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2021.01.13
毎週末通いたくなる、京都発祥の人気ブーランジェリー1号店!京都・西陣にある「ル・プチメック今出川店」
京都に4店舗あり、東京・大阪にも店舗を構える「ル・プチメック」。フレンチスタイルの本格パンを味わえると全国のパン好きから支持を集める人気のお店です。「ル・プチメック」の1号店は、その外観から通称「赤メック」と呼ばれ、地元の人はもちろん、全国のパン好きが足を運びます。
真っ赤な外観が目印の「赤メック」
それぞれの店舗の外観の色合いを元に愛称が付けられている
「ル・プチメック今出川店」があるのは、バス停「今出川大宮」から徒歩すぐ。大宮通の少し西側、今出川通り沿いに位置します。お店に近づけばおのずと漂ってくる香ばしいパンの香りが道しるべ。導かれるように進めば、まるでフランス映画にでてくるような真っ赤なお店に辿りつきます。こちらが京都発祥ブーランジェリー「ル・プチメック」の1号店です。
焼き上がったものから順番に並べられる
店内には、販売スペースのほか、イートインができるスペースもあります。ここでパンとエスプレッソを楽しむ常連さんも多いのだとか。 ほかの「ル・プチメック」の店舗では、購入したいパンをお店の人に伝えて取ってもらうスタイルの場合も多いですが、こちらの今出川店は自分で選んで取るスタイル。ずらりと並ぶパンを目の前に、どれにしようかとトングを片手に悩むのも楽しいひとときですね。
今出川店ではタルトの種類も充実している
1号店である今出川店がオープンしたのは、今からおよそ22年前のこと。フランス修業を終えた創始者の西山逸成さんの、「フランス料理をカジュアルに食べられるお店をつくりたい」との思いから誕生したのだとか。フレンチのおいしさをどうしたら日本で手軽に楽しんでもらえるかと考えた結果、お惣菜をパンやサンドイッチとして提供することに行きついたのだと言います。「高価なものではなくどこにでもある素材を使って、ここでしかない味を届けたい」とのこだわりから、手の込んだメニューも比較的リーズナブルな価格帯に。そのため、さまざまな種類のパンをまとめ買いして、味わいの違いを楽しむ人も多いのだとか。
ハード系を中心にずらりとならぶ本格フレンチスタイルのパン
店内でゆっくりと味わうのもおすすめ
店頭には常時50~60種ほどのパンが並びます。1号店ならではの特別感を大切にしたいとの思いから、ここでしか買えない商品もあるのだそう。季節限定商品もあるので、何度でも足を運びたくなりますね。
サクサクとした食感の「クロワッサン」194円
「ル・プチメック」自慢の「クロワッサン」は、軽い口あたりが特徴。これは薄い生地を重ねて層をつくっているため。一般的なクロワッサンと比べて色が濃いのも特徴のひとつで、非常に香ばしく焼き上がっています。
大粒の栗がごろごろと入った「ゆずと栗のパン」421円
どっしりとしたパンを食べたいという人には、「ゆずと栗のパン」がおすすめ。ゆずピールと渋皮栗が混ぜ込まれていて、ゆずの爽やかな香りと渋皮栗のほろ苦さとともに、小麦の甘みをたっぷりと感じられます。栗がごろっと入っているのでお腹も満たされる大満足のひと品です。
リピーターも多い「ラムレーズン入りミルクフランス」248円
最後に、今や「ル・プチメック」の代名詞とも言えるのが「ラムレーズン入りミルクフランス」。濃厚な自家製ミルククリームの中に、大人味のラムレーズンが絶妙なバランスでプラスされた、コーヒーにもお酒にも合う絶品です。レーズンは苦手だけどこちらのパンだけは食べられる、という常連さんもいるのだとか。 お店のオープンは金・土・日の週末と祝日のみですが、だからこそ足を運びたくなる特別感があります。ぜひ人気ブーランジェリー発祥の地で「ここならではの味」を楽しんでみてください。
ル・プチメック今出川店
ル・プチメックイマデガワテン
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田中 麗 写真:小川 康貴
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