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2024.01.16
京都で行きたいうどんの名店9選~体が温まるほっこりうどんから、おだしがきいた伝統の味まで~
寒い日に恋しくなる温かい食べ物のひとつ、うどん。今回は京都市内から、うどんの美味しいお店を9つピックアップ。おだしが主役の伝統的な京都の味から、国内外のさまざまなルーツを持つうどんが京都という土地になじんだ評判の味、地元の人が足繁く通う人気店まで、奥が深いグルメなまちならではの美味をぜひ楽しんでくださいね。
スパイス香るカレーうどんを町家で♪「京都四条くをん」
極太の長いうどんに目を見張る「たわらや」
京うどんを堪能できる創業70年の老舗「岡北」
地元の人にも愛され続ける錦市場の「冨美家」
丁寧な仕事でつくる極上の味わい「饂飩店よこやま」
スパイス香るカレーうどんを町家で♪「京都四条くをん」
かつて呉服屋だった町家を改装。窓の格子は当時のものを再利用
四条烏丸から5分ほどの「京都四条くをん」は、和風かしわキーマうどんと京風甘味のお店。町家の面影が色濃く残る京都らしい風情たっぷりの空間で、かしわ(鶏肉)のキーマカレーでいただくカレーうどんやつけうどん、串天などを楽しめます。 看板メニューは、20種類以上を独自にブレンドして石臼で挽いたスパイスが味わい深い「名物かしわキーマうどん」。国産小麦と焙煎胚芽を使い、スパイスに負けない香ばしさを引き出したコシの強い細麺は、カレーにからめるほか、麵をそのまま、追いつゆをかけて、西京味噌漬けの卵黄つきの麦ご飯と一緒に…と味の変化も楽しめます。
「串天五種盛りかしわキーマうどん」。串天は単品でも注文できる
「京都四条くをん」の記事はこちら
京都四条くをん
キョウトシジョウクヲン
極太の長いうどんに目を見張る「たわらや」
北野天満宮の門前で江戸時代に創業し、15代にわたって続く老舗「たわらや」。建物は築400年近い町家で、京都ならではの風情たっぷりです。 看板メニューは「名物たわらやうどん」(写真)。「太く長く生きていけるように」という願いを込めて生まれたといわれ、通称“一本うどん”。具は入らず、かつおのきいただしのつゆと麵のみ。1時間ほどかけてゆでる、やわらかくもちもちした食感を堪能できます。
たわらや
タワラヤ
京うどんを堪能できる創業70年の老舗「岡北」
平安神宮や京都市動物園の近くにあるうどんとそばのお店「岡北(おかきた)」。江戸時代から受け継ぐ版木で刷った唐紙などをあしらった美しい空間でゆったり過ごせます。 「だしで食す」ともいわれる京うどんの伝統を守り、だしは創業時から長い時間をかけて作り上げ、守り続ける唯一無二の味。麵はだしを生かすつややかでコシのある自家製の細麺です。地元の生麩や生湯葉、油揚げ、京野菜など京都らしい食材との競演も楽しめます。
岡北
オカキタ
地元の人にも愛され続ける錦市場の「冨美家」
京都市民の台所であり、観光スポットでもある「錦市場」にある「冨美家(ふみや)」。戦後すぐに甘味処として創業し、いまではうどんで知られるお店です。 お店の名前をつけた「冨美家鍋」(写真)は、創業まもなく生まれた鍋焼きうどん。毎朝職人が手づくりする具材や、おだしがよくしみる厚めの衣のえび天、原木栽培の椎茸の煮付けなど。最高の材料に惜しまず手間をかけ、愛され続ける看板メニューとなっています。
冨美家
フミヤ
丁寧な仕事でつくる極上の味わい「饂飩店よこやま」
香川県で修業したご主人が2019年にオープンした「饂飩店よこやま」。閑静な住宅街でご夫婦ふたりが営む小さなお店ですが、開店前から行列ができるほどの人気ぶりです。 麵は香川県の製粉会社の小麦粉とこだわりの塩を使ってお店で手打ち。生地をひと晩寝かせて手切りし、つるつるもちもちに仕上げています。つゆは最高級の素材でとっただしと無添加の調味料を合わせ、天ぷらも揚げたて。一つひとつ積み重ねたおいしさが評判です。
饂飩店よこやま
ウドンテンヨコヤマ
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高柳涼子
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