは様々な品種が順番に旬を迎えるため、毎年9月から6月頃まで店頭に並びます。枝豆は5月と6月頃までで、マスクメロンは7月と8月中頃まで販売。カフェの帰りには、そちらもチェックしてみてくださいね。
川村農園CAFE
カワムラノウエンカフェ
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安藤美紀
Writer
安藤美紀
湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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